おしゃれなアウトドアブランケット23選!夏もOK!大判タイプも紹介
キャンプ場が想像より寒い!夜中の冷え込みで寝付けない!そんな時におすすめしたい、羽織るだけで温かい「ブランケット」。今回は、毛布のような大判サイズ、夏でも使えるサラッとタイプ、おしゃれな北欧系ブランドなど、種類別におすすめ商品を紹介します。
ブランケットとひざ掛けの違いとは?
キャンプ場は標高の高い場所に位置していることが多く、朝晩は特に冷え込みます。そんな時はブランケットを1枚持って行くといいでしょう。ひざ掛けと似ていますが、何が違うのか?それは、大きさです。
ブランケットは、肩から羽織って使えるように全身を包み込めるほど大きなサイズ。それに対し、ひざ掛けは、名前の通り膝の上から下半身を覆える1m四方程度のサイズのものを指します。ブランケットはサイズが大きいことで、体を温める以外に、テントの中に敷いてラグ替わりにしたり、コットの上に敷いて地面からの冷気をシャットアウトしたり、さまざまな場面で大活躍!
アウトドア中の効果的なブランケットの使い方
ブランケットは、足元や背中の冷えを温めてくれる防寒アイテム。ここでは、アウトドアやキャンプでブランケットの保温効果を発揮する使い方を3つ紹介します。
ひざや肩にかけて使う
ひざや肩にかけて使うのは、ブランケットの定番。春や秋など気温の寒暖差が激しいときにサッと膝にかけるだけで温かさが段違いに変わります。
焚き火の熱が届かない背中側に冷気が流れ込む場合、ひざに掛けても効果はありません。効果的に暖を取りたいなら、肩から羽織って、ポンチョのようにぐるりと体を包み込みましょう。
シュラフと一緒に使う
春先や秋のキャンプ。昼間は暖かくても、最低気温10℃と夜中は冷え込んでしまい、3シーズンシュラフでは寒くて寝られなかった経験をした人もいるのでは?
そんなときは、シュラフ+ブランケット。ブランケットに包まったままシュラフに入ったり、上に掛けたりするだけで驚くほど温かくなります。
また、真夏のキャンプならシュラフの代わりにタオル地などサラッとした生地のブランケットを持って行くのもおすすめです。コンパクトに収納でき、徒歩やバイクでキャンプにぴったり!
チェアやコットの上に置いて使う
焚き火の熱を感じるお腹側は温かいけど、背中やお尻は冷たい。そんなときは、チェアの背もたれから座面にかけてブランケットを掛けると、あっという間に冷えが解消できます。
冬のキャンプの大敵は、地面からの底冷えです。ダウンシュラフを使っているのに、底冷えが辛くて寝られない。そんな思いをしている方は、コットやマットの上にブランケットを敷いてみてください。冷気が遮断されてぐっすり眠れるようになります。
アウトドアで使うブランケットの選び方
数多くのタイプを展開しているブランケットを購入する際、どれにしたらいいのか迷ってしまいます。ここからは、あなたの目的に合った好みの一枚を見つけられる選び方を解説!
使いたい季節に合わせて素材で選ぶ
ブランケットには次の5種類の素材が使われています。素材によって肌触りや適した季節が変わるので、ブランケットを選ぶときは素材に着目するのも大切です。以下にそれぞれの素材のメリットとデメリットを記載します。あなたの好みの素材を見つけてみてください。
- ダウン…保温性能が抜群で、真冬にピッタリ。軽量な素材でコンパクトにもなるのがメリット。湿気や濡れに弱く、価格が高くなりがちなのがデメリット。
- ウール…保温性に優れていて秋冬の寒い時期に適しています。チリやほこりを寄せつけないため汚れにくいのがメリット。水に弱く、洗濯しにくいのがデメリット。基本は手洗いです。
- コットン…サラッとした肌触りが特徴の素材。冬は保温性があり暖かく、夏は涼しいので1年中使えるのがメリット。洗濯をすると縮みやすく、シワになりやすいのがデメリット。
- リネン…通気性が高い素材で夏に最適。肌触りはサラッとして柔らかいのがメリット。しわになりやすく、色うつりしやすいのがデメリット。洗濯後はすぐにシワを伸ばす必要があります。
- ポリエステル…頑丈で洗濯しやすく比較的安価なのがメリット。扱いやすいので初心者の方におすすめです。汚れや臭いがつきやすいのがデメリット。
用途に合わせてサイズで選ぶ
ブランケットは、就寝時に使いたい、チェアにかけて使いたいなど、シーンによってサイズが異なります。ここからは、サイズに合うキャンプシーンを解説しますので、どんな場面でブランケットを使いたいか想像してみましょう。
【ブランケットの主なサイズ】
ちなみに、アウトドアで一番活躍するのは大判サイズです。寒いときはくるっと全身を包めますし、キャンプシートの上に敷けば地面からの冷気をシャットアウトできます。1枚あるだけで色々なシーンで大活躍するので、迷ったら大判サイズを選びましょう!
持ち運び重視!コンパクトさで選ぶ
キャンプやアウトドアでは荷物のサイズ感にも着目したいところ。特に徒歩や自転車、ツーリングキャンパーの方は積載が制限されるので、収納袋が付いていてコンパクトになるブランケットがおすすめです。
また、ブランケット自体のサイズが小さいものを選ぶのもひとつの手ですが、それでは寒さを十分に防げません。コンパクトかつ温かさも欲しいなら「ダウン素材」がおすすめです。
ダウンは保温性の高さも特筆すべきですが、ギュッと押さえることでかなり小さくなるのが特徴です。物によってはザックの隅にしまえるほどのサイズに!いざというときにサッと取り出して使える心強い味方になります。
毛布みたいな大判ブランケット4選
毛布のように大きいサイズのブランケットは、お昼寝用の掛け布団として使ったり、ラグ代わりに敷いたり、アイデア次第で使う幅が広がります。ネイティブ柄のブランケットを選べば、自分のキャンプサイトがグッとおしゃれな空間に!
おしゃれな北欧ブランドのブランケット4選
ここからは、可愛らしい北欧デザインのブランケットを紹介!チェアやコットの上に畳んで置いておくだけでもキャンプサイトのアクセントになります。KLIPPAN(クリッパン)やBARKER TEXTILES(バーカーテキスタイルズ)など世界的に人気なブランドも多く、自分へのご褒美にも贈り物としてもおすすめです。
焚火もOK!難燃性ブランケット5選
キャンプは焚き火を楽しむのが醍醐味!ただ、焚き火のそばでブランケットを使うと、火の粉が飛んで穴が空いてしまったり、最悪、燃え広がる危険性も。ここからは、焚き火のそばで使っても比較的安心な、難燃性のあるブランケットを紹介します。
夏でも使えるおしゃれなブランケット5選
ブランケットは寒い季節にしか使わないと思いがちですが、暑い夏でも大活躍!シュラフの代わりにブランケットをお腹の上に掛ければ快適に寝られます。夏に使うブランケットは、汗をよく吸うタオル地やサラッとしたリネン素材のものがおすすめです。
持ち運びしやすいコンパクトなブランケット5選
キャンプでは、持っていける荷物の量に制限があります。特に徒歩・自転車・ツーリングキャンパーは、積載量がかなりシビアです。キャンプ時間を少しでも快適にしたいけど、荷物はかさばらない様にしたい人に向けて、手のひらサイズまでコンパクトに収納できるブランケットを紹介します。
ブランケットの洗い方
キャンプやアウトドアでは、土ぼこりや泥はねなどですぐに衣服などが汚れてしまいます。外で使ったブランケットを清潔に保つために、洗濯方法をチェック!
洗濯OKの素材か確認!
素材によって、①洗濯できるもの②手洗いできるもの③洗濯できないものの3種類に分かれます。
洗濯に強い素材はポリエステル、手洗い必須はコットン、水洗いできないのはウールやカシミヤ、シルク、レーヨンです。「手洗い可」となっていたら洗濯機のおしゃれ着洗いではなく、手洗いをしましょう。繊細な素材は扱いが違うだけで毛羽立ちや縮みが起きてしまいます。
ブランケットを洗う前は、洗濯タグの確認は欠かせません。
ブランケットの洗濯方法
洗濯機の使用がOKのブランケットであれば、次の手順で洗濯すると生地が傷みにくくなります。
- ブランケットを洗濯ネットに入れる。汚れている部分があれば、その面が表に来るように畳んで入れる。
- おしゃれ着洗い用の洗剤の使用がおすすめです。汚れている箇所に洗剤を垂らし、叩き込むとより効果的です。
- 脱水は30秒程度と短めにしておきます。
ブランケットの手洗い方法
洗濯機が使えない手洗い推奨のブランケットはデリケートな素材が多いので、次のように丁寧に洗うのがおすすめです。
- 洗面ボウルなどに、30度程度のぬるま湯を入れ、おしゃれ着用洗剤を入れる。
- ブランケットを畳んで入れて、静かにやさしく押し洗い。このとき複数回持ち上げながら、押す面を変えるのがコツです。擦ったり揉んだりすると生地が傷むので注意しましょう。
- 脱水は30秒程度と短めにしておきます。
おしゃれなブランケットでより快適なアウトドアにしよう!
ブランケットは肌寒いときにサッと羽織れて、シーツやラグの替わりにもなる、役立つ便利なアイテムです。凝ったデザインのおしゃれな物が多いので、あなたのキャンプサイトをグッと素敵にアレンジしてくれます。数あるものの中からどれを選ぶか迷ってしまう人、この記事を参考に、アウトドアをもっと快適にするお気に入りのブランケットを見つけてください!