ミニマライトが小さなアートに変身!?付けたまま持ち歩きできる画期的シェード
コンパクトで明るく、ランタンにも懐中電灯にも、いざという時にはモバイルバッテリーにもなる多機能性で人気の「ミニマライト」。でも、「ゴールゼロに比べるとカスタムギアが少ない!」と嘆いているユーザーも多いのでは?機能はそのまま、着けるだけでアーティスティックになるシェード、ありますよ!
コスパも機能も優秀な「ミニマライト」
まずは「ミニマライト」のご紹介。2021年2月に5050WORKSHOPから発売されたLEDライトです。主な特徴は
- ハンディライトにもランタンにもなる
- ハンディライトは照射範囲をズームして調整することで広範囲を照らしたり、最長100m先も照らせる!
- 光の強さを2段階で調整できる上、ランタンは雰囲気に合わせて色温度も選択可能。
- いざという時はモバイルバッテリーとしても使用できて心強い。
- 市販のネックストラップやカラビナに着けて、腰や胸から下げることもOK
と、コンパクトさと機能性を備えたアイテムになります。しかも価格も
2,860円(2023年2月現在)とお手頃!比較的手に入りやすいのも魅力です。
ひと味違うシェードでミニマライトがアートな雰囲気に
distortion=”ねじれ”なデザインがかっこいい!
そんなミニマライトですが、同じLEDライトの「ゴールゼロ」に比べるとカスタムギアが少ないのが悩みの種。そこで人気に火が付いているのが今回紹介するシェードです。
シェードというと傘のような形のものを想像しがちですが、こちらは本体の上からすっぽりかぶせるタイプ。光の透過性・拡散性が高いレジンを使用し、3Dプリンターで「ねじれ」を表現。さらに、グラデーションを感じられるように中央部分は薄く、天地は厚く設計されています。
すりガラスを思わせるマットな質感ながら、厚みを変えていることで光に表情が出る
商品を開発したのは、グラフィックやプロダクトをメインとしているデザイン会社。それだけに、「実用性」のみならず「趣向性」も併せ持った道具をコンセプトにしており、ブランド名「stock arts.」は「アートをためる」。つまり、stock arts.のギア一つひとつをアートとしてとらえ、ユーザーにstock arts.のギアを愛用しながらコレクションしてほしい、という思いがあるそう。
ユーザーからも、「ミニマライトのカジュアルな雰囲気がこれを着けると高見えする!」「光の輪がきれい」と好評の声が届いています。
カラーはスモーク、アンバー、ブラックの3色展開
カスタムギアの選択肢が限られるミニマライトにおいて、カラーを選べるのもうれしいポイント。それぞれの特徴を写真付きで紹介します。
スモーク
少し曇りがかったイメージ。3色のなかで、もっとも光の広がりを感じることができるので、MINIMA Lightをさらに明るくしたいという人におすすめです。
アンバー
明るさとデザインが増す人気のカラー。カバー全体がオレンジ色に光るため、ディテールがはっきりとし、スマートさが際立ちます。
ブラック
光量は落ちるものの、ミニマライト本体のLEDがくっきりと見えて無骨な印象に。また、「ねじれ」がよく分かるのもこのカラー。軍幕テントやモノトーン系のサイトでいいアクセントになってくれそうです。
装着したままハンディライトにもランタンにも使える実用性もこだわり
もはやこれが仕様!?本体一体型として使えるシェード
そもそも、このシェードを開発した背景には「世の中にあるミニマライト用のシェードに個人的に不満があった」という、stock arts.代表兼デザイナーのTさんの思いがありました。
「シェードに傘型やかご型はよくありますが、ミニマライトを持って夜道を歩こうと思うと傘やかごを外さないと使用できないですよね。それが不便だなと感じていて、ランタンとしてつるす時も、ハンディライトとして持ち歩く時も使える一体型を考えたんです」
これならシェード装着のまま、雰囲気のあるランタンはもちろん…
革命的ともいえる、スポット機能を邪魔しないカバー設計
一体型を実現したのは、スポットライト部分を覆わずに本体をすっぽり覆う、なおかつカバーが抜け落ちないようにホールドできる設計。
構想過程で、ミニマライトの思わぬところが外れて「あ!ここだ!」と閃いたのだとか。これまでありそうでなかった「装着したまま持ち歩けるシェード」、コロンブスの卵のような革命でした。
スポットライトの蓋カバーを外し、ミニマライト本体をカバーに差し込んだあと締める。シンプルでいて革命的!
仕上げや塗装は一つひとつ手作業。実は、伝統工芸品並の細かい作業が
3Dプリンターの強みと人の手による繊細さが調和
レジンを使い、3Dプリンターで作ることにより、プラスチック成形では出せない光の透過性や広がりがあるのがこのシェードの特徴。それに加え、実は、仕上げはすべて人の手なのだとか。
「やすりで滑らかにしたり、塗装したりは一つひとつ手作業です。レジンに目立つ気泡が入っていれば弾くし、1日10個も作れないんですよ」とTさん。
そんな意味ではまさにアート要素のあるギア。1点モノ感が感じられるところも魅力です。ちなみに、初期の作品は各色10点ほど、ロゴが入ってないそうです。最初の頃に手に入れた人、もしロゴが入ってなかったら、それは激レア!
ミニマライトのスポットライトを装着する部分も職人が滑らかに磨いている。制作工程を聞くとなおさら愛着が沸きそう。
【基本情報】
商品名:stockarts. go-st - distortion for MINIMA Light
素材:レジン
サイズ:H111mm×39mm×39mm
カラー:スモーク/ブラック/アンバー(アンバーのみ塗装商品)
【装着方法】
スポットライト蓋カバーを開け本製品を差し込んでください。
奥まで差し込んだのちスポットライト蓋を閉めてください。
※レジンプリンターを使用しているため気泡やスジが入っていますが、不良品ではありません。
見栄えも使い勝手も上々!ミニマのシェードを探しているなら迷わずコレ
”映える”視点のシェードは多々ありますが、付けたままでハンディライトにもランタンにも使えるのは目からウロコ。夜、ちょっとトイレや車に行きたい時など、ランタンハンガーからさっと取ってそのまま使えるのが便利!3色コレクションして、その日のコーディネートに合わせた着せ替えを楽しむのもおすすめです。