【2024年】最強の日傘おすすめ20選!完全遮光や折りたたみタイプも紹介
日焼け対策に日傘は欠かせません。シワやシミの予防に加え、体感温度が下がるので暑さ対策も同時にできます。完全遮光やおしゃれなデザインのもの、折りたたみタイプなど機能や構造も多種多様。この記事では、選び方やおすすめの人気商品を紹介します。
日傘のメリット
肌に直射日光が当たると、シワやシミができやすくなります。日傘はこのような肌のトラブルを防ぐために役立つアイテムです。また肌へのダメージを軽減するだけでなく、暑さを和らげたり発汗を抑えたりする効果も。夏の通勤や買い物で、髪のセットやメイクが崩れにくくなるのもうれしいメリットです。
ここからは日傘のメリットを詳しく紹介していきます。紫外線による日焼けや肌荒れを防ぎたい人は、参考にしてみてください。
日焼けを軽減できる
日傘は紫外線が直接肌に当たるのを防ぎ、日焼けを軽減できるのが最も大きなメリットです。日焼けはただ肌が黒くなるだけでなく、皮膚がヒリヒリと痛くなったり、シワ・シミ・たるみの原因になったりします。そのため、日傘は肌ケアの一環として大変役立つアイテムです。
わずか数分間の外出でも日光により肌はダメージを受けるため、長時間の外出はもちろん、通勤・通学・近所への買い物でも日傘があると良いでしょう。また厚生労働省によると、紫外線は10〜16時に最も強くなるため、特にこの時間に外出するとき持っておいた方が安心です。(※1)
暑さを軽減できる
日傘をさすと直接日光に当たっているときに比べて、体感温度が下がり涼しく感じます。体温の上昇を防げるので熱中症対策としても有効です。日傘の体感温度を下げる効果は、環境省が熱中症対策として日傘の使用を推進するほど。(※2)
2023年は全国平均気温が過去最高を記録し、最高気温40℃が観測される記録的な暑さに見舞われました。熱中症の緊急運搬数は9万人を超え、命をおびやかす暑さといっても過言ではありません。涼しく感じて快適なだけでなく、日傘は命を守るツールとしても重要な役割りを果たします。
発汗量を抑えられる
環境省によれば日傘を使うことで、発汗量を17%抑えられたと報告されています。汗をかくことによるメイク崩れや、肌のベタつきを少しでも抑えたい人にも日傘はおすすめです。(※3)
また、発刊量を抑えるのは体調管理にも役立ちます。汗をかいた状態でクーラーの効いた建物に入ると、身体が急に冷えて寒く感じたり体温調整がうまくできなかったりすることも。日傘を使えばこのような温度差による体への負担も軽減できます。
日傘の選び方
日傘は完全遮光やおしゃれなデザインのものなど、さまざまなタイプがあるので迷ってしまいますよね。ここでは日傘の選び方を8つのポイントにわけて説明します。自分に合った機能や特徴はどれなのか参考にしてみてください。
遮光率・UVカット率が高いものを選ぶ
日傘は直射日光を防ぐためのアイテムなので、UVカット率(紫外線遮蔽率)の高いものがおすすめです。この値が大きいほど紫外線を防ぐ機能が優れており、多くの日傘はUVカット率90%以上でつくられています。
また、目に見える光(可視光線)を遮断する遮光率も重要です。遮光率はパーセンテージで表記され、一定の遮光率を超える日傘は「遮光傘」「一級遮光傘」と表記されることもあります。それぞれの遮光率は以下の通りです。(※4)
また、紫外線や可視光線を100%カットする「完全遮光」の高機能な日傘も販売されています。しかしUVカット率や遮光率が高いほど価格も高額になるため、利用頻度や普段歩く道に影がどれくらいあるかなどを確認して、ニーズに合った機能性の製品を選びましょう。
傘の裏地が黒になっているものを選ぶ
より厳重に紫外線対策をしたい人は、裏地が黒の日傘がおすすめです。肌は直射日光だけでなく、地面や建物からの照り返しでもダメージを受けてしまいます。照り返しが強い状況で傘の内側が白などの薄い色だと、照り返しが傘の裏でさらに反射して、顔に紫外線が当たってしまうのが原因です。
このようなダメージを防ぐためにも、内側が黒色のものが日焼け対策には効果的です。黒は光を吸収するため、照り返しによる日焼けを軽減できます。
折りたたみやすく、開閉しやすいものを選ぶ
折りたたみタイプの日傘であれば、収納サイズがコンパクトなのでバッグにすっきり収まり、通勤・通学・レジャー・旅行などに持っていきやすくなります。生地に折り目がついていれば折りたたみやすく、しまうのもストレスになりません。
またボタンを押すだけで簡単に開閉できるワンタッチ式の日傘は、片手が塞がっていてもさっと開けます。仕事で片手にバッグを持っている人や、子どもと手をつないで外出することが多い人はスマートに使えるワンタッチ式がおすすめです。
広範囲をカバーしたい人は長傘タイプを選ぶ
長傘は折りたたみ傘に比べて直径が大きいものが多く、身体を包み込むような形状のものもあるため、大柄の人でも使いやすいです。子どもやペットとの散歩で使う場合も長傘がおすすめ。しかし、人が多い場所では邪魔になる場合もあるため、利用シーンにあったサイズの長傘を選びましょう。
長さ22cm以下・重さ250g以下のものを選ぶ
携帯のしやすさを重視するのであれば、折りたたみタイプがおすすめ。目安として長さ22cm以下、重さが250g以下であれば楽に持ち運びできます。22cmとは600m Lのペットボトルと同じくらいの長さのため、コンパクトなバッグでも収納しやすいサイズ感です。
また、重さに関しても折りたたみタイプの方が軽量性に優れた製品が豊富です。特に骨にカーボン素材を用いた折りたたみ傘は、200g以下の超軽量タイプもあり、荷物が重いときの負担を軽くしてくれます。
雨天時も使いたい人は晴雨兼用のものを選ぶ
日傘は雨でも使える晴雨兼用タイプがあり、1年を通して利用できます。暑い時期の急な雨でも慌てずにすみ、日傘と雨用をそれぞれ準備するよりコストを抑えられるのもメリット。梅雨の時期は雨が降ったと思ったら急に日差しが強くなることもしばしば。そのようなときでも、晴雨兼用の日傘が1本あればスマートに対応できます。
効果を重視したいならポリエステル製を選ぶ
日傘は主にポリエステル素材が使用され、そのほか麻や綿などの天然素材を用いた日傘もあります。天然素材の日傘は風合いが良く、着物や浴衣などにマッチする上品さが魅力。しかし、ポリエステルに比べUVカット率や遮光率、耐久性はやや劣るため、しっかり日焼け対策をしたい場合はポリエステルの日傘がおすすめです。
好きなカラー、デザインのものを選ぶ
気温の上昇に伴って日傘の需要が増え、昨今では各メーカーからあらゆるカラー・デザインの日傘が販売されています。日焼け対策も重要ですが、日傘もファッションの一部として好きな見た目のアイテムを選びましょう。カラーやデザインが気に入った日傘だと、暑い日の外出も楽しみになります。ぜひお気に入りの日傘を探してみてください。
完全遮光&遮光率が高い日傘15選
ここからは、おすすめの日傘を紹介します。紫外線対策をしっかりできる遮光率が高い日傘を中心に、デザインやサイズにもこだわりのあるアイテムを厳選しました。お気に入りの日傘を見つけて、紫外線や暑さに負けず外出を有意義なものにしましょう。
折りたたみタイプ
長傘タイプ
日傘を使用する男性が増えている
気温の上昇に伴い日傘を使う男性が年々増加しています。少し前までは日傘を使用している男性を見ることはほぼありませんでしたが、株式会社スコープが2023年におこなった調査によれば、男性の10人に1人が日傘を使用しているというデータも。2024年はさらなる温度上昇が予想されます。熱中症対策としてはもちろん、肌ケアをする男性が増えているので日傘を使用する男性はさらに増加するでしょう。(※5)
日傘を使うと発汗も抑えられるので、シャツがぬれる不快感も軽減できます。男性向けの日傘も多数販売されているので、帽子をかぶったり、サングラスを掛けたりするのと同じくライトな感覚で日傘を活用しましょう。
メンズにおすすめの日傘5選
男性におすすめの日傘を紹介します。通勤や散歩、短時間の外出でも日傘を利用すると、日焼けだけでなく熱中症対策にも有効です。健康管理のためにも安全に外出できる日傘を見つけましょう。
折りたたみタイプ
長傘タイプ
人気のサンバリア100
あらゆる日傘ブランドの中でも人気なのが「サンバリア100」。
日光(紫外線)アレルギーのお客様の力になれないかという思いから、7年間の試行錯誤により
完全遮光の日傘が誕生しました。
独自開発の4層構造生地により世界で初めての完全遮光を実現し、生地が破れない限り遮光率を保つ日傘として、多くのメディアにも紹介されています。
またサンバリア100では遮光性だけでなく、軽さやデザイン性にもこだわり、一つひとつ手作業でありながら
バリエーションが豊富なのも大きな魅力です。わずか25cmに収納できる3段折りの折りたたみタイプや、直径100cmを超える大型タイプなど、ニーズの異なる多くの人が満足して使える日傘を提供し続けています。
サンバリア100日傘のメンテナンス方法
日傘を長く愛用するためのメンテナンス方法を紹介します。日傘の生地が汚れたままだど
カビや劣化の原因になり、
遮光効果が低下してしまうためメンテナンスが必要です。
まず、日傘は洗えないものがあるので注意しましょう。生地に
ポリウレタン(PU)コーティングが施されているものは水洗い不可。コーティングが劣化してしまうため水洗いできません。そのほか、やわらかい
絹や、
細かいレースが付いたものは水洗いを控えた方が良いでしょう。
【メンテナンスに必要な道具】
- タオルまたはスポンジ
- 洗濯用ブラシまたは歯ブラシ
- 洗濯用洗剤または中性洗剤
【メンテナンス方法】
- ぬるま湯に中性洗剤を入れて洗剤液をつくる
- スポンジに洗剤液を含ませ、汚れている部分を優しくこすり汚れを落とす
- 乾いたタオルで水分をふき取り、陰干しで乾かす
それでも汚れが目立つ場合は、
洗濯用ブラシなどで軽くブラッシングをしても良いでしょう。力を入れ過ぎると生地を傷めてしまう場合があるので、ていねいにメンテナンスしてください。
最強の日傘で肌を守り、涼しく過ごそう!
日傘は日焼け対策と熱中症対策を同時にできる優秀なアイテムです。お気に入りの日傘があれば、通勤や買い物の暑さを軽減できます。購入する際はUVカット率や遮光率はもちろん、持ち運びのしやすさ、デザインやカラーなどもチェックし、自分にぴったりの1本を見つけましょう。
【参考文献】
※1
厚生労働省
※2
環境省
※3
環境省
※4
日本洋傘振興協議会
※5
株式会社 スコープ