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エルブレス1月_ビバモールさいたま新都心店 矢澤豊さんのキャンプギアの画像

ミニマムの真逆をいく「重装備」ソロキャンプ。ベテランキャンパーの荷物すべてを徹底解剖!

2023.08.21キャンプ用品PR

ソロキャンプを楽しむのなら、デュオキャンプやファミリーキャンプの時と比べてギアのサイズや、サイト作りもコンパクトにしないと違和感があるもの?いえいえ、車を使って大量のギアを持ち運び、広いサイトで楽しむソロキャンプスタイルも全然アリ!そこで今回は、アウトドア専門店スタッフの「重装備」ソロキャンプに密着。荷物の中身、全部見せてもらいました。

ソロキャン=コンパクトと決めつけるのはナンセンス!

ゼビオ店舗1月
複数人用のギアをソロキャンプで使えば、ゆったりくつろげる自分だけのぜいたくな空間のできあがり!スペースに余裕があると、心にも余裕が生まれ、リラックスできるというもの。ソロ=コンパクトという常識にとらわれず、お気に入りギアをいくつも持ち込んで、ラグジュアリーなソロキャンプを楽しんじゃいましょう!

ソロ×重量ギアスタイルのキャンパーはアウトドア専門店のベテランスタッフ

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エルブレス ビバモールさいたま新都心店

矢澤 豊さん(53)

キャンプ歴33年、社歴は18年。朝のキーンとした空気や夜の澄んだ星空が好きなので、キャンプは涼しくなる10月以降からが多い。誰にも気を使わないで、ゆったりのんびり過ごすソロキャンプスタイル(車あり)。ビール党で、サッポロ クラシックが一番お気に入り。

すべての荷物を大公開!

エルブレス1月_ビバモールさいたま新都心店 矢澤豊さんのキャンプギアの画像
こちらが、矢澤さんの荷物一式!一般的なソロキャンパーと比較すると荷物は多めです。とはいえ、愛車であるホンダCR-V(シーアールブイ)の後部座席を倒せば、積み込める量。コールマンのアウトドアワゴンで運ぶと2〜3往復程です。

全部設営したらこんな感じ!

エルブレス  ビバモールさいたま新都心店 矢澤 豊さんのテントサイトの画像
すべて設営するのにかかった時間は、1時間20分程
最大6人収容できるテント「ノルディスクのミッドガルド9.2」と3〜5人用のタープ「ノルディスク カリ ダイヤモンド10」を設営し、テント内外のレイアウトも整えたら完成! テント、タープの広さはそれぞれ6畳ほど。テントの対角線上にタープが張られており、この対角線に交差する形で、クーラーボックスと焚き火台が置かれているため、サイトの形的には四角形。全体だとざっくり約40平米ぐらい。ビジネスホテルの一般的なツインルームの倍ぐらいの広さで、かなり快適な空間! 広々としたサイトを作れる、というのも、人が少ない冬キャンプだからこその醍醐味です。 この空間に一体どんなギアがレイアウトされるのか…。テントがある居住スペース、タープ下のリビングスペースの2つに大きく分けて紹介していきます。

居住スペース

まずは、テントがある居住スペースから!

1.テント:最大6人を収容できるノルディスクの「ミッドガルド9.2」

ノルディスクのミットガルド9.2の画像
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矢澤さん

ノルディスクのミッドガルドはワンポール構造ではない分、テント内を広く使えるところがお気に入りです。6畳分の広さを一人で使えるので、まったく窮屈さを感じません。
ビバモールさいたま新都心店 矢澤 豊さんのテント内の画像
テント内の空間
ビバモールさいたま新都心店 矢澤 豊さんのテント内の画像
天井にはライトが設置されている

部屋の中を広々使えるノルディスクのミッドガルド

2.テーブル:ザ・ノース・フェイスの「キャンプテーブルスリム」

ノースフェイスのキャプテンテーブルスリムの画像
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矢澤さん

6畳くらいのテントには、畳一畳くらいのサイドテーブルが大きさ的にしっくりきます。ウッドテーブルは、ナチュラルな色味のコットンテントとも相性抜群です。

約畳1畳分で使いやすい!ザ・ノース・フェイスのローテーブル

3.棚:コールマンの「バタフライマルチシェルフ」

コールマンのバタフライマルチシェルフの画像
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矢澤さん

テントの天井が高いため、シェルフを活用することによってデッドスペースを少なくしています。テント内も整理できで、広く使える技です。

4.ポータブル電源:エコフローの「リバーマックスプラス」

エコフローのリバーマックスプラスの画像
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矢澤さん

ポータブル電源は、携帯、サーキュレーター、LEDランプなどの充電に使っています。バッテリー容量は576Whあるので十分。非常用のバックアップの意味でも携帯しています。

5.収納ケース:パスツールキャンプの「巻けるソフトコンテナ」

パスツールの画像
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矢澤さん

荷物が多いので、車の中でも、形を変えてくれるソフトコンテナを使っています。荷物を出した後は、巻物のようにくるっと丸めて置いておけるので、スペースを有効に使えて便利です。

くるっと巻いて収納できる!ソフトコンテナS

6.ライト:クレイモア「 3FACE+X」

クレイモアのライトの画像
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矢澤さん

最大で5000ルーメンの明るさを放つLEDライトなので、闇夜でもくっきり。 充電のもちも非常によくて、最小で付けておけば約3日も頑張ってくれます。キャンプ以外の時は、防災用ライトとして家に置いています。

カラビナ付属で、持ち運びやつり下げも簡単!クレイモアのLEDランタン

7.寝具3点セット:ローコット、エアーマット、寝袋

ローコット、エアーマット、寝袋の画像
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矢澤さん

冬キャンプの寝具選びは最重要事項!私は、顔がすっぽり埋まるマミー型かつロングサイズを愛用しています。寝袋は地面から上がってくる冷気をなるべく受けないように、ローコット、エアーマット、寝袋の順に配置して寝ています。エアーマットはクッション性だけでなく断熱効果にも優れているので、寝心地と寒さ対策にもグッド。

クッション性と断熱効果あり!ホールアースのインフレータブルマット

組み立て簡単!ホールアースのローコット

リビングスペース

次に、タープ下のリビングスペースを紹介していきます。
矢澤豊さんのキャンプサイトの画像

8.タープ:ノルディスク「カリ ダイヤモンド10」

カリ ダイヤモンド10の画像
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矢澤さん

このタープは、視界が広いうえ、6畳ほどの広さがあるので、一人で使えば開放感抜群。燃えにくい難燃素材でできているので、タープの近くで気を遣わずに焚き火ができるのもお気に入りです。

9.チェア:スノーピーク「ローチェアショート」/テーブル:ホールアース「コンフォートロールテーブル120」

「ローチェアショート」と「コンフォートロールテーブル120」の画像
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矢澤さん

「ローチェアショート」は、背もたれがちょうどよい角度でくつろげる一方で、座面はほどよい硬さと張り心地。この絶妙なバランスのおかげで、立ち上がりも楽だし、足も伸ばせるし、座り疲れしないしと手放せません。「コンフォートロールテーブル120」は、座面の高さよりも少し低いので、調理器具を乗せて高さが出ても、調理が楽。アルミ天板なので、油などが付いてしまったときは、サッと拭くだけでお手入れ終了。気を使わずガシガシ使えるのが魅力です。

長時間座っていても疲れない!スノーピークの折り畳みローチェア

10.クーラーボックス:コールマン「54QTステンレススチールベルト(R)クーラー」

コールマンの54QTステンレススチールベルト(R)クーラーの画像
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矢澤さん

約51Lの大容量タイプですが、ビールをたくさん飲む私には、ちょうどよい大きさです。重量はあるものの、保冷力は抜群。長時間冷たさが続くので、おいしくビールを飲むのに重宝しています。

11.調理器具:JHQ「マルチグリドル19cm」

JHQのマルチグリドル19cmの画像
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矢澤さん

テントやタープは大きめのものを使う私ですが、食事はそこまでたくさん食べないので、小さめの調理器具を選んでいます。19cmのサイズは、30cmのサイズより、コンパクトで使いやすく、手元で肉を焼くのに重宝しています。特殊な加工により、油を敷かずに調理できるし、焦げ付かないので後片付けも楽。表面をサッと拭くだけでしまえます。

12.バーナー:スノーピーク「ヤエンストーブ レギ」

スノーピークのヤエンストーブ レギの画像
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矢澤さん

小さい見た目にもかかわらず、最大出力2900kcalの高火力で調理時間も短くすみます。低重心タイプなので、椅子に座った時に手を伸ばすと、ちょうどいいところにいてくれて調理が楽です。

13.石油コンロ:スノーピーク「タクード」

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矢澤さん

一見、ストーブのようにみえますが、煮炊用の石油コンロです。私は、天板の上にケトルを置き、お湯を沸かしてコーヒーを入れるのに使っています。隣に置くと、天板上部の熱でほのかに暖かいので、ちょっと暖を取るのにも便利。直径38cm、高さ34cmとコンパクトなので車の積載を圧迫しないし、ローテーブルの隣に置いた時に高さが合うので、調理も楽です。

14.調味料:ほりにし「アウトドアスパイス」

キャンプで肉を焼いて楽しむ画像
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矢澤さん

調味料として欠かさず持っていきます。肉を焼いて、ほりにしのアウトドアスパイスを振りかけておけば間違いなし!

振りかけるだけで美味しくなる!ほりにしのアウトドアスパイス

15.焚き火まわり:スノーピークの「焚火台L」と「フォールディングトーチ GT-120」

スノーピークの「焚き火台L」と「フォールディングトーチ GT-120」の画像
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矢澤さん

寒い冬は、なるべく早く火おこしをして温まりたいため、バトニングの必要がない大きめの「焚火台L」を使っています。同じ理由で、火付けには火力抜群のフォールディングトーチを愛用中。焚き火台は小さいものより大きいもののほうが暖かいですし、調理の幅も広がります。

大は小を兼ねる!スノーピークの焚火台L

最高出力3500kcal/hの大出力!スノーピークのトーチ

大型ギアをソロキャンで使うという最高のぜいたく!

ゼビオ店舗1月
複数人用のギアをソロキャンで使うと、サイトもおのずと広々!ギアの重さを気にせずに「こう過ごしたい!」という理想に沿ったものを持ち込めば、ぜいたくな自分時間を満喫できます。ソロ×重量ギアは中毒性が高いかもしれません。

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

ゼビオ店舗1月
今回、取材した矢澤さんが勤める「エルブレス ビバモールさいたま新都心店」は、全国のエルブレスの店舗の中でも5本の指に入る店舗面積を誇ります。売り場には、キャンプをはじめ、登山、ウィンタースポーツなどさまざまなアウトドア用品が充実! 直営契約を結んでいるブランドも豊富なので、安心してお買い物を楽しめます。アウトドアの知識豊富なスタッフと話しながら、自分にぴったりのギアを見つけてみてはいかがでしょうか。 【店舗情報】 エルブレス ビバモールさいたま新都心店 住所:埼玉県さいたま市浦和区上木崎1丁目13番1号4階(スーパースポーツゼビオ店内) 電話番号:048-815-8029 営業時間:10:00~20:00

広い売り場にはキャンプや登山など幅広いアウトドア用品が充実!


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