有線派に乗り換えを決意させた、アンカーの新作Bluetoothイヤホン
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最強の耳栓おすすめ23選!遮音性の高い睡眠用や勉強向けを厳選
2024.03.26ライフスタイル
耳栓は騒音や、周囲の話し声が気になって落ち着かないときに役立つアイテムです。安眠するための睡眠用や、集中力UPの勉強向け製品も数多く販売されています。この記事では生活を快適にする最強の耳栓23アイテムを紹介。選び方のポイントも解説します。
制作者
嶋田ふみよし
2022年からキャンプデビューし、オールイヤーキャンパーとして活動中。自然の中でお酒と食事を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすのが好きです。軽さや扱いやすさを重視したギアを好み、テントはGOGlampingを愛用中。千葉の平野部で生まれたため山や川、海などを身近に感じられるキャンプ場を追い求めています。
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もくじ
耳栓は睡眠の質・集中力アップに役立つ
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耳栓の主な役割は「周囲の雑音を軽減できる」ことです。耳栓をつけないときに比べて音が抑えられることで、しっかり睡眠がとれたり、作業に集中できたりするメリットがあります。たとえば仕事や勉強、読書などに集中したいときに耳栓をつければ雑音が軽減され集中力が高まり、作業効率をあげる効果が期待できます。家族の生活音やいびきに悩まされている人にもおすすめです。
また耳栓には「音量を調整する」という役割もあります。たとえば工事現場やライブ会場などでは、音量を抑えつつ必要な音は聞こえる遮音レベルの耳栓が役立ちます。「推しのライブに行きたいけど大きな音は苦手」と悩んでいる人の救世主ともいえるでしょう。
耳栓の選び方
耳栓の選び方を「4つのポイント」に分けて紹介します。
- 用途で選ぶ
- 素材・形状で選ぶ
- 遮音性で選ぶ
- つけ心地・フィット性で選ぶ
用途で選ぶ
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人により耳栓を使いたいシーンが違うので、用途に応じた耳栓を選びましょう。たとえば勉強や仕事、睡眠などで雑音や騒音を抑えたいときは「遮音性」を重視するのがおすすめです。
ほかにも水泳や水遊びでは「防水用」、飛行機に乗るときなら「気圧調整機能付き」など、使うシーンにより適した耳栓は違います。どのような状況で使うかを考えて、耳栓を選んでみましょう。
素材・形状で選ぶ
耳栓はさまざまな素材や形状のものがあります。つけ心地や使いやすさなど自分に合うタイプを選びましょう。今回は耳栓の種類を5つに分けて解説します。あなたに合う耳栓のタイプがどれなのか確認してみてください。
フォームタイプ
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主にポリウレタンが用いられた最もスタンダードな耳栓です。小さくつぶしながら耳に入れ、素材の元に戻る力により耳の穴をふさぎます。100均でも販売されているため、試しに耳栓を使ってみたい人にもおすすめです。
メリット | ・やわらかい素材で耳が痛くなりにくい ・使い捨てタイプで衛生的に使える |
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デメリット | ・デザイン性が低い |
フランジタイプ
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フランジタイプの耳栓は、耳への挿入部分が傘のような形状をしているのが特徴です。素材は弾力のあるシリコンやエラストマーなど。フォームタイプより若干硬いものが多いため、耳の大きさや形状によりつけ心地に違和感を覚える場合があります。
メリット | ・水洗いできて衛生的に使える ・繰り返し使えて経済的 |
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デメリット | ・サイズが合わないと違和感がある |
シリコン粘土タイプ
粘土のように自由に形を変えられるシリコン素材の耳栓です。ちぎって大きさも変えられるので、耳穴のサイズに合わせられます。耳への負担が少ないため、使い心地を重視する人におすすめです。
メリット | ・やわらかいため耳が痛くなりにくい |
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デメリット | ・粘着性のある素材なので髪の毛やホコリがつきやすい |
イヤホンタイプ
音楽を聴くイヤホンのようなデザインの耳栓です。デザイン性にこだわりたい人や、耳栓をつけていることに気付かれたくない人におすすめ。スマホの音楽は聴けません。
メリット | ・デザインがおしゃれ ・イヤホンとつけ心地が似ている |
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デメリット | ・プラスチックの部分が耳にあたると痛い |
デジタルタイプ
デジタル耳栓は、一定の周波数以下の音のみを遮断するノイズキャンセリング機能が搭載されています。人の声やアナウンスなど必要な音はしっかりと聞こえて、騒音のみをカットします。イヤホンにもノイズキャンセリング機能は付いていますが、耳栓タイプはスマホの音楽を再生する機能はありません。
メリット | ・不快な騒音のみをカットできる ・見た目はイヤホンと似ている |
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デメリット | ・充電が必要 ・ほかの耳栓に比べると高額 |
遮音性で選ぶ
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耳栓を使ってより静かな環境にしたいなら「遮音性」を確認して選びましょう。遮音性を示す基準として、主にアメリカで用いられているNRR(ノイズ・リダクション・レーティング)があります。この数値は「騒音を何dB(デシベル)下げられるか」を意味しており、値が大きいほど遮音性が高いと判断できます。選ぶときの考え方は以下の通りです。
dB(騒音値)-NRR値=耳栓をした状態の騒音レベル
たとえば、寝るときに車の音が気になるのであれば、NRR30dB程度の耳栓を使用することにより、ささやき声程度の音量に抑えられることになります。一般的な騒音レベルをまとめましたので遮音性を選ぶときの参考にしてください。
騒音レベル | 音の目安 |
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80dB以上 | ・犬の鳴き声 ・工事現場の音 ・救急車 ・パトカー ・パチンコ店 |
70dB | ・高速走行中の自動車内 ・騒々しい事務所 |
60dB | ・いびき ・普通の会話 ・走行中の自動車音 ・洗濯機 |
50dB | ・エアコンの室外機音 |
40dB | ・図書館 |
30dB | ・ささやき声 |
多くの人を悩ませるいびきは一般的には50~60dB。大きないびきは80dBともいわれます。寝るときには「30dB以下」の環境が望ましいといわれているため、いびき対策にはNRR30dB以上の耳栓がおすすめです。
なおヨーロッパで用いられている値、SNR(シングル・ナンバー・レーティング)を採用している製品もあり、SNRの値から3~5を引くと、NRR値と同等の値になるといわれています。
つけ心地・フィット性で選ぶ
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耳栓は大き過ぎると耳が痛くなったり、逆に小さいと遮音性が低下したりします。そのため耳穴に適度にフィットするものを選ぶのが重要です。また耳栓のつけ心地に違和感があると、つけていることが気になってしまい逆効果になる場合があります。
つけ心地やフィット性を重視するのであれば、やわらかいフォームタイプがおすすめ。フリンジタイプやイヤホンタイプの場合は、サイズが選べたり挿入部分を付け替えてサイズを変えられたりするものを選ぶと良いでしょう。
【睡眠】遮音性重視の最強耳栓8選
睡眠用の耳栓は遮音性の高さはもちろん、つけ心地も重要なポイントです。横向きで寝たときに耳が痛くなったり、ぽろっと外れたりするものでは心地よく眠れませんよね。睡眠不足は翌日のパフォーマンスを低下させる大きな原因になります。安心してぐっすり眠れる耳栓を見つけましょう。
【勉強・仕事】集中力UP!最強の耳栓6選
仕事や勉強中に使う耳栓は、適度にまわりの音が聞こえるタイプがおすすめ。「無音では何となく集中できない。でもうるさいのも苦手」という人も少なくないでしょう。音量を調整して、周囲の雰囲気を少しだけ感じられる耳栓を選びましょう。またカフェやワーキングスペースで仕事や勉強をする人は、見た目のおしゃれさにもにも注目。お気に入りのデザインであれば、抵抗なく取り入れられます。
【コスパ重視】手軽に使える!最強の耳栓6選
耳栓を手軽に使いたい人や衛生的に使いたい人には、コスパの良い耳栓がおすすめ。使い捨てタイプなら常に清潔なものが使えます。たまにしか使わない人や、試しに使ってみたい人も低価格のアイテムをチェックしてみましょう。
【気圧対策】飛行機での気圧変動に!最強耳栓3選
耳栓には気圧の変動による不快感を軽減する「気圧調整機能」が搭載されたものがあります。飛行機が上昇・下降するタイミングは気圧が大きく変動し、耳が痛くなったり不快感を覚えたりすることも少なくありません。このような状況で役に立つ耳栓を紹介します。
耳栓に関する気になるQ&A
耳栓についての疑問と回答を紹介します。使うのに抵抗がある人や初めて使う人はチェックしておきましょう。
耳栓は耳に良くないって本当?
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耳栓は適切に使用すれば、耳へのダメージを抑えられる優秀なアイテムです。一方で、誤った使い方をすれば外耳炎や外道真菌症などを引き起こすリスクもあります。サイズの合わない耳栓や不衛生な状態での使用、長時間着け続けることにより耳にダメージをあたえてしまうことが原因です。
そのため耳栓は適切に使用することが大切。自分の耳穴にフィットするサイズを選ぶことや、洗ったり使い捨てタイプを利用したりして清潔に保つよう注意してください。負担を感じたら、いったん外して耳を休ませることも重要です。なお、耳に疾患や違和感などがある場合は、自己判断せず医師へ相談してから使用しましょう。
耳栓をしたままでもアラームは聞こえる?
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耳栓は音を完全にシャットアウトできないので、アラーム音は聞こえます。ただし、耳栓をつけていない状態より音量は小さくなるため、聞き逃してしまう可能性があります。そのため騒音レベルが40dB程度になるものを選ぶようにしましょう。どうしても不安な人は、アラーム音を大きめに設定したり、振動式の目覚ましやアプリ、目覚まし機能付きのデジタル耳栓を使用したりするのもおすすめです。
遮音性を高くするにはどうすればいい?
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できるだけ遮音性を高めたい人は、耳栓とイヤーマフの併用がおすすめです。イヤーマフとは、ヘッドホンのような形状の耳あてのこと。耳栓をつけた上からイヤーマフを装着することで、高い遮音性を期待できます。ただし自転車や車の走行音、クラクションのような危険を知らせる音までも聞こえづらくなってしまいます。併用する場合は使用するシーンに十分注意しましょう。
耳栓は100均でも買える?
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耳栓はダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入できます。販売されているのは、スタンダードなフォームタイプかフランジタイプの2種類。ケース付きや2セット入りのものも多く、コスパはかなり良いといえるでしょう。店舗により売り場が異なる場合がありますが、トラベルコーナーに陳列されていることが多いようです。違う種類の耳栓を使い比べしたい人や、試しに一度使ってみたい人は100円ショップの耳栓をチェックしてみましょう。
最強の耳栓で快適な睡眠を
今回は耳栓の選び方やおすすめの耳栓を紹介しました。気になる雑音や騒音を抑えて、集中できる環境や良質な睡眠を手に入れたいですよね。まわりから聞こえる音に悩まされている人は、今回紹介したポイントやおすすめの耳栓をぜひ参考にしてみてください。適切に耳栓を活用して、静かな環境を手に入れましょう。