おすすめの電気湯たんぽ17選!蓄熱式と充電式の違いや、捨て方まで徹底解説
湯たんぽは、寒い季節に身体を温めてくれる強い味方。中でもお湯の用意が不要な「電気湯たんぽ」は、手軽に使えて、使用方法さえ守ればやけどする心配もありません。この記事では、電気湯たんぽの魅力や注意点、蓄熱式・充電式の違い、選び方のポイントやおすすめ製品などを徹底解説します。
手軽に暖をとりたい人
アウトドアなどの電源が確保できない場所で使いたい人
安全に使用できる暖房器具が欲しい人
寝るときに足元を温めたい人
蓄熱式湯たんぽと充電式湯たんぽの違い
電気湯たんぽには蓄熱式と充電式の2種類があります。どちらも熱源が電気であることは共通していますが、使い勝手や温かさの持続時間などいくつか異なる点があります。
蓄熱式は使用前に10〜15分程度蓄熱した後、コードレスで使えることが特徴。1回の蓄熱で4〜8時間と長く使えるため、夜布団の中にあんかとして入れたり、仕事や勉強中に膝に乗せたりして使うことに適しています。
充電式はその名の通り、給電をしながら使う電気湯たんぽです。基本的には電源につないだまま使うため、温かさが変化しないことが魅力。充電してコードレスで使えるものもありますが、その場合は蓄熱式よりも持続時間がやや劣ります。また、コードがあるため、使う場所を選ぶ点もデメリットです。
編集部おすすめの電気ゆたんぽ3選
ここからは編集部が厳選したおすすめの電気湯たんぽを3製品紹介します。素早く充電できる蓄熱式や、手軽にどこでも使える充電式など、デザインもおしゃれなアイテムを選びました。
電気湯たんぽのメリット
電気湯たんぽのメリットは、主に次の3つが挙げられます。
お湯を入れる手間が無い
10分前後の充電ですぐに使える
充電式なら自動OFF機能で低温やけどの心配無用
普通の湯たんぽでは使用する前にお湯を入れる手間がありました。仕事や学校で疲れて帰ってきて、わざわざお湯を沸かすのは面倒だと感じる人も多いはず。その点、電気湯たんぽなら、湯沸かしやお湯を入れ替える手間がなく、すぐに使えます。
さらに、低温やけどの危険性が低いのも電気湯たんぽのメリットのひとつです。普通の湯たんぽは温度の調整ができないので、知らず知らずのうちに低温やけどを負っていたなんてことも…。電気湯たんぽの中には、ある一定の温度に達すると自動で電源がオフになる安全装置付きの製品があり、安全性が高いことも特徴です。
また、蓄熱式の電気湯たんぽは10〜15分程度で充電できるため、寝る前に歯を磨いたり、少しスマホを見たりしているうちにあっという間に充電できます。
このように、電気湯たんぽは、手間と危険性が少なく、扱いやすい点が最大の魅力です。
【湯たんぽの種類と特徴】
電気湯たんぽのデメリット
充電や蓄熱をしないと使えない
故障するリスクがある
持続時間が短い
電気湯たんぽは、電気の供給ができない場所では使えません。オフィスやキャンプなど屋外で使う場合は使い方に計画性が必要です。屋外で使う場合は、モバイルバッテリーが使えるUSBタイプの湯たんぽを選ぶと充電切れを防げます。
また、普通の湯たんぽと違い、電化製品なので故障がつきものです。傾けたまま充電してしまったり、カバーを付けたまま充電したりと故障の原因はさまざまなので、事前に正しい使い方をチェックしておきましょう。
さらに、普通の湯たんぽは、大きいサイズだと翌日の昼まで温かさが持続するものもありますが、電気湯たんぽの持続時間は4~8時間と短めなこともデメリットといえます。
【蓄熱式】おすすめの電気湯たんぽ8選
ここからはおすすめの電気湯たんぽを紹介していきます。まずは、コンセントで充電する蓄熱式を8製品紹介。持続時間が長く、寒い冬でも朝までぐっすり眠れるタイプの湯たんぽをピックアップしました。
【USB充電式】おすすめの電気湯たんぽ6選
キャンプやオフィスなど持ち運びに適しているのがUSB充電タイプ。サッと取り出してすぐに使いたい人におすすめです。外出先でも自宅でも湯たんぽを活用したい人必見の、コンパクトながら朝まで温かいモデルもピックアップしました。
電気湯たんぽの選び方
「電気湯たんぽ」で検索すると、数えきれないほどの製品がヒットして「どれにしたらいいか分からない」と思う人も多いのではないでしょうか。ここでは、電気湯たんぽの失敗しにくい選び方を紹介していきます。5つのポイントを解説するので、湯たんぽ選びの参考にしてみてください。
給電方法から選ぶ
電気湯たんぽの給電方法は「蓄熱式」と「USB充電式」の2つに分かれます。それぞれのメリット・デメリットは次の通り。良い点・悪い点を理解してどちらにするか決めましょう。
コンセントタイプは、主に自宅で使う予定の人にぴったりです。クッションのような大きさのものが多いので、寝る前に布団の中に入れて温めるのに便利。また、15~20分で充電が完了するスピードの速さも魅力です。
USBタイプはコンパクトなサイズが多いので、オフィスやキャンプなど自宅以外の場所で使いたい人におすすめです。そのコンパクトさからお腹だけ・腰だけなど局所的に温められます。
シーンに合ったサイズを選ぶ
電気湯たんぽの大きさは大小さまざまです。就寝時に布団の中をポカポカに温めたいなら、大きいサイズを選ぶことがおすすめです。サイズが大きいほど、布団に触れる面積が増えて効率よく温められます。
オフィスなど外出先で使ったり、足元やお腹だけを局所的に温めたりするなら、小さいサイズを選びましょう。中には手のひらサイズの湯たんぽもあり、散歩や近所への買い物などちょっとした外出のカイロ代わりにも使えます。
充電・蓄熱時間を要チェック
充電時間および蓄熱時間もしっかりチェックしましょう。蓄熱式湯たんぽは10分程度の短時間でフル充電できるものが豊富な一方で、充電式湯たんぽは5時間ほどかかるものもあります。
また、蓄熱式の場合、どんなに蓄熱が早くても温かさの持続時間が短いと不便ですよね。そのため、使う場面に合わせて「蓄熱時間」と「連続使用時間」の2つをチェックしましょう。夜、寝るときに使うのであれば温かさがより持続するタイプが適しています。反対に、オフィスなどで使うなら蓄熱時間が短くても、すぐに使えるタイプの方が使いやすいです。
安全面も重要!
寝ているときは無防備な状態なので、危険を察知しにくいです。そのため、安全性が高い製品を選ぶことも、失敗しない湯たんぽ選びのコツのひとつ。
一定の温度になったら電源が自動でオフになる過熱防止機能や充電が完了したら自動で充電が止まる過充電防止機能などが付いている製品がおすすめです。
また、電気用品安全法の基準をクリアしている製品には、「PSEマーク」が付いています。多くは製品本体や蓄熱または充電コードに表示されているので、購入検討時にチェックしてください。
カバーの素材で選ぶ
電気湯たんぽのカバーはデザインはもちろん、肌触りもさまざまです。もこもことした縫いぐるみのような湯たんぽもあれば、鞄に入れてもかさばらないスッキリとしたデザインのものもあります。
湯たんぽ選びにはカバーの触り心地も重要ですが、長く使いたいのであれば汚れがしみ込みにくく、手軽に洗える素材のものがおすすめです。
電気湯たんぽは危険?使う時の注意点
電気湯たんぽは使いやすく便利な反面、電化製品ならではの事故に注意が必要です。
蓄熱・充電時に誤った方法で充電してしまうと、
爆発など事故につながることも。充電時は次の3つを意識しましょう。
- 平らな場所で蓄熱・充電する
- 周囲に物を置かない
- 蓄熱式は蓄熱時にカバーを取り外す
不安定な場所で充電・蓄熱をすると、
湯たんぽの温度が局所的に上昇してしまうことがあります。また、カバーを付けたままや、布団の中に入れたまま充電・蓄熱すると、
過熱防止の安全装置が働かずに破裂する恐れもあります。充電や蓄熱をする前に、しっかりと説明書を読み込んで使うように心がけるのが大切です。
電気湯たんぽの捨て方
電気湯たんぽが壊れた際は、次の2ステップで処分できます。捨て方は製品によっても異なるため、捨てる前に説明書を確認しましょう。
【蓄熱式の場合】
- カバーを外して可燃ゴミで捨てる
- 湯たんぽの中身を水道に流し捨てる
- 「小型家電」として自治体のルールに従って捨てる
蓄熱式湯たんぽの中身は、水や弱塩化ナトリウム水溶液といった液体が入っています。これは、
湯たんぽ本体に切り込みを入れて水道にザッと流してしまってOK。弱塩化ナトリウム水溶液は
薄めた食塩水のようなものなので、環境にも影響はありません。そのあとは自治体のルールに沿って、ドライヤーなどと同じ「小型家電」としてゴミ捨て場に出しておけばごみ処理完了です。
【充電式の場合】
- カバーを外して可燃ゴミに捨てる
- 「粗大ゴミ」や「不燃ゴミ」として自治体のルールに従って捨てる
充電式の多くは
電気毛布と似た構造をしており、一見布のように見えても、中には電熱線が入っています。そのため可燃ゴミとしては当然捨てることはできません。自治体のルールを一度確認し、分からない場合は一度問い合わせてみましょう。
電気湯たんぽでエコに寒さ対策!
電気湯たんぽがあれば、面倒なお湯の管理や低温やけどからも解放されます。蓄熱式ならたったの10分程度で朝までぬくぬくした睡眠環境がつくれ、USB充電式なら長時間使えるため、冷え性の人でも快適に過ごせます。この記事を参考に、自分の使いたいシーンに合った、電気湯たんぽを探してみましょう!