ヘキサタープおすすめ15選!ファミリー向きの大型モデルや焚き火向きモデルも
ヘキサタープは設営・撤収が簡単なうえ、アレンジも楽しめる人気のアイテムです。本記事ではおすすめのヘキサタープを15アイテム紹介します。ソロ向きのコンパクトなモデルやファミリー向きの大型モデル、焚き火のそばで使用できるモデルを厳選しました。
ヘキサタープとは
ヘキサタープとは、六角形の1枚布でできたタープのことです。2本のポールで設営できるうえ、多様なアレンジができるので快適にキャンプを楽しむためには欠かせません。またフォルムが美しく、キャンプサイトでも映えることから、多くの人に愛されています。
ヘキサタープのメリット
基本的にヘキサタープの組み立てにはタープ本体以外にポール2本とロープがあれば十分なため、設営・撤収が簡単におこなえます。そのうえ軽量かつコンパクトなことから、持ち運びも容易です。また、1枚布なので乾燥させたり汚れを拭き取ったりするといったメンテナンスがしやすいこともメリットといえます。
さらに、さまざまなアレンジが楽しめることもうれしいポイントです。2本のポールを使う基本の張り方はもちろん、ポール4本でシェルターとして、ポール6本で平面の屋根として活用するなどアレンジ方法は無限大です。
パーツが比較的少なく、設営・撤収が簡単にできる
持ち運びしやすい
1枚布のためメンテナンスしやすい
さまざまなアレンジ張りができる
ヘキサタープのデメリット
ヘキサタープには、スクリーンタープやレクサタープと比較すると有効面積が狭く日が差し込みやすいというデメリットがあります。また、傾斜があるので屋根との距離が近く、座る場所によっては窮屈に感じてしまうことも考えられるでしょう。
4面に壁のあるスクリーンタープとは違い、虫の侵入を防げないこともデメリットのひとつです。虫が多い季節に使用する場合は、蚊帳や虫よけスプレーなどを併用すると良いでしょう。
有効面積が狭く日が差し込みやすい
座る場所によっては屋根との距離が近い
スクリーンタープとは違い、虫よけはできない
ヘキサタープの選び方
ヘキサタープはさまざまなブランドやメーカーから販売されているため、どれを購入するか迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは、ヘキサタープを選ぶ際に意識したい6つのポイントを解説します。
2人なら400×400cmあればゆったり快適
焚き火をするなら難燃性素材がおすすめ
1,500mm以上あれば急な雨でも安心
日差しが強い季節はUPFに注目
手持ち紐が50cm以上あれば肩掛けが可能
ポールやペグが付いていると便利
サイズ|2人なら400×400cmあればゆったり快適
ヘキサタープを購入する際は、使用する人数に合ったサイズを選ぶようにしましょう。一般的に1〜2人なら400×400cm程度、3〜4人なら450×450cm程度、5〜6人なら550×550cm程度のサイズを選ぶことが良いとされています。
また、大型のテーブルやチェアを置きたい場合や居住スペースを広めに確保したい場合は、実際に使用する人数+1〜2人程度のサイズを選ぶこともおすすめです。
素材|焚き火をするなら難燃性素材がおすすめ
基本的にタープのそばで焚き火をすることは避けるべきだとされています。これは火の粉が飛んでタープに当たると、すぐに燃え広がってしまう恐れがあるためです。
しかし、コットンやポリコットンなど難燃性素材を使用しているタープであれば、万が一火の粉がタープに当たっても燃え広がりにくく安心して使えます。
耐水圧|1,500mm以上あれば急な雨でも安心
タープを選ぶ際は、耐水圧もチェックしましょう。耐水圧とは、生地がどれほどの水圧に耐えられるかという指標のことです。タープはテントとは違い横から吹き込む雨は防げませんが、少量であればやり過ごせます。
基本的には、1,500mm以上の耐水圧をそなえたものを選ぶことがおすすめです。中には3,000mm程度の耐水圧がより高いモデルもありますが、耐水圧が高ければ高いほど蒸れやすくなる点も押さえておきましょう。
遮光性|日差しが強い季節はUPFに注目
日差しが強い季節に使うのであれば、遮光性もチェックしましょう。日焼け対策をする場合は、UPF50+のものを選ぶことがおすすめです。
UPFとは紫外線保護指数(UV Protection factor)のことを指します。UPF50+なら紫外線対策がされていない場合と比較して日焼けするまでの時間を約50倍以上延ばすことが可能です。これは実際の時間に換算すると約17時間日焼けを防いでくれる計算になります。
また、色が濃いものは薄いものに比べて遮光性が高いといわれています。そのため、より高い遮光性を求める場合はブラックやグリーンなどを選ぶと良いでしょう。
持ち運び|手持ち紐が50cm以上あれば肩掛けが可能
タープの持ち運びやすさも重視したいポイントのひとつです。重さは約8kg、収納時の幅は70cm以下のものを選ぶと、力に自信のない場合や長距離を移動する場合でも楽に持ち運べるでしょう。
また、タープによっては収納袋が付属している場合もあります。手持ち紐が50cm以上あれば肩に掛けて使うこともできて便利です。
付属品|ポールやペグが付いていると便利
ポールやペグなどの付属品があるかどうかもチェックしておきましょう。タープを設営するためには、ガイロープやポール、ペグ、ペグハンマーなどが必要です。
これらがあらかじめにセットになっているものなら道具を買いそろえる必要もないので、アウトドア初心者でもすぐに設営できて便利です。
【1〜2人】ヘキサタープのおすすめ3アイテム
ソロキャンプやデュオキャンプでは、軽量かつコンパクトなタープを選ぶと良いでしょう。ここでは、1〜2人向けのヘキサタープを紹介します。
【3〜4人】ヘキサタープのおすすめ7アイテム
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、広々とした居住空間が必要です。ここでは、3〜4人で使えるヘキサタープを紹介します。
【5人〜】ヘキサタープのおすすめ5アイテム
5人以上のグループで使うなら、ゆとりのある大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。ここでは、5人以上で使えるヘキサタープを紹介します。
ヘキサタープの張り方・たたみ方を解説
お気に入りのヘキサタープを見つけたら、実際に設営してみましょう。ここでは、ヘキサタープの張り方やたたみ方を紹介します。定番の張り方はもちろんアレンジ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
張り方|基本的なヘキサタープの張り方を紹介
テントや樹木を使わずに設営する際は、以下の張り方がおすすめです。設営方法は比較的簡単でアウトドア初心者でもチャレンジしやすいので参考にしてみてください。
- タープを広げて地面に置く
- タープの両サイドのハトメに合わせてメインポールを置く
- ガイロープをメインポールに対して45°になるようにペグダウンする
- タープ、ガイロープの順にメインポールにかける
- タープに対して少し内側に傾けるようにポールを立てる
- ガイロープの自在金具をスライドしてタープの張り具合を調節する
張り方|ヘキサタープの張り方をアレンジする方法を紹介
ポールを6本使えば、天井と地面が平行になり屋根のような使い方ができます。開放感あふれる張り方で、大人数で使用する際にも活躍すること間違いなしです。
- タープを広げて地面に置く
- タープの両サイドのハトメに合わせてメインポールを置く
- ガイロープをメインポールに対して45°になるようにペグダウンする
- タープ、ガイロープの順にメインポールにかける
- タープに対して少し内側に傾けるようにポールを立てる
- ガイロープの自在金具をスライドして張り具合を調節する
- サブポール4本をメインポールと同様の手順で設置する
たたみ方|きれいにたためる方法はこれ!
ヘキサタープを撤収する際は、以下の手順でたたんでみましょう。折りたたむたびに空気を抜くことを意識すると、きれいにまとめられます。
- タープを広げて地面に置く
- 中央に向かって二つ折りにする
- さらに両端を折り、上から見たときに四角くなるように整える
- 最後に収納ケースに入る大きさまでたたむ or 空気を抜きながら丸める
- 収納ケースに入れる
ヘキサタープは自由なアレンジを楽しみたい人におすすめ
本記事では、ヘキサタープの特徴やメリット・デメリット、おすすめの15製品などを紹介しました。見た目が美しくアレンジもしやすいヘキサタープは、1つ持っておくとさまざまなシーンで重宝すること間違いなし。お気に入りのヘキサタープで、アウトドアを満喫してみてくださいね。