ミニマムの真逆をいく「重装備」ソロキャンプ。ベテランキャンパーの荷物すべてを徹底解剖!
ソロキャンプを楽しむのなら、デュオキャンプやファミリーキャンプの時と比べてギアのサイズや、サイト作りもコンパクトにしないと違和感があるもの?いえいえ、車を使って大量のギアを持ち運び、広いサイトで楽しむソロキャンプスタイルも全然アリ!そこで今回は、アウトドア専門店スタッフの「重装備」ソロキャンプに密着。荷物の中身、全部見せてもらいました。
ソロキャン=コンパクトと決めつけるのはナンセンス!
複数人用のギアをソロキャンプで使えば、ゆったりくつろげる自分だけのぜいたくな空間のできあがり!スペースに余裕があると、心にも余裕が生まれ、リラックスできるというもの。ソロ=コンパクトという常識にとらわれず、お気に入りギアをいくつも持ち込んで、ラグジュアリーなソロキャンプを楽しんじゃいましょう!
ソロ×重量ギアスタイルのキャンパーはアウトドア専門店のベテランスタッフ
エルブレス ビバモールさいたま新都心店
矢澤 豊さん(53)
キャンプ歴33年、社歴は18年。朝のキーンとした空気や夜の澄んだ星空が好きなので、キャンプは涼しくなる10月以降からが多い。誰にも気を使わないで、ゆったりのんびり過ごすソロキャンプスタイル(車あり)。ビール党で、サッポロ クラシックが一番お気に入り。
すべての荷物を大公開!
こちらが、矢澤さんの荷物一式!一般的なソロキャンパーと比較すると荷物は多めです。とはいえ、愛車であるホンダCR-V(シーアールブイ)の後部座席を倒せば、積み込める量。コールマンのアウトドアワゴンで運ぶと2〜3往復程です。
全部設営したらこんな感じ!
最大6人収容できるテント「ノルディスクのミッドガルド9.2」と3〜5人用のタープ「ノルディスク カリ ダイヤモンド10」を設営し、テント内外のレイアウトも整えたら完成!
テント、タープの広さはそれぞれ6畳ほど。テントの対角線上にタープが張られており、この対角線に交差する形で、クーラーボックスと焚き火台が置かれているため、サイトの形的には四角形。全体だとざっくり約40平米ぐらい。ビジネスホテルの一般的なツインルームの倍ぐらいの広さで、かなり快適な空間!
広々としたサイトを作れる、というのも、人が少ない冬キャンプだからこその醍醐味です。
この空間に一体どんなギアがレイアウトされるのか…。テントがある居住スペース、タープ下のリビングスペースの2つに大きく分けて紹介していきます。
居住スペース
1.テント:最大6人を収容できるノルディスクの「ミッドガルド9.2」
2.テーブル:ザ・ノース・フェイスの「キャンプテーブルスリム」
3.棚:コールマンの「バタフライマルチシェルフ」
4.ポータブル電源:エコフローの「リバーマックスプラス」
5.収納ケース:パスツールキャンプの「巻けるソフトコンテナ」
6.ライト:クレイモア「 3FACE+X」
7.寝具3点セット:ローコット、エアーマット、寝袋
リビングスペース
次に、タープ下のリビングスペースを紹介していきます。
8.タープ:ノルディスク「カリ ダイヤモンド10」
9.チェア:スノーピーク「ローチェアショート」/テーブル:ホールアース「コンフォートロールテーブル120」
10.クーラーボックス:コールマン「54QTステンレススチールベルト(R)クーラー」
11.調理器具:JHQ「マルチグリドル19cm」
12.バーナー:スノーピーク「ヤエンストーブ レギ」
13.石油コンロ:スノーピーク「タクード」
14.調味料:ほりにし「アウトドアスパイス」
15.焚き火まわり:スノーピークの「焚火台L」と「フォールディングトーチ GT-120」
大型ギアをソロキャンで使うという最高のぜいたく!
複数人用のギアをソロキャンで使うと、サイトもおのずと広々!ギアの重さを気にせずに「こう過ごしたい!」という理想に沿ったものを持ち込めば、ぜいたくな自分時間を満喫できます。ソロ×重量ギアは中毒性が高いかもしれません。
キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ
今回、取材した矢澤さんが勤める「エルブレス ビバモールさいたま新都心店」は、全国のエルブレスの店舗の中でも5本の指に入る店舗面積を誇ります。売り場には、キャンプをはじめ、登山、ウィンタースポーツなどさまざまなアウトドア用品が充実!
直営契約を結んでいるブランドも豊富なので、安心してお買い物を楽しめます。アウトドアの知識豊富なスタッフと話しながら、自分にぴったりのギアを見つけてみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
エルブレス ビバモールさいたま新都心店
住所:埼玉県さいたま市浦和区上木崎1丁目13番1号4階(スーパースポーツゼビオ店内)
電話番号:048-815-8029
営業時間:10:00~20:00