メタルマッチおすすめ7選!使い方や選び方を徹底解説
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【釣り初心者の保存版】メタルジグおすすめ26選!選び方と使い方もあわせて紹介
2024.06.07ノウハウ
金属製のルアー(疑似餌)である「メタルジグ」。サバやブリなどの青物からメバルやカサゴなどの根魚、アジやヒラメなど幅広い魚を釣ることができます。しかし、その汎用性の高さゆえに、重さや形、色、素材など種類が豊富で、初心者にとって選び方が難しいというのも事実。そこで今回は、メタルジグの選び方とおすすめのアイテムを26個紹介!狙う魚種やフィールドに合わせた最適なアイテムが見つかるはずです。
制作者
shumpei
登山にはまっています。気を抜くと全身モンベルに。家族とのキャンプではスノーピークのアメニティドームを愛用しています。
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釣具の一種「メタルジグ」とは?
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小魚やエビなど、魚が好むエサに形を似せた「ルアー(=疑似餌)」。その中でも、鉛やタングステンなどでつくられた金属製のものを総称して「メタルジグ」と呼びます。メタルジグの中でも、軽いものは岸から釣りをする「ショアジギング」、重いものは船から釣りをする「オフショアジギング」で使われるなど、重さや大きさによって使用シーンが異なるのが特徴。
狙う魚は、アジやサバなどの青物をメイン。それ以外にカサゴ、ヒラメ、マゴチ、シーバスなど、幅広い魚種も狙えます。メタルジグ本体が重いものほど飛距離が出るので、ほかのルアーでは届かない沖での釣りも可能。
使い方は意外と簡単で釣り初心者にもおすすめですが、種類が豊富なので、購入する前に違いやそれぞれの特徴をしっかりと把握しておくことが必要です。
メタルジグの選び方
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メタルジグは非常に多くの種類が発売されていて、どれを選べばいいかわからない方が多いのではないでしょうか。見た目が似ているメタルジグがたくさんありますが、実はひとつひとつ違いがあります。選ぶメタルジグによって使い方や狙える魚種、使うタイミングも違います。ここでは重量やウエイトバランス、素材、カラーから選び方を紹介します。
重さ:堤防釣りなら軽め、船から遠くまでキャストしたいなら重めを選ぶ
まず肝心なのは「重さ」。ひとくちにメタルジグといっても、3g〜100g以上と幅広い重さが展開されており、狙いたい魚種や釣りをする場所によって最適なものが変わります。
初心者が最初に選ぶなら、扱いやすい20 〜30g程度の重さがおすすめです。堤防からアジやサバなどの回遊してくる青物やテトラの影に潜む根魚など幅広いターゲットを狙えます。サーフ(砂地)でマゴチやヒラメなどを狙うことも可能。
50g以上の重たいメタルジグを使いたい場合は、竿の適合重量(竿に負担のかからないオモリの重量を示すもの)に注意しましょう。適合重量を大幅に超えるジグを使ってしまうと、うまく遠くに投げられないだけでなく、竿が折れてしまう危険性も。メタルジグを購入する前に、使いたい竿の適合重量を確認しておきましょう。
ウエイトバランス(重心の位置):沈みやすさや水中での動き方が変わる
重さの次に重要なのが「ウエイトバランス」。ジグの重心のことを指し、主に「センターウエイト」「フロントウエイト」「リアウエイト」の3タイプにわかれています。
ウエイトバランスによって、竿を振ったときのジグの動き方やタイミングが変わるので、上級者はその日の釣り場の状況に合わせて使い分ける人も多数。それぞれの特徴を簡単に説明します。
- センターバランス メタルジグの「中心」に重心があるタイプ。クセがないので扱いやすく、初心者におすすめです。ただ投げて巻くだけでもある程度効果的な動きで魚にアピールしてくれるので、難しいアクションが不要。
- フロントバランス メタルジグの「先端(=竿に近いほう)」に重心があるタイプ。竿と連動してくれるような感覚で動かしやすいため、水中でジグを水平に動かし、弱っている魚をよそおうことで獲物を誘う「水平フォール」という使い方がおすすめ。投げて巻くを繰り返す「ランガンスタイル」でも使いやすいでしょう。
- リアバランス メタルジグの「後方(竿から遠いほう)」に重心があるタイプ。飛距離が出やすく沈むスピードが速いのが特徴です。そのため、風が強い日や潮の流れが早い日に活躍します。
素材:価格を抑えたいなら鉛、飛距離を出したいならタングステン
メタルジグは「鉛」と「タングステン」のどちらかが素材に使われることが多いです。
より一般的なのは「鉛」製。比較的値段が安く、気軽に使えることがメリットです。初心者や根掛かりをしやすい釣り場で使うなら鉛がおすすめです。
タングステンは鉛に比べて金属の比重が高く、サイズが小さくても重さがあるのが特徴。狙っている魚種が沖にいて、捕食している小魚が小さい場合はタングステンのメタルジグで狙いましょう。小さいながら飛距離を稼げるので、沖にいる魚を狙うことができます。
カラー・デザイン:より本物に近いナチュラル系か、濁った海でも目立つアピール系か
メタルジグのカラーは主に「ナチュラル系」と「アピール系」の2種類に分類できます。場面に合わせて使い分けられるよう、両方のカラーを準備するのが理想。
ナチュラル系のカラーは海にいる小魚をイメージしており、イワシやアジの色に似せた「青色」やサバに似せた「緑色」などが多め。海が澄んでいるときや晴れの日に使うとより効果的。食いつきが悪いと感じるときはナチュラル系のカラーを選択しましょう。
一方、アピール系のカラーは蛍光カラーやオレンジ、ピンクなど目にもド派手なタイプ。曇りの日や海が濁っている日には目立ちやすく、濁った海の中でも呼び名のとおりしっかりと「アピール」することができます。朝マヅメや夕マヅメなど、活性が高いときに使うのもおすすめです。
メタルジグの使い方
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メタルジグは使い方を間違えると期待している釣果を得られません。ここでは、メタルジグの接続方法やキャスティング方法、アクションの方法を解説します。適切な使い方をマスターしてメタルジグで釣りを楽しみましょう。
付け方
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メタルジグの付け方には幅数のバリエーションがあります。そのままラインを結ぶ「直結」から、「リング」「スナップ」「スイベル」と呼ばれる接続金具を使う方法も。
ここでおすすめするのは、つなぎ目がなく強度の高い「溶接リング(ソリッドリング)」と二重構造でつけ外しのしやすい「スプリットリング」の2つを使った接続方法。接続金具を2つ組み合わせることで、簡単かつ強度の高い接続が可能。
【溶接リングとスプリットリングを使ったメタルジグの接続方法】
この接続方法ならライントラブルを最小限に抑えてストレスなく釣りを楽しめます。作業自体も簡単なので、初心者には特におすすめ。
ルアーを接続する際にスナップを使う方法もありますが、大きい青物がかかった際や、小さな魚を大量に釣っていくうちにスナップが開いて外れてしまうリスクもあるため、メタルジグを使った釣りにはおすすめできません。魚がかかっても外れる心配の少ない溶接リングとスプリットリングの組み合わせからスタートしましょう。- 溶接リングにライン(釣り糸)を結ぶ
- メタルジグにスプリットリングをつなぐ
- 溶接リングと、メタルジグにつながれたスプリットリングをつないで完了
キャスティング方法
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メタルジグを竿に取り付けたら、次に覚えておきたいのが「キャスティング方法(=投げ方)」。ジグの重さと遠心力を利用して遠くに投げる「ペンデュラムキャスト」を覚えておくとよいでしょう。ペンデュラムキャストのやり方は以下の通り。
ラインの垂らしを通常より長くとって、竿のしなりと遠心力を使うことを意識。腕力をあまり必要としないので、疲れないキャスティング方法としても知られています。
コツとしては、力いっぱい投げるのではなく、遠心力によって自然となげることを意識すること。次第に感覚が掴めてきます。
- 竿先からラインを30cm〜100cmと長めに垂らす
- 竿を後ろに振りかぶり、垂らしたメタルジグを振り子のように揺らす
- 竿にメタルジグの重さが乗ったタイミングで遠心力を駆使してキャストする
アクションの方法
投げた後、ジグを動かして魚を誘うのも釣りの醍醐味のひとつ。
投げて巻くだけの「タダ巻き」、沈むのを待つ「フォール」、動きをつけて巻く「ジャーク」など、さまざまなアクション(=動かし方)がありますが、基本となるのは<、竿を上下に動かす際にリールをひと巻きするspan class="bold-underline">「ワンピッチジャーク」です。
メタルジグが水中でヒラヒラと動くので、弱った小魚を演出できます。初心者はキャスティングの練習と合わせてワンピッチジャークとタダ巻きをマスターしましょう。
メタルジグおすすめ26選
ここからは、上で説明した選び方に沿って、おすすめのメタルジグ26点を紹介!
王道のメジャークラフト「ジグパラ」シリーズ
洗練デザインに上級者もうなるブランド・ジャッカル
その他、老舗「ダイワ」から気鋭メーカーまで、個性豊かなメタルジグたち
お気に入りのメタルジグで釣りを楽しもう
メタルジグにはさまざまなデザインや重量、サイズがあります。狙う魚や釣りをする場所、使っている竿に合わせて最適なメタルジグを選びましょう。使い方に慣れたいない場合はタダ巻きとワンストップジャークだけで使えるタイプを選ぶことをおすすめします。メタルジグならではの遠投で遠くにいる魚を釣り上げましょう!