ゴアテックス素材が光る！最強の釣り用レインウェアおすすめブランド20選

天候や気温の変化が起こりやすい、釣りのフィールド。晴天時でも川の中に入ったり波しぶきを浴びたりと、釣り中に全身が濡れることはよく起こり得ます。そんな場面でもレインウェアがあれば、身体を濡らさず快適に釣りが楽しめるでしょう。

雨や水しぶきで衣服が濡れると、体温が下がり体調を崩す原因にもつながりかねません。レインウェアの最も重要な役割は、そうした身体の保護といった観点が大きいでしょう。 また川辺の釣りでは、雨量に応じて増水したり流れが速くなったりという危険な事態も予測されます。適切なレインウェアを身に着けていれば、急いで避難しなければいけないときも動きが妨げられず、視界や周囲からの視認性も確保され安心です。 釣り用のレインウェアは雨天時の快適さだけでなく、自分を守るための大切な役割りを担っていることを認識し、必ず常備するようにしましょう。

安全で快適に釣りをするためのレインウェアの選び方を紹介します。ポイントを確認しながら、自分に合った最強のレインウェアを見つけましょう。

釣り用のレインウェアは、大きく分けて「レインスーツ」と「レインコート」の2種類です。「レインスーツ」には、上下がセパレートタイプになっているものや、つなぎのようなビブパンツタイプがあり、頭からすっぽりとかぶるポンチョタイプは「レインコート」に分類されます。それぞれのメリットやデメリット、おすすめのシーンは以下のとおりです。

レインスーツは機能性や安全性に優れた製品が多く、あらゆるフィールドに対応できる最強のレインウェアと考えられます。雨の日以外でも濡れや汚れ防止、防寒対策として単体で使えるのもポイントです。しかし、シチュエーションによってはレインコートの携行性や手軽さも大きな魅力。状況やシーンによって使い分けると良いでしょう。

快適に釣りを楽しむために、レインウェアの素材選びは大切なポイントです。選ぶ際にチェックしたいのは、素材の耐水圧と透湿性。耐水圧とは、どれくらいの水圧に耐えられるかの防水性を「mm」で数値化したものを指します。また透湿性は、生地1平方メートルあたり24時間で何gの水分を外に透過したかを「g/平方メートル/24h」で示したもの。どちらも数値が高いほど、性能が良いことになります。 さまざまな素材の中でも特に性能が良いと言われているのは、高い防水透湿性を誇るGORE-TEX(ゴアテックス)です。防風性や耐水性、耐久性も兼ねそなえているため、アウトドア製品にも多く採用されています。機能性の高さゆえ価格は高めですが、信頼性のある品質は価値に相応する魅力でしょう。 ほかには、釣り具メーカーやアウトドアメーカーが独自に開発した防水透湿素材もおすすめ。機能と価格のバランスが考慮された製品が多いことが特徴です。ほかにもPU素材(ポリウレタン)やPVC素材(ポリ塩化ビニル)などを採用した、比較的リーズナブルなレインウェアも展開されています。ただし防水性や撥水性といった部分では重宝しますが、透湿性に劣るため蒸れやすく、長時間の着用や高気温時の使用には向いていません。

釣りのアクティブな動作に対応するため、レインウェアのフィット感や可動域の広さも確認しましょう。伸縮性の高いストレッチ素材や立体裁断を用いたモデルは、動きやすさが魅力です。さらに縫い目を少なくしたパターンは、快適性とともに縫い目からの浸水を防ぎます。肩や腕、腰まわり、膝など、よく動かす部分は念入りにチェックをしておくと安心です。

防水性や操作性、安全性を高めるために、レインウェアにはさまざまな工夫が施されています。快適な釣りをするための機能的なポイントを確認し、自分に必要な機能が装備されたレインウェアを選びましょう。

また釣り用のレインウェアはポケット付きのものが多くありますが、付いている場所や仕様によっては雨水が入り込んで収納したものが浸水してしまう場合もあります。 ・片手で開閉、出し入れがしやすいか ・容量は十分あるか ・使いやすい配置にあるか ・ベンチレーション機能が付いているか これらのポイントにも着目すると良いでしょう。

釣り具メーカーのレインウェアは釣りに特化した設計や機能性をそなえており、雨天時でもストレスなく釣りが楽しめます。初心者から上級者まで使う人を選ばず、海や川など釣りの場所やスタイルにも幅広く対応しているものが多いのも特徴。雨天時の釣行も安心して使えるのは、釣り具メーカーならでは魅力です。

釣り初心者から上級者まで対応した、幅広い価格帯と豊富な品ぞろえが特徴のSHIMANO。SHIMANO独自の厳しい防水透湿基準「ドライシールド+」を設け、価格面においても機能面においてもゴアテックスとの差異化を図っています。そうした、より良い製品をつくることへのひたむきな姿勢が、多くのプロアングラーから高い評価を得ている所以でしょう。

釣り具メーカーとして不動の人気を誇るダイワのレインウェアは、高い機能性とデザイン性に特徴があります。主な素材はゴアテックスと、ダイワオリジナルの防水透湿性素材「レインマックス」です。フィット感は、レギュラーフィットとスリムフィットの2種類。デザインにもこだわり、釣りだけでなくキャンプやタウンユースなど幅広く活用できる点が人気の理由です。

アウトドアブランドのレインウェアは、キャンプや登山、タウンユースなど、釣り以外でも着まわしやすい点が魅力です。アウトドアブランドならではの機能性や耐久性、ストレッチ性などは、釣りにおいても利点。デザインも豊富なので、性能と合わせてチェックしましょう。

モンベルは、天候に左右されず快適にアクティビティを楽しめるウェアを「オールウェザー（全天候型）クロージング」として提供しており、レインウェアの開発にも力を入れています。防水透湿性に優れたゴアテックスを含む4種類の素材や、縫製カ所を少なくした独自のパターンなど、快適性の高さを追求。また、軽量で機能的なフィッシングウェアも展開しており、釣りに最適なコーディネートが可能です。

コロンビアは、防水透湿機能の「オムニテック」「アウトドライ エクストリーム」、雨や汚れを弾く「オムニシールド」などの独自技術をレインウェアに採用。さらに、ブランドのルーツであるフィッシングに特化した「PFG」のラインナップでは、釣りに最適な機能を搭載したアイテムが豊富にそろいます。コロンビアらしさが表現されているデザインにも注目です。

ヘリーハンセンは、マリンスポーツ系のアパレルを中心に取り扱うアウトドアブランドです。防水衣料の開発・製造メーカーとして広く知られており、レインウェアにはゴアテックスのほか独自の防水透湿素材「ヘリーテック」を採用しています。シンプルでスタイリッシュなデザインと、安全性に配慮した機能を兼ねそなえたアイテムが特徴です。

釣り用のレインウェアは、機能性が高くなるにつれて価格も高く設定されているものが多い傾向です。そこでレインウェアに適した機能を持ちながらも、価格を抑えたコスパの良いアイテムを紹介します。実用性とコスパ重視の人におすすめです。

ワークマンのレインウェアの魅力といえば、高機能ながら低価格を実現させたコスパの良さです。作業服のノウハウをいかしたつくりは、釣りにおいても動きやすく快適。使い勝手の良いポケットや防水・撥水性などの機能も優れています。さらにデザイン性も高く、低価格でおしゃれなコーデが楽しめると幅広い人に人気を集めています。

素材に本格的なアウトドアウェア仕様の3層構造を用いた、蒸れにくく快適性の高いレインスーツです。ストレッチの効いた生地と背面を長めにしたサイクルカットで、釣りのさまざまな動きに幅広く対応します。 ワークマン

耐水圧と透湿性に優れた機能性の高いレインウェア。フードが収納可能なので、コーデに合わせてすっきりとした着こなしも楽しめます。持ち運びに便利な収納袋が付いており、雨にそなえて携帯するときにも有用です。 ワークマン

伸縮性の高い素材とアクティブカットを搭載した動きやすさが魅力。防水性や透湿性に加え、止水ファスナーなどにより、水の侵入をブロックします。細身のシルエットはスタイリッシュなコーデにもぴったりです。 ワークマン

釣りを予定している日に雨予報が入っても、最強の釣り用レインウェアがあれば安心。快適性に加え、体調管理や視界の確保など、さまざまな点で役立ちます。またレインウェアとしての機能性はもちろん、デザイン性もこだわったアイテムが豊富なので、ふだん使いに取り入れるのもおすすめです。 雨予報は釣りのチャンスともいわれます。どんなシチュエーションでも釣りが楽しめるような、自分にぴったり合った最強のレインウェアを手に入れましょう！