【再入荷】Flamengo ネスティングタンブラー
“調理の断面”が見える「Flamengo」の最強ガラスタンブラー
2023.10.13キャンプ用品
ビーカーみたいにずんぐりしたかわいい形とは裏腹に、直火OKでアウトドアにも連れ出せる頑丈さ――。ガラスの常識を覆すタンブラーが、おもしろいもの好きのキャンパーの間でじわじわと話題になっています。企画・販売を手掛けているのは、セレクトショップ「アマテラス鎌倉」が母体のブランド、「Flamengo(フレミンゴ)」。その開発秘話と、商品の魅力に迫りました。
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もくじ
「調理の断面」が見える!?理科の実験風なキャンプ飯に子どもも大人も盛り上がる!
躍る枝豆に膨らんでいくお米…。調理過程のライブ感がたまらない
「料理は化学」だと言われますが、この「フレミンゴネスティングタンブラー」で調理しているとまさにそんな気分。直火で直接調理ができるので、透明なガラスの中で加熱によって変化していく食材をライブで楽しめるという面白さがあるんです。
「ゆでてる間にあれをして、これをして~」と、ほったらかし&時短が美学になっている昨今ですが、これだと料理の完成過程をついついじっくり見てしまいます。お米が炊けていくところなんて、子どもと一緒に見ていると盛り上がること間違いなし。なんなら、夏休みの自由研究の題材にだってできるかも!?
作ってそのままおしゃれな器に。荷物の軽量化にも一役買いそう
「鍋からラーメン」は行儀が悪いけど…タンブラーからラーメンはおしゃれでしかない!?
直火にかけられるということは、鍋みたいに使えるということ。タンブラーに直接お湯を沸かしてラーメンを作ったり、アヒージョやバーニャカウダのような油ものだってできちゃいます。
しかも、クッカー=おしゃれな器になるのが高ポイント!ソロキャンならなおさら、器とクッカー両方を持って行かなくてもこれ一つで事足りてしまうかも。
日本酒やワインにちょうどいいSサイズ(直径70mm)、コーヒーカップ代わりに使えるMサイズ(直径80mm)、調理にも活躍するLサイズ(直径90mm)の3サイズ展開なので、サイズで使い分けるのもおすすめです。
アマテラス鎌倉と幻の一級ガラス製品製造技能士が手を組んだ!
「未来に残したいメイドインジャパン」を中心に物語のある商品が並ぶアマテラス鎌倉
何ともユーモラスな商品ですが、そんなネスティングタンブラーを発信するブランド「フレミンゴ」を運営しているのは、鎌倉にあるアパレルや雑貨のセレクトショップ「アマテラス鎌倉」。
オーナーの青木さんは幼少時から自然に親しみ、釣りやキャンプもごく当たり前にしていたというアウトドア派です。匂いにちょっと敏感な青木さんは、兼ねてから「食事の時、プラスチックやステンレスに移る匂いが気になっていた」そう。
特にビールやワインはガラスが一番で、「口当たりも匂いのなさもいいし、キャンプでグラスを使いたい」とずっと思っていたのだとか。
池田硝子の社長は、今はもうない国家資格「一級ガラス製品製造技能士」の保持者
そこへ現れたのが、理化学分野向けの超硬質ガラス機器を製造している池田硝子の社長。もともとお客様で何度かお店を訪れており、仲良くなったある日、「これ使ってみて」と、ネスティングタンブラーの原型となったグラスをプレゼントしてくれたそう。
「使ってみた時の衝撃といったらなかったです。軽くて透明度が高く、ガラスなのにやわらかな雰囲気。なのに強度も高くて、シンプルな中に技術が詰まっているのが分かるんです。夢だった、“グラスでキャンプ”がこれならできると思いました」
それもそのはず、池田社長は、2012年まで国家資格だった「一級ガラス製品製造技能士」希少な保持者。しかも、最初の有資格者は池田社長のお父さんだそうで、親子二代でガラス製造技能の匠なのです。
そうして、青木さんのアイデアでアウトドア向けに使いやすいサイズ感と、持ち運びに便利な入れ籠にできるS・M・Lの3サイズを企画。ネスティングタンブラーが誕生しました。
割れにくく、直火も平気!安心してアウトドアで使えるガラスの秘密
薬品の蒸留や冷却に使う、「理化学ガラス」の世界から来たタンブラー
「理化学ガラス」とはその名の通り、物理・化学の研究で使われる器具のためのガラス。衝撃への強さはもちろん、蒸留や冷却に使われるため、高温や温度差への強さも求められます。ホウ酸を加えた超硬質ガラスは、強度と透明度の高さが一般のガラスとは段違い。
ネスティングタンブラーは、70年以上の歴史を持つ池田硝子の蓄積された技術と経験により、ガラスそのものの品質はもちろん、国内屈指の職人技で強度や使い心地にもこだわっています。
得意のバーナーワークで形成するネスティングタンブラーは、口が当たる部分のやわらかいカーブなどもすべて手作業。ガラスなのにやわらかな雰囲気、ぬくもりを感じる理由はそこにあるそうです。
ガラスなのにやわらかさを感じる優美な曲線は口を付けた時のフィット感や飲み心地が抜群!
ラーメン、おひとり様シチュー、ワイン、デザート…。その可能性∞
子どもとカラフルなポップコーン作り。跳ねてる様子を横から見られるのもGOOD!
編集部でも実際に使って料理を楽しんでみました!まずは、直火OK&透明感を生かして、カラフルなポップコーンにチャレンジ。材料は、
- ポップコーンの種
- カラーマシュマロ
- バター
- ネスティングタンブラーLにバター(20g程度)を溶かしてポップコーンの種(大さじ1程度)を入れたら、まずは普通にポップコーンを作ります。
- ポップコーンを取り出し、バター(15g程度)とマシュマロ(1色ずつ)を溶かします。この時はマシュマロを5粒くらい使いました。
- 1を加えて絡める。
- クッキングペーパーに広げてくっつかないように冷ます。
ポップコーンの調理過程はこんな感じ。飛び出さないように、木のボードなどでフタをして加熱。弾けだすとあっという間に出来上がりますよ。
ちなみに、できあがっても加熱し続けているとすぐ焦げてしまうので、ポップコーンが弾けきったらすばやく火からおろしてお皿などに移すようにしてください。また、タンブラーがすごく熱くなるので、触れる時は必ず革のグローブなどをして。化繊の布巾などは溶けてくっついてしまうので注意です。
大人のお楽しみ、ホットワイン。冬はもちろん、夏でも冷え込む朝晩におすすめ!
※ガラスなので、無理に力を加えると割れることがあります。
※急激な温度差によるヒートショックで割れることがありますが、ヒビが入る形で割れるため、かけらが飛散しにくい特徴があります。急激な空焚きなどは避けてください。
※加熱中は本体が熱くなりますので、軍手やミトンなどをご使用ください。
※本品はガラスであり、誤った使用によっての破損、及びそれに伴うケガ等の恐れがあります。投げつけたり、本来の目的以外での使用はしないでください。
次にやってみたのはホットワイン。作ってそのまま飲みたくなるところですが…。タンブラーが熱くなるので、Lで作ってSやMに注ぎ分けて飲むのがいいかもしれません。
撮影当時が初夏だったので、白ワインと柑橘系で爽やかなホットワインを作ってみました。
材料はすべて適量で、
白ワイン
オレンジ
ドライレーズン
ドライマンゴー
パイナップル(缶詰)
アニス
シナモンスティック
ドライフルーツはアウトドアに持っていきやすいし、甘みが加えられて飲みやすくなるのでおすすめです。このレシピでは、マンゴーやパイナップルを使っているのでちょっとトロピカルな雰囲気。好きなフルーツやスパイスで自由に楽しんでみてください。
フレミンゴでは、今後、器にもカバーにもなるケースなど、ネスティングタンブラーのアフターパーツを開発する予定だそう。また、東京の町工場の職人とのプロジェクトも水面下で進んでいるとか。
ちょっと目の付けどころが違うギアで、これからもキャンプの常識を覆してくれそうなブランド、ぜひチェックしてみてください。
【基本情報】
商品名:Flamengoネスティングタンブラー
素材:ほうけい酸ガラス(超硬質ガラス)
サイズ:[S]直径70×高さ70mm(容量250mL)/[M]直径80×高さ80mm(容量350mL)/[L]直径90×高さ90mm(容量480mL)
付属物:専用巾着袋
対応熱源:直火、オーブン~200℃、電子レンジ 食洗機可能
炎と相性抜群のニュークッカーでFLAME&GO!
他にないユニークさと日本が誇る技術を併せ持つネスティングタンブラー、どうでしたか?ちなみに、ブランド名の「Flamengo」は、「FLAME(炎) N(and)GO」の造語だそうです。直火調理はもちろん、この中で小さな焚き火もできてしまう、炎との親和性抜群のガラスタンブラー。料理にランタンにと、炎と一緒のアウトドアシーンをより楽しく美しく彩ってくれそうです。
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