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Mt.SUMIの薪ストーブ「マイクロ」

【ソロ用薪ストーブの決定版】Mt.SUMIの「マイクロ」がちょうどいい!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

hinataの編集部員が、お気に入りアイテムについて熱く語る連載「編集部のお気に入り」。8匹の甲斐犬と房総半島で暮らす舟橋が今回紹介するのは、Mt.SUMIの薪ストーブ「マイクロ」!基本はワンコ+ソロな私にぴったりな、コンパクトサイズに欲しい機能が全部入った逸品を紹介します!

「一台三役」に惹かれて薪ストーブデビュー!

キャンプを始めたばかりのころ、個人的にあこがれだったのが「薪ストーブ」。でも、「焚き火台に比べたら大きいし、ソロキャンプには過ぎた道具かも…」と、なかなか手が出せませんでした。そんな私がついに手に取ったのが、Mt.SUMI(マウントスミ)の薪ストーブ「マイクロ」
Mt.SUMIの薪ストーブマイクロ
2023年、我が家に届いたばかりのマイクロ。うれしくて箱から出した後に撮影した写真が残っていました(笑)
そもそも、アウトドアは好きだったものの、ワンコとの低山トレッキングくらいしかしていなかった筆者は、キャンプや車中泊をまともに始めたのが2023年。当時はギアもそんなにそろっておらず、焚き火台さえ決めかねている状態でした。 そんな2023年夏、焚き火台を探していたときに見つけたのが「マイクロ予約販売開始」の告知でした。薪ストーブなのに焚き火台にもグリルにもなる「一台三役」。しかも、ものすごくコンパクト!まさに、私が求めるものがすべてそろってる!と、生まれて初めてギアを予約購入しました(つまり初代を持ってます、えへへ)。

大きなガラス窓越しに揺らぐ炎は癒やし効果抜群

Mt.SUMIの薪ストーブマイクロ
実際に火を入れてみて、一番感動したのはガラス窓から見える炎の美しさです。 ここはマウントスミのこだわりらしく、コンパクトさがウリの「マイクロ」であってもガラス窓はしっかり大きく取ってある!焚き火チェアに座ってボーッと炎を眺めているだけで最高のチルタイムを味わえます。 写真にも写っているのですが、薪と一緒にアルミ箔に包んだリンゴを入れるくらいの余裕はあるので、焼きリンゴや焼き芋を楽しむもよし。炎とスイーツの無限癒やしループに浸れます。
焼きリンゴ
いい焼き上がり。シナモンを振ってウイスキーをたらしたコーヒーとともにいただきます!

グリルバージョンで「ちびちび」楽しむキャンプ飯も最高!

薪ストーブのまま、天面でお湯を沸かしたりスープを煮込んだりもできますが、付属の焼き網に変えればグリルとして活躍!好きな具材を少しずつ焼いてゆっくり味わう時間は、まさにキャンプの醍醐味です。 ちなみに焼き網のサイズ感は下の写真のような感じで、串焼き4本くらい(焼き鳥などの細い串なら5~6本)が一度に焼けるサイズ。デュオキャンプでのんびり会話を楽しみながらの食事にもおすすめです。
Mt.SUMIの薪ストーブマイクロで魚や肉を焼いているところ
ちなみに網を取れば焚き火台になるわけですが、私はほぼ薪ストーブとしてガラス窓から炎を眺めています。構造上、どうしても「上から出る炎を楽しむ」だけになってしまうので、それなら窓ガラス越しに揺らめく炎を眺めるのがエモい! とはいえ、一台三役だから荷物も減るし、そのときの気分や状況に合わせた使い方ができるのはやっぱり優秀です!

名前にふさわしい「小ささ」がやっぱり決め手!

Mt.SUMIの薪ストーブマイクロ
煙突、焼き網、バッフルプレート、トングなどが付属していますが、すべて本体に収納可能
もうひとつ、女性ソロキャンパーとして外せない魅力が「コンパクトさ」。 薪ストーブなのに収納時は 幅29×奥行き22.5×高さ21.5cmって、すごくないですか?また、煙突や焼き網、バッフルプレートなどは本体にすっぽり収納可能。総重量も7.8kgと、うちの犬より軽い(笑)から、専用ケースに入れれば手で提げて持ち運べます。 あと、二次燃焼タイプなので灰があまり残らないのも地味にうれしいポイントです。ジョイント式で長さを変えられる煙突が付属していますが、最大限まで長くするとかなりしっかり燃えきってくれますよ。

あえて気になる点を挙げるなら安定感、だったけど…

Mt.SUMIの薪ストーブマイクロの脚を広げたところ
ちなみに、一点だけ不満というほどでもない不満があります。それは、安定感がイマイチなこと。底部に折りたたまれている脚を広げて地面から離すのですが、これがちょっとグラグラしやすいのです。 しっかり広げきれば自重で安定しますが、地面がデコボコだったりうっかり身体が当たったりしたときなどにヒヤッとするのは「小さい」ゆえの弊害。 …ですが、なんと2024年Ver.のマイナーチェンジで足を固定しやすく改良したらしいです。ついに文句のつけようがなくなっちまったな(つける必要もないですけど)。

私にとっての“ちょうどいい”が、ここにありました

Mt.SUMIの薪ストーブマイクロと犬
愛犬とのキャンプは犬用の荷物も増えるので人間はできるだけ身軽にしたいのですが、そんな視点からも私にぴったりです ※写真の愛犬は炎に近づきすぎないよう係留しています
薪ストーブって、もっとハードルが高いものだと思っていましたが、マウントスミのマイクロを使ってみてその魅力をとても手軽に実感できました。 暖かさ、癒やし、料理の楽しみ、そして使いやすさ。ソロキャンパーにとって、どれをとっても「ちょうどいい」薪ストーブだと自信を持っておすすめできます。価格も税込み25,000円以下(2025年4月現在)とお手ごろ。収納場所も取らないので、「狭くてギアの置き場がない…」という人もこれならお迎えできますよ。

編集部のお気に入り

hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。



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