Z works. 虎砲心〜父子〜
虎の影がキャンプの用心棒!?随所にギミックが潜むアイアン製サイドテーブル
2023.10.10キャンプ用品
茨城発のガレージブランド「Z works.(ジーワークス)」は、炎の中にトラが浮かび上がる焚き火台や六角鉄を使ったランタンスタンドなど、個性的なアイアンギアが代名詞。2023年4月、繊細なトラのレーザーカットを施したサイドテーブルが登場しました!ただ「見た目がいい」だけでなく、あちこちにギミックが潜むテーブルは、存在感も抜群。細部までこだわり抜かれた逸品を紹介します。
制作者
hinataストア
hinataスタッフが厳選したアウトドアギアを紹介!
hinataストア公式サイト→https://hinatastore.jp/
hinataストア公式インスタグラムアカウント→@hinatastore_official
新商品・再入荷情報などインスタグラムで配信中♩ぜひフォローしてください!
もっと見る
もくじ
掘り加工のトラが天面で吠える、サイドテーブル「虎砲心」
「Z works.」のシグネチャー、気高く吠えるトラがインパクト抜群!
全国屈指のキャンプ場数を誇る茨城で、鉄製ギアを中心に制作・販売しているガレージブランド「Z works.(ジーワークス)」。アウトドアショップ「karasu surfing&outdoors.」(@karasu_2010)のオーナー阿部さんが運営しており、デザインも性能も細部までこだわり抜いた個性派ギアが注目を集めています。
そんなジーワークスの「顔」となっているのが、インパクト抜群のトラ。なぜトラ?と思って聞いてみましたが、答えはシンプルなものでした。
「ものごころついた時から、なぜかトラが好きだったんです。強く美しい姿に惹かれ続けていて、息子の名前も虎汰郎と付けてしまったくらい(笑)」と、阿部さん。
そんな一途な「トラ愛」を、最初のギアでも表現。繊細なトラを鉄板にレーザーで切り抜いて作ったインパクトのある焚き火台は、一躍ジーワークスの名前をおしゃれキャンパー達の間に広めました。今回のサイドテーブル「虎砲心」でも、同じ図柄のトラが登場。焚き火台では炎を透かしてその姿が美しく浮かび上がっていましたが、今回のテーブルも何か仕掛けがありそうです!
【ギミック1】外径フレームはシェラカップなどのハンガーに
360°にギアハンガー付き!サイドまでフルに使って、テーブル天面がすっきり使える
六角形の形をした鉄製フレームは、手間のかかる粉体半艶黒塗装を全体に施し、錆止めの役割に加え、重厚感を演出。周囲にはぐるりとギアハンガーがあり、カップや小型ギアをフックでかけておくことが可能です。鉄製フレームなので、多少の重さがあるものをかけても安定しているのも頼もしい。
最大幅338mmとコンパクトなサイドテーブルだから、天板面積は有効に使いたいもの。ライトやシェラカップ、ナイフなど、よく使う小物をかけておけば必要な時だけサッと取れて便利です。
また、自前の三脚に接続して使うタイプなので、高さ調整が自由に効くのも便利。その日の気分で、ロースタイルにもハイスタイルにも自在に変更OK!
【ギミック2】影の投影だけじゃない!光と角度で驚きのイリュージョンが
あなたは影派?光派?トラの姿がサイトのアクセントに
リアルなトラの投影はやっぱりジーワークスの醍醐味!天板の上から光を当てると地面に巨大なトラの影が現れ、裏側から光を当てれば光の虎が浮かび上がります。
特に地面に伸びる影は光の当て方によってかなり大きく伸びるので、使い方によってはサイトのコーディネートにもなりえそう!前を通る人からも「あれなんだ?」と一目置かれること間違いなしです。
色合いが変化する、特殊加工のアクリル板で天面をカバー
ただ「鉄板に繊細なトラの顔がかたどられている」だけでなく、それをアクリル板で挟んでいるのも「虎砲心」の大きな特徴の一つ。「抜き加工のテーブルは、かっこいい一方で、手入れがしにくかったり、食べカスなどが詰まりやすかったりするのが個人的にすごく嫌だった。アクリル板で挟むことで、それを解消しました」と、ここにも阿部さんのこだわりが詰まっています。
しかも、それだけではありません。栃木の人気ブランドSOU LABOに依頼したアクリル板は、特殊な繊維を挟むことによって、光の角度や当てる強さでスレートブルーやマジェンダに色が変化。
アクリル板なのに、ちょっとメタリックな光り方をするのもアイアンがベースのこのギアにぴったりな仕掛けです。横からLEDライトなどのスポット系の光を当てないと変化が分かりにくいのでライティングは腕の見せ所ですが、クールな雰囲気が好きな人にはたまらない仕掛けのはず!
【ギミック3】父と子は連結可能!使い道が広がる二段テーブルに
「子」はあえての無塗装。DIYで自分好みに仕上げられる!
この虎砲心には実はオプションで「子」があります(hinataストアではセット販売のみ)。「子」は、虎の絵とロゴが焼き付けられた無塗装の木製で、サイズもふた回りほど小さい最大幅180mm。
自分で好きな塗料を塗って仕上げられるDIYの余地があるため、オリジナリティを出せるのも魅力です。シェラカップやスマホなど、小さなものを置いておくのにちょうどいいサイズ感で、こちらだけ買う人もいるそう。
子にはアタッチメント装着済み。径が合うジョイントで父と連結
連結させれば驚きの二段テーブルに!
「子」の裏側にはアタッチメント付き。さまざまなアクセサリや三脚とジョイントできる
その「子」を使った最大のギミックが、父と子の連結。子には裏側にアタッチメントが装着済みなので、連結できるパーツさえあれば父との二段重ねができ、より存在感を増すシルエットに!
例えば下段にドリンクや飲み物、上段にランタンを置いたり、ビュッフェ台のようにおつまみを二段に並べるなど、立体的な使い方でキャンプのワンシーンがより映えるものになりそうです。
ちなみに今回、写真で使われているのはカメラアクセサリーのアシノスティック。ジョイント径が1/4から3/8と幅広いので、パーツとの互換性もばっちり!アイデアを生かして、「自分的正解」を見つけてみてください。
8カ月の歳月をかけて生まれたギアは、ぜいたくなガレージブランドコラボ!?
ショップの強みを生かした情報力と人脈で夢のコラボが実現
「父」の天板にはジーワークスとSOU LABOのロゴが。主張しすぎないようにアクリルの裏側から刻印しているのも細かなこだわり
「父」にはリアルツリー柄の専用ケースが付属。外側にはゴールゼロが3本かけられるループやDカン、内側はセパレートポケットあり
完成までに8カ月かかったというこちらのテーブルは、パーツ一つひとつも細部までこだわったものを使用。
前述のアクリルプレートを制作した「SOU LABO」を始め、あらゆる三脚に対応できる「父」中央のアタッチメントはガレージブランド「Dapper Punch」のもの。リアルツリー柄の専用バッグは北海道の「KAMU PRODUCT」が作成。また、ミニサイドテーブルの「子」も「アサガラワークス」が作成と、個性派ガレージブランドが手を組んだとても贅沢なコラボ!
これが実現したのは、阿部さんがガレージブランドを自ら開拓し、自分のショップで扱ってきたからこそ。「あそこのあのパーツがいいなあとか、ここはこういうのを頼んだら絶対すごいのを作ってくれる!というのが分かるから、声をかけやすかったです」と、情報量の多さと人脈の広さをフル活用していました。
ジーワークスじゃなければできなかったであろう、奇跡のサイドテーブルと言っても過言ではなさそうです。初回ロットは予約時点で完売と滑り出しも好調な様子。手に入るうちに一台どうでしょう?
【基本情報】
商品名:虎砲心~父~
素材:スチール、アクリル
使用サイズ:最大幅約335mm×厚み約7mm
重さ:1.4kg
付属品:専用ケース
商品名:虎砲心~子~
素材:木
使用サイズ:最大幅180mm×厚み17mm
重さ:200g
クールで遊び心あふれるテーブルはサイトのトレードマークにも!
独創的なデザインと細部に仕掛けられたギミックで、絶対ほかとかぶらないであろうサイドテーブル「虎砲心」。三脚に付けられるかっこいいテーブルが欲しいという人は迷わず「父」をゲット。人に自慢できるオリジナリティが欲しいという人は、DIYできる「子」もおすすめです。さらに、「父」と「子」を連結すれば、遠目にも自分のサイトとすぐ分かるトレードマークに!一気に上級者感の出る個性派テーブルを中心に、新しいレイアウトを楽しんで。
hinata的欲しいものリスト
hinataのセレクトするオンラインショップ「hinataストア」から、今注目のブランド・アイテムをピックアップ。