制作者
Rin
趣味の登山を入り口にキャンプを始め、5年ほど経ちました。釣りやサーフィンも好きなのでビーチ沿いのキャンプ場を中心に訪れています。子どもから大人まで満足できる、おいしいキャンプ飯を作るべく日々奮闘中!「Snow Peak」の洗練されたデザインと使い勝手の良さが好きで、少しずつギアを集めています。
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スチールペグの特徴
テントやタープを設営するのに欠かせないペグは、スチールやアルミなどさまざまな素材でつくられています。なかでも強度が高いスチールペグは、硬い地面に打ち込むのにぴったりです。
スチールペグの一種に鍛造ペグと呼ばれるより強度を高めたモデルもあります。高温な金属をハンマー叩いて圧力をかけることでより強度が高くなり、硬い地面にも打ち込めるのが特徴です。
スチールペグのメリット
スチールペグには「強度が高い」「硬い地面に打ち込める」「コスパが良い」などのメリットがあります。ここでは、スチールペグのメリットを解説します。
スチールペグのメリット
強度が高い
硬い地面に打ち込める
コスパが良い
強度が高い
スチールペグの最大のメリットは、強度が高い点です。やわらかいアルミペグやプラスチックペグは、比較的折れたり曲がったりしやすいといわれています。しかしスチールペグは強度が高く、ハンマーで強く打ち込んでも折れたり曲がったりしにくいのが特徴です。
そのため、スチールペグは強度を重視する人やペグの扱いに慣れていないアウトドア初心者に適しているといえます。
硬い地面に打ち込める
強度が高いスチールペグは、硬い地面に打ち込めるというメリットがあります。特に大きなテントやタープを設営する際は、風にあおられるのを防ぐためペグを深く打ち込まなければいけません。スチールペグなら、小石まじりの地面でもしっかりと地面に打ち込めます。
また、重さがあるので重心がぶれにくく打ち込みやすさも抜群。スムーズに扱える点もスチールペグのメリットのひとつです。
コスパが良い
ほかのペグと比ベてリーズナブルな価格で手に入る点も、スチールペグのメリットのひとつです。これは原料のスチールの単価が安いこと、加工がしやすいことが理由とされています。
また、スチールペグは耐久性に優れていて長く使えるという、コストパフォーマンスの良さも魅力。ペグが折れたり曲がったりしても、気軽に買い替えられるのもうれしいポイントです。
スチールペグのデメリット
スチールペグには「重い」「さびに弱い」などのデメリットもあることを覚えておきましょう。ここでは、スチールペグのデメリットを解説します。
スチールペグのデメリット
重い
さびに弱い
重い
出典:PIXTA
スチールペグは、アルミペグやプラスチックペグに比べると重いというデメリットがあります。大きなテントやタープであればあるほど、必要なペグの数も多くなるので持ち運びやすさを重視する人には向いていません。
重さが気になる場合は、メインポール部分にはスチールペグ、サイドポール部分にはアルミペグを使うなど対策をおこなうと良いでしょう。
さびに弱い
出典:PIXTA
スチールは鉄の合金のため、長期間使用するとさびてしまうこともあります。さびてしまうと、本来の耐久性や強度がなくなってしまうため注意が必要です。
さび予防のためには、直射日光にさらし続けないことや衝撃を与えないこと、水濡れを避けることなどが有効。また、スチールペグのなかにはさび防止の加工が施されているものもあるので、チェックしてみましょう。
スチールペグの選び方
ここでは、スチールペグを選ぶ際のポイントを紹介します。これからスチールペグの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
形状・種類
スチールペグにはピンペグやネイルペグなどの形状があり、使用シーンや場所に応じて使いわけることがおすすめです。
ピンペグは、ヘッド部分がフック型やリング型になっているペグのことを指します。細長い形状で地面に打ち込みやすく、地面が石や砂でなければどこでも使用可能です。
ネイルペグは、ヘッドと先端が一直線状になった頑丈なペグのことを指します。ハンマーの衝撃がダイレクトに伝わるため硬い地面とも相性抜群です。
また、スチールペグのなかにはより耐久性を高めた鍛造ペグという種類もあります。硬い地面に打ち込みたい場合や大型のテントを設営する場合に適しているので要チェックです。
長さ
ペグの長さは15〜40cm程度とさまざま。どの長さでも良いというわけではなく、使用するテントやタープの大きさに応じた長さを選ぶことが重要です。
一般的に小〜中型テントなら20〜30cmのペグを、大型テントなら30〜50cmのペグを使用することが良いといわれています。特にやわらかい地面に打ち込みたい場合や風が強い場合は、40cm程度の長いペグを使うと良いでしょう。
セットの本数
設営するテントやタープによって、必要なペグの本数は異なります。一般的にソロ用の小さいテントやタープで8本〜、大きめのドームテントで16本程度が必要です。
ペグはバラのほか、セットで販売されていることもあるので、手持ちのテントやタープに必要な本数を準備しておきましょう。20〜30本入りなど本数が多いものであれば、ペグが折れたり曲がったりしたときの予備としても役立ってくれます。
便利な機能
使いやすさを重視するなら、便利な機能が付いたペグをチェックしましょう。たとえば、穴が空いているモデルやフック付きのモデルならハンマーで引き抜きやすく素早く撤収できます。フック付きのモデルは、撤収が簡単なうえペグが回転しにくく安定感バッチリです。
また、反射材入りロープが付いたものであれば視認性が高く、夜間にペグに気がつかずつまづいてしまうこともありません。
おすすめのスチールペグ12選
おすすめのスチールペグを12選紹介します。形状や長さの違うモデルを紹介するので、キャンプスタイルに合ったものを選んでみてください。
出典:Amazon
強度の高いスチール製の鍛造ペグです。断面が楕円形なので、地面に打ち込んだときにくるくる回ってしまうこともありません。表面にカチオン電着塗装が施されていて、さびにくいこともうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ:長さ28cm
- 重さ(約):192g
- 本数:8本
- 素材:S55Cスチール
出典:Amazon
硬い地面にも対応するスチール製の鍛造ペグです。頑丈なので、大型のテントやタープもしっかり固定できます。ヘッドが円柱型なので、力が伝わりやすく確実に打ち込める点も魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:[本体]直径0.8×長さ30cm [ヘッド部]直径1.5cm
- 重さ:180g
- 本数:6本
- 素材:スチール(S55C、黒電着塗装)
出典:Amazon
さびに強い黒電着塗装処理が施されたスチールペグです。ハンマーのフックが引っかけられるように穴が空いていて、引き抜きやすい設計になっています。反射材入りのガイロープ付きで、夜間の視認性も抜群です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):[本体]直径1×長さ20cm [ヘッド部]直径1.5cm
- 重さ(約):123g
- 本数:16本
- 素材:スチール
出典:Amazon
場所を選ばず使用できるスチール製の鍛造ペグです。フックが付いているので、ガイロープがずり落ちてくることもありません。2本の溝が地面にしっかりくい込み、抜けにくい仕様なことも魅力のひとつです。
【基本情報】
- 使用サイズ:[本体]直径0.8×長さ30cm [ヘッド部]直径2cm
- 重さ(約):192g
- 本数:8本、16本、32本
- 素材:スチール
出典:Amazon
汎用性の高いベーシックなスチールペグです。ずっしりと重みがあるので、テントやタープをしっかり固定できます。スリムな形状なので、複数本まとめて持ち運びやすいこともうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):[本体]直径0.7×長さ20cm [ヘッド部]幅2.2×厚み0.9cm
- 重さ(約):90g
- 本数:1本
- 素材:スチール
出典:Amazon
大型のテントやタープを張る場合や風が強い日に使用する場合はこちらがおすすめです。約30cmと長めのサイズで、しっかりと地面に打ち込めます。穴が空いているので、簡単に引き抜ける点も魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):[本体]直径0.9×長さ30cm [ヘッド部]幅2.8×厚み1.2cm
- 重さ(約):190g
- 本数:1本
- 素材:スチール
出典:Amazon
持ち運びやすさを重視する人におすすめしたいのがこちらのピンペグです。軽量なうえ、スリムな形状なのでかさばりにくい仕様になっています。リーズナブルな価格で購入できるので、アウトドア初心者にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径0.7×長さ26.5cm
- 重さ(約):80g
- 本数:1本
- 素材:鉄(亜鉛めっき)
出典:Amazon
強度が高い頑丈なスチールペグです。カチオン電着塗装が施されているので、さびにくく耐食性・耐湿性に優れています。約45cmと長めのサイズで、地面にしっかりくい込むことも魅力のひとつです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径0.8×長さ45cm
- 重さ(約):205g
- 本数:1本
- 素材:鉄(カチオン電着塗装)
出典:Amazon
芝生や土、砂利などさまざまなシーンで活躍する汎用性の高いスチールペグです。ガイロープが外れにくいループヘッドを採用していることもうれしいポイント。6本セットで、小型のテントやタープを張る際に便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):長さ20cm
- 重さ(約):55g
- 本数:6本
- 素材:スチール
出典:Amazon
硬い地面にも対応するスチール製のペグ。直径約0.7cmと太めのサイズを採用しているので、地面をしっかり捉えられます。本体にさりげなくあしらわれたロゴがデザインのアクセントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径0.7×長さ30cm
- 重さ(約):50g
- 本数:4本
- 素材:スチール
出典:Amazon
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Amazon で見る衝撃や摩耗に強いカーボンスチール製のペグです。打ち込み部分が広めに設計されているので、ハンマーで楽に打ち込めます。夜間の視認性を高める蓄光ゴムが付いていることもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ:[本体]直径0.8〜0.9×長さ40cm [ヘッド部]直径1.5cm
- 重さ(約):285g
- 本数:6本
- 素材:機械構造用炭素鋼S45C
スチールペグは100均で購入できる?
出典:PIXTA
スチールペグは、セリアやキャンドゥなどの100均でも購入できます。アウトドアに欠かせないペグがリーズナブルな価格で購入できるのはうれしいですよね。
形状や長さ、カラーもさまざまなので好みのモデルが見つかるはず!気軽にスチールペグを使ってみたいという人はぜひチェックしてみてください。
100均「ダイソー」のペグを全5種類打ち比べ!用途や実力を徹底解説
キャンプでテントやタープを張るときに欠かせないのが、固定するための「ペグ」です。実はダイソーなどの100円ショップ(100均)で安く購入できます。ダイソーで取り扱っている全5種類のペグを実際に全て打ち比べ、徹底的に比較してみました。
高強度なスチール製のペグで設営に挑戦
本記事では耐久性に優れたスチールペグを紹介しました。スチールペグは強度が高く硬い地面に打ち込めるうえ、コストパフォーマンスも抜群です。ぜひスチール製のペグで、テントやタープの設営に挑戦してみてください。
人気ペグ徹底比較!キャンプ・テントにおすすめのアイテム27選
人気のペグ27製品の実力を「打ち込みやすさ」「耐久性」「洗いやすさ」「機能性」の観点でhinata編集部が徹底比較し、検証結果をもとにおすすめのペグをランキングでご紹介。種類の選び方から使い方、お手入れ方法も詳しく解説します。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||||||
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商品名 | 村の鍛冶屋 鍛造ペグ エリッゼステーク | Snow Peak(スノーピーク) ソリッドステーク30 6本セット | SOOMLOOM(スームルーム) ペグ スチール 20cm | IWANO(イワノ) 鍛造ペグ | Coleman(コールマン) スチールソリッドペグ 20cm | コールマン スチールソリッドペグ 30cm | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 丸スチールペグ26.5cm | キャプテンスタッグ パワースチールペグ45cm | LOGOS(ロゴス) スチールペグ20cm(6pcs) | ロゴス アイアンスチールペグ30cm(4pcs) | Campingmoon(キャンピングムーン) ペグ S45C製 6本組 T-40 | Montagna(モンターナ) メタルソリッドペグ6P |
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