【アウトドアおやじが100回使ったギアvol.3】調理に欠かせない「クッカー」はスクエア型一択!
迷ったらコレを買え!キャンプも登山もカバーするスノーピークの定番クッカー「トレック900」
2023.06.10キャンプ用品
hinata編集部員のお気に入りのアイテムや、普段の生活でついおすすめしたくなってしまったモノ・コトを紹介するこの企画。編集部浅野が今回紹介するのは、キャンプを始めた学生時代に手に入れた、スノーピークのクッカー「トレック900」です。ギアの知識なんてほとんど無い時に買ったけれど、購入から6年がたつ今ではすっかりお気に入りに。初めてのクッカーにもピッタリな推しアイテムを紹介します!
制作者
hinata編集部 浅野嘉輝
茨城県出身。学生時代に地元の那珂川にあるカヌーショップに通い始めた頃からアウトドア派に。他には自転車、クルマなど景色が変わる乗り物やスポーツに夢中。アメリカでブルワリーを巡るほどビールが好きにも関わらずアルコール弱者のため、日々限られたHPで美味しいビールを探しています。
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「必要だから買った」クッカーがお気に入りになるまで
キャンプや登山を始めるにあたって、調理のためのバーナーやクッカー選びは、誰もが迷いがちなポイントの一つ。僕自身も、アウトドア歴10年を超えた今でこそ、自分の好みの形状や材質による違いなどをもとに選べますが、初見の時はどれも似通っていて、何を決め手に選んでよいかわかりませんでした。
大学時代、先輩キャンパーに「山に登ろう」と誘われた浅野。ウェアやリュックは、ほかのスポーツからうまく流用できても、クッカーとバーナーはさすがに買わないとどうにもなりません。そんなとき、まずはモノを見てみようと思って立ち寄ったアウトドアショップで出会ったのが、このスノーピーク「トレック900」でした。
トレック900は、その名の通り900mLが入るポットと、250mLの容量をもつフタがセットになったクッカーです。キャンプ場では、ポットでラーメンをつくりつつ、フタはシェラカップ代わりとして飲み物を飲むために使ったりしています。
そんなクッカーがお気に入りになった最大の理由が、可動部のシンプルなデザインとオール金属で作られたことによるタフさ。2017年の購入から6年間、あらゆるフィールドに持ち出し、あるときは焚き火の超強火で調理、あるときは落下させてしまったりしつつも、壊れる気配はありません。気付けば傷も凹みも、愛せるポイントになってしまったのです。
ボディはアルミ製のため、チタン製ほど軽量ではありませんが、気を使わずにガシガシ使えるのも僕の「ズボラアウトドア」にフィットしたポイントです。
調理に必要な全てをスタッキング
900mLのポットと250mLのフタの組み合わせによって、運搬時の収納力もバッチリ。僕は以下のアイテムをスタッキングしています。
- SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
- SOTO パワーガス250 トリプルミックス SOD-725T
- ライター
- マッチ
「目盛り付き」で調理も失敗知らず!
内側には、oz(オンス)とLの二つの単位で目盛りが振られています。山の上では貴重な飲料水も、しっかり量れば無駄にすることはありません。大好きなチキンラーメンも、味ブレなしでつくれるのが浅野にとってはうれしいポイントです。
山の上で使用するときはこんな感じ。ウインドマスターのゴトクはミニマムなサイズですが、クッカーを載せても不安は感じません。こうしてクッカーでラーメンを煮る時間が、至福のひとときです…。
いかがでしょうか。この輝くチキンラーメン。自然の中で食べればなんでもおいしいとはよく言いますが、チキンラーメンは中でもおいしさ爆上がりな食べ物の1つだと思っています。
それはさておき、ラーメン一人前、煮るための水450mL、そして卵一つを入れてもあふれることなく、安心して調理できることもトレック900のポイントです。白米なら最大で二合を炊けるので、グループキャンプでメンバー分を炊き上げる飯盒としても活躍します。
「使い続けたくなる」ギア選びが楽しい
潤沢な予算が無い中で、特に考えもなく手にとってしまったトレック900ですが、今となっては大満足。これからも長く使いたい相棒です。傷や凹みも含めて、ギアが自分色になっていくことを教えてくれたこのクッカーのおかげで、キャンプのギア選びはさらに楽しくなったのでした!
編集部のお気に入り
hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。