アウトドアにおすすめの日傘14選!人気ブランドや選び方を徹底解説
日傘はアウトドアで紫外線から身体を守る重要なアイテムです。昨今ではさまざまなブランド・メーカーが日傘を展開し、折りたたみ傘を中心に人気を集めています。この記事ではアウトドアにおすすめの日傘14選を紹介。日傘を取り扱うブランドについても解説します。
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キャンプやバーベキュー、登山での日焼け・熱中症対策を強化したい人
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機能性の高い日傘が欲しい人
アウトドアにおける日傘の必要性
日差しが強い時期は、日焼けの原因でもある紫外線が気になる人も多いのではないでしょうか。そんな時期のアウトドアにおすすめのアイテムが日傘です。帽子よりも広い範囲をカバーでき、身体と密着していないため蒸れない点がアウトドアで日傘を使用するメリットといえます。
アウトドアシーンでは日陰を確保できない場面もあり、長時間紫外線にさらされることによるダメージは人体にとって深刻なもの。紫外線による悪影響を回避するために日傘は必要不可欠といえそうです。
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日傘を取り扱うアウトドアブランド
昨今ではさまざまなアウトドアブランドが多彩な日傘を開発しています。多くの日傘が晴雨兼用であることをはじめ、その機能性の高さからアウトドア用にとどまらずタウンユース用としても人気です。スタイリッシュなデザインが多く、シンプルなアイテムを好む人にも受け入れられやすい点も特徴といえるでしょう。ここからは日傘を取り扱っている代表的なアウトドアブランドを紹介します。
モンベル
アウトドア用日傘の中で注目度の高いブランドといえば、日本屈指のアウトドアブランド「モンベル」です。登山を中心としたアイテムを扱っているブランドだけあり、熱中症の原因となる「熱」を遮る遮熱性に優れた傘を開発しています。UVカット加工だけでは光そのものは熱は防げないため、熱中症対策として日傘を検討している場合はこのモンベルの日傘のように遮熱性や遮光性を備えたアイテムを選ぶと良いでしょう。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
アウトドア用品にとどまらず、ダウンウェアやバッグなどのアパレルも注目されている「ザ・ノース・フェイス」も日傘を取り扱っています。特筆すべきは、セルフでの分解と修理を可能にした独自構造です。どこかパーツが壊れてしまっても、傘を処分することなく自分で修理して長く使えます。ファッション感度が高い人に好まれるブランドだけあり、華やかなカラー展開も魅力的です。
PUROMONTE(プロモンテ)
国産の山岳向けアウトドアブランドである「プロモンテ」はテントやシュラフ、防水透湿性に優れたレインウェアなどを展開しています。日傘には日本有数の化学企業である東レが開発した生地を採用しており、顔に影ができるほどの日陰効果が特徴です。優れたUVカット率に加えて遮光効果も99.99%以上と非常に高く、遮熱効果も抜群。また、耐水圧は一般的なテントの10倍程度にあたる20,000mmを誇り、嵐のような雨にも負けません。
SLOWER(スロウワー)
「インドアでもアウトドアでも使えるアイテム」がコンセプトのブランドである「スロウワー」は、ほかにはないデザインが魅力のひとつといえます。アウトドアブランドの日傘にはめずらしいツートンカラーや、曲線的なシルエットが特徴的です。普段のカジュアルな服装にもなじむデザインのものや、人とは違ったアイテムを使いたいという人におすすめの日傘といえます。
Snow Peak(スノーピーク)
日本を代表する人気アウトドアブランド「スノーピーク」の日傘はUVカット率、遮光率ともに99%以上を誇り、日焼け対策や熱中症対策に十分な効果を発揮します。さらにこの記事で紹介する日傘の中で、収納時の長さが最も短くコンパクトな点も魅力的です。バックパックに収納する際にも邪魔にならず携行性に優れているため、さまざまなシーンで大活躍するでしょう。また、スノーピークは永久保証制度を設けているため、故障の際も安心です。
アウトドア用の日傘の選び方
直径
携帯性
耐久性
UVカット率・遮光率
デザイン・追加機能
アウトドア用の日傘を購入する際は、ファッション性が重視される日常使いの日傘とはまた違った観点で選ぶ必要があります。どのような選び方をすれば良いか、5つのポイントに注目してみましょう。
直径
傘の直径は影の広さに直結する重要なポイントです。多くのメーカーが直径およそ90〜100cmのアイテムを展開しており、大きいモデルは直径110cm程度のものもあります。とはいえ直径が大きければ大きいほど良いとは限らず、特に小柄な人にとって大きな傘は風に煽られたり重かったりと扱いにくい場面もあります。自分の体型に合う、扱いやすい直径の日傘を選びましょう。
携帯性
アウトドアシーンでは日傘の携帯性も重要視しなければなりません。コンパクトにたためるかどうか、重くないかどうかを見極めて選びましょう。一般的な500mLペットボトルのサイズがおよそ直径6〜7cm、高さ20〜21cm程度なので、それを目安にサイズをイメージしてみることもおすすめの方法です。
耐久性
アウトドア用の日傘は耐久性が高いことも重要です。グラスファイバーやカーボン、アルミニウムといった丈夫で軽量な傘骨と、撥水加工や耐UV加工が施されて劣化しにくい生地が採用されていることがひとつの目安になります。また傘骨が多いほど強度が増して風で壊れる心配が減るものの、傘自体が重くなるため耐久性と扱いやすさのバランスを考慮して選びましょう。
UVカット率・遮光率
日傘の重要な役割であるUVカット機能と遮光性にも注目してアイテムを選びましょう。「UVカット」とは紫外線を遮る機能であり、肌や目への紫外線ダメージを軽減して日焼けを防ぐものです。一方「遮光」とは肉眼で見える光(可視光線)を遮る機能で、陰をつくりたい場合はこの遮光性が重要になります。日光とともに熱も遮れるため、日陰の少ない場所でのアクティビティでは熱中症予防の観点からも遮光性の高い日傘を選ぶと良いでしょう。
デザイン・追加機能
ここまでに挙げたポイント以外にも、ワンタッチで開閉できる機能がそなわっているものや落下防止のストラップが付属しているものなど、便利な追加機能をもつアイテムが存在します。日傘の顔ともいえる生地部分も、反射素材を採用しているモデルやカラー展開が豊富なモデルがあるため、自分好みの機能やデザインをそなえたお気に入りの1本を探してみましょう。
アウトドアにおすすめの日傘10選
ここからはアウトドアにおすすめの日傘を紹介します。全てのアイテムが晴雨兼用なので、急な雨にも対応できて安心です。機能やサイズ、デザインなど自分の好みに合う日傘探しの参考にしてください。
自分で分解修理できる、サステナブルな日傘です。本体には繊維強化プラスチックを採用しており、
軽さと丈夫さを実現しています。ハンドル部分に傘袋を収納できるため、荷物が紛れてしまいがちなアウトドアシーンでも傘袋をなくす心配がありません。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径100×長さ60cm
- 収納サイズ:直径6×長さ28cm
- 重さ(約):230g
- 素材:[生地]30Dジオリップストップリサイクルポリエステル
- UVカット率:85%以上
- 傘骨本数:7本
- カラー展開:ブルー、サンド、オレンジ、ブラック
99%以上のUVカット率と遮光率を誇る、特殊三層構造の生地を採用したハイスペックな日傘です。
顔に影ができるほどの日陰効果で体感温度を下げ、日陰が少ない場所での登山やキャンプをより快適にします。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径100cm
- 収納サイズ:直径16×長さ32cm
- 重さ:325g(収納袋含む)
- 素材:[生地]50Dポリエステル
- UVカット率:99%以上
- 傘骨本数:8本
- カラー展開:ブラック、ブラウン、ベージュ
シンプルなアイテムが多いなか、曲線的でカジュアルな印象のデザインとツートンカラーが目を引くアイテムです。
収納袋はカラビナ付きで、リュックやフックに引っかけておける点も便利。ほかとは一味違うアイテムが気になる人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径98×長さ58.5cm
- 収納サイズ(約):直径7×長さ29cm
- 重さ(約):297g
- 素材:[生地]ポリエステル [骨]スチール、ファイバーグラス、ABS、POM
- UVカット率:98%
- 傘骨本数:6本
- カラー展開:オリーブ、サンド、ブルー、ブラック、ホワイト
ハイキングやトレイルの際におすすめの、丈夫で軽量な日傘です。壊れにくさに定評のあるEuroSCHIRM(ユーロシルム)社製で、
シャフトは贅沢なカーボンで仕上げられています。手になじむ形状のハンドルにはストラップが付いており、傘の落下を防止します。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径94×63cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:193g
- 素材:[シャフト、ハンドル]カーボン
- UVカット率:- (UPF50+)
- 傘骨本数:8本
- カラー展開:シルバー
スポーツウェアが有名な「デサント」の日傘です。傘同士がぶつかったとき、傘本体が回転することで衝撃を受け流す「スピナー構造」が特徴で、高い耐久性を誇ります。この記事で紹介する折りたたみ傘のなかで
最も直径が大きく、荷物が多いキャンプや子連れでのアクティビティにもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径110×長さ67cm
- 収納サイズ:長さ31cm
- 重さ:-
- 素材:[生地]ポリエステル [シャフト]アルミニウム [骨]アルミニウム [ハンドル]ABS樹脂
- UVカット率:99.9%以上
- 傘骨本数:8本
- カラー展開:ネイビー
傘づくり一筋100年余り、ドイツで1919年に創業した歴史ある傘メーカー「ユーロシルム」の日傘です。アルミスペシャルリブとカーボンを採用し、
ブランド内で最も軽量なモデルに仕上げています。ケースにはカラビナ付きなのでリュックに引っかけられて便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径98×長さ58cm
- 収納サイズ:長さ27.5cm
- 重さ:175g
- 素材:[生地]テフロン加工ポリエステル [シャフト]ファイバーグラスアナダイズド・アルミニウム、カーボンの混成 [骨]特別設計アルミニウム [ハンドル]EVAハードフォーム
- UVカット率:-
- 傘骨本数:6本
- カラー展開:シルバー
名前のとおり、スポーツ観戦をはじめさまざまな屋外レジャーに適した日傘です。折りたたみではないものの、そのぶん
直径155cmと広範囲をカバーできます。グラスファイバー製で軽量かつ丈夫な点も特徴です。大きな影をつくりたい、ファミリーやグループでのキャンプにもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径155×長さ96cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:450g
- 素材:[生地]ポリエステル [シャフト、骨]グラスファイバー
- UVカット率:-
- 傘骨本数:9本
- カラー展開:シルバー、ブラック、グリーン
スノーピーク スノーピークアンブレラUL ブラック Online Edition
UVカット率99%以上、遮光率99%以上とハイスペックでありながら、
収納サイズが22cmと非常にコンパクトなモデルです。スタイリッシュなブラックカラーがビジネスシーンでも活躍します。口コミではその軽さに言及するユーザーも多く、
荷物を少しでも小さく軽くしたい登山や電車でのキャンプなどにも適しています。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径100cm
- 収納サイズ:長さ22cm
- 重さ:175g
- 素材:[生地]30Dポリエステル [シャフト]カーボン [骨]アルミニウム [ハンドル]ABS樹脂 [ハンドル紐]ナイロン
- UVカット率:99%以上
- 傘骨本数:8本
- カラー展開:ブラック(公式オンライン限定)
スノーピーク公式サイトWORKMAN(ワークマン) 遮熱遮光ワンタッチコンパクトアンブレラ
この生地で紹介しているアイテムの中でも最も低価格な、定価2,300円(税込)の日傘です。裏面はチタンコーティングが施され、遮熱、遮光の性能をそなえているうえUVカット率も99.9%以上と非常にハイスペック。ファミリーキャンプなどで
傘が複数必要な場合にもうれしいコスパの高さです。
【基本情報】
- 使用サイズ:-
- 収納サイズ:-
- 重さ:-
- 素材:[生地]ナイロン
- UVカット率:99.9%以上
- 傘骨本数:6本
- カラー展開:カーキ、オフホワイト
ワークマン公式サイトチェアに固定できる日傘も要チェック
釣りをはじめ、長時間屋外で座ったまま過ごす場合や、ビーチや公園でのちょっとした休憩にはチェアに固定できる日傘がおすすめです。日傘を固定しておけば両手が空くのでアクティビティを妨げず、快適に読書や食事を楽しめます。
チェアのポールに取り付けられる日傘です。アームの角度を自由に変えられるため、
太陽の位置によって傘の向きを調節できます。直径が110cmあり、一人分の影をつくるのに最適。キャンプでタープを設営するまでの間や撤収が終わった後にあると便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径110×長さ90cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:430g
- 素材:[生地]ポリエステル [シャフト、骨]鉄
- UVカット率:-
- 傘骨本数:8本
- カラー展開:ブラック、ブルー、ピンク、レッド、ネイティブほか7色
アウトドアシーンでも日傘を使おう
アウトドアシーンでの紫外線対策には帽子やUVカットパーカーの活用がメジャーですが、実は日傘もアウトドアブランドから多数展開されています。雨にも対応できる晴雨兼用のモデルであれば、活用の幅が広がりアウトドアだけでなく日常のシーンでも活躍してくれます。今回の記事を参考にお気に入りを見つけて、快適にアウトドアを楽しみましょう。