【保存版】テントとタープの連結方法は?自由にレイアウトして快適なキャンプを楽しもう!
小川張りを分かりやすく解説!おすすめセッティングテープと自作方法も紹介
2024.10.24キャンプ用品
美しく張られたタープと連結したテント。この一見難しそうな小川張りですが、セッティングテープがあればだれでも簡単に設営ができます。この記事では、小川張りの設営手順を詳しく解説。おすすめセッティングテープや、セッティングテープの手作り方法も紹介します。憧れの小川張りをマスターしましょう。
制作者
Saknao
キャンプ歴6年。子どもと犬2匹を連れてファミリーキャンプを楽しんでいます。観光やアクティビティを目的にキャンプ場を選ぶことが多く、夏はカヤックや釣り、冬はスキーも一緒に楽しんでいます。好きなアウトドアブランドは「キャンパルジャパン」。コンパクトなギアでシンプルなキャンプを目指しています。
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小川張りとは?
小川張りとは、テントの出入り口の上にタープを重ねて張る方法です。テントの後方にポールを立て、セッティングテープや延長ベルトを伸ばしてタープを設営。テントとタープを連結することにより、テント出入口に屋根付きのリビングスペースをつくりだせます。
小川張りの「小川」とは、ogawaブランドで有名な老舗アウトドアブランド「キャンパルジャパン(旧:小川キャンパル)」が由来。自社製品である「システムタープヘキサDX」を使用してテントとタープを連結したことが、今の「小川張り」の原点ともいわれています。
小川張りがおすすめの理由
限られたスペースにテントとタープを設営するのは至難のわざ。そんな時におすすめしたいが、テントの上にかぶせるようにタープを張る小川張りです。スペースを有効活用できるので、狭い区画サイトでもテントとタープを設営できます。
また、テントとタープを隙間なく設営する小川張りは、日差しや雨をしっかりさえぎれるのがメリット。天候に左右されずにタープとテントの移動がスムーズに行えます。そして、何より小川張りは見た目がかっこいいというのもポイント。美しい小川張りは、キャンパー憧れのスタイルでもあります。
小川張りのタープはヘキサ?レクタ?
小川張りには、ヘキサタープとレクタタープのどちらでも使用可能です。ヘキサタープの方が設営するのが簡単と言われており、さまざま形のテントに対応できるメリットもあります。大人数で使うならレクタタープがおおすすめ。長方形のレクタタープは、縦方向と横方向の両方で設営でき、さまざまなレイアウトを楽しめます。どちらのタープでも小川張りは可能なので、持っているテントの相性や好みのスタイルでタープを選んでみましょう。
小川張りの注意点
小川張りの注意点は、普通にタープを張るよりも少し強度が落ちること。セッティングテープや延長ベルトでポールとタープを連結しているため、タープの張りが弱くなります。強風や豪雨の場合は、小川張りをせず、通常通りテントとタープを別々に張るようにしましょう。
小川張りは難しい?張り方の手順を解説
設営が難しそうな小川張りですが、必要な材料や張り方がわかれば意外と簡単。いつかチャレンジしてみたいと思っていた方は、ぜひこの機会に小川張りの張り方をマスターしてください。コツをつかめばさまざまなレイアウトの小川張りを楽しめます。
小川張りの張り方
小川張りには、タープとポール、ロープの他にセッティングテープや延長ベルトが必要です。タープとテント、どちらから設営しても良いですが、今回はタープを先に張り、その後タープの下にテントを設営する手順を紹介します。
①設営したい場所にタープを広げる。
②タープの片方にセッティングテープを接続する。
③タープのもう片方は通常通りポールにさし、ポールを立てる。
④セッティングテープにポールをさし、ポールを立てる。
⑤通常のタープ設営と同様、ロープを張りペグダウンする。
⑥セッティングテープの下にテントを設営する。
小川張りの張り方を動画でチェック!
小川張りの張り方を動画でチェックしてみましょう。こちらは、小川張りの原点である「ogawaシステムタープヘキサDX」の張り方を説明した動画です。ヘキサタープですが、レクタタープでも張り方は同じ。現地で設営する前に、動画を良く見て手順を覚えておきましょう。
小川張りにはセッティングテープが必要
小川張りに必要なのがセッティングテープ。タープとポールをつなぐための重要な役割を持ちます。ロープだけでも設営できることはできますが、セッティングテープがあった方が設営がしやすく、設営後の安定感もあります。小川張りを行う際は、ぜひセッティングテープを準備しましょう。
おすすめセッティングテープ3選
セッティングテープがなければ自作しよう
セッティングテープは自作も可能です。材料はホームセンターや100円ショップで手に入るので、気軽に作ってみましょう。ベルトは5メートルほどのものを、カラビナはさびにくいステンレス製がおすすめです。ハトメ用の穴があけにくいので、ハサミで切り込みを入れたり、先のとがったものを押し込んだりして、穴を広げていくとあけやすいです。
(材料)
荷締めベルト、カラビナ、両面ハトメ、ハトメパンチ
(作り方)
①ベルトの端を3cmほど二重に折り、ハトメ用の穴をあける。
②①であけた穴にハトメをさし、ハトメパンチで仕上げる。
③同様に、ベルトのもう片方側にも穴をあけハトメを付ける。
④ベルトの両端の穴にカラビナを付ける。
⑤長さの調節ができるように、50cmほどの間隔で穴をあけハトメを付ける。
小川張りでタープとテントをかっこよく連結!
限られたスペースを有効活用できる小川張りなら、サイトの大きさにかかわらずタープとテントが設営可能。テント入り口付近に屋根ができると、とても快適にキャンプができます。何より見た目がかっこいい小川張り。ぜひこの機会にマスターしてください。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||
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商品名 | コールマン エクステンションウェビングキット | キャプテンスタッグ タープ 延長ベルト | REVOR 小川張り専用 タープ延長ベルト |
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