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【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けない「着火剤」とは?
2022.10.30キャンプ用品
「今さら聞けない!」そんなキャンプにまつわるモノ・コトを毎朝解説していく【今日のキャンプ用語辞典】。今日のテーマは、焚き火などで火起こしをする際に便利な「着火剤」です。種類や使い方などをあらためてチェックしてみましょう。
「着火剤」とは?
火起こしをサポートする助燃剤

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「着火剤」とは、薪や炭への着火を助けてくれる助燃剤です。キャンプ向けには、主に固形タイプとジェルタイプが販売されており、どちらも手軽に使用できるのもポイント。燃焼を助けてくれるので、着火しにくい薪などでもスムーズに焚き火やバーベキューを楽しむことが可能です。
固形タイプは、固めた木材にパラフィンワックスや灯油などの可燃性物質を染み込ませたもの。ジェルタイプは、引火点が低いメタノールなどが使用されていて火力が強い特性もあります。
小分けされていたり、臭いが抑えられていたり、湿気に強かったりと、さまざまな着火剤が登場しているので、自分のスタイルに合う一品を見つけてください。
着火剤の使い方
下部にセットして着火するだけ

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固形タイプの場合は、着火剤を囲むようにして薪や炭を置くのがおすすめです。この際、空気の通り道を塞がないように隙間を開けて置くのもポイント。着火剤に火をつけたら、うちわや火吹き棒を使って空気を適度に送り込み、徐々に火を育ててみましょう。
ジェルタイプは、小さめの薪や炭にジェルをかけ、固形タイプと同様の方法で着火すればOKです。
おすすめ着火剤5選
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炭化させたおがくずと、デンプン、水を混ぜた、100%自然の素材だけで作られた固形タイプの着火剤です。表面に設けられた溝が空気を通し、すばやい着火を促します。
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パラフィンワックスを含み、すばやい着火を実現した固形タイプの着火剤。切り込みが入っているので、使いたい分だけ簡単にカットして使用できるのもポイントです。
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ヤシガラを原料にした固形タイプの着火剤。小さな焚き火台などでも使いやすいラウンド形状で、3ピース、4ピース、6ピースが展開されています。

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メチルアルコールが主成分のジェルタイプの着火剤。キャップを開けて薪や炭に塗るだけ。一度出たジェルが中に戻らない構造にされているのも特徴です。炎が確認しやすい赤色火が採用されています。
火起こしが簡単&スムーズに!
今日のテーマは「着火剤」でした。着火剤があれば、初めての火起こしでもスムーズに楽しめるはず。さまざまなタイプが販売されているので、用途に合う着火剤を選んでください!
明日の用語辞典は「チャコールスターター」です。どんなモノなのか、あなたはご存知ですか?
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||
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商品名 | ウェーバー チャコールブリケット | 尾上製作所 着火剤 | ファイアーライターズ | ロゴス エコココロゴス ミニラウンドストーブ | ニチネン チャッカネン |
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今日のキャンプ用語辞典
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ライター紹介

クルマ雑誌やおでかけサイトなど約10年編集に携わる。愛車を走らせサーキットでグイグイだったかつての週末…が、今や年間約80泊、もっぱらソロキャンプ三昧。JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー