ルーフテントで後悔?買う前に知りたいデメリットを解説!
ルーフテントは車の上に乗せる変わったテントで、スペースを有効活用できるのが特徴です。インパクトのある見た目なので興味本位で購入する方が多いですが、上手く扱えず失敗するケースがあります。今回は、買って後悔しないように、デメリットや後悔する点を抑えてルーフテントを購入方法を解説!防犯面や暖房といった気になるポイントにも注目してみましょう。
車中泊で便利なルーフテント
ルーフテントは電動で設置できるポップアップ式もあるので、慣れれば5分程度で設営できます。地面にペグを打ち込んで設営するようなテントだと夏場に汗かきながら過ごすことが多いですが、ルーフテントは地面と離れて設置できるので風通しがよく、比較的涼しく過ごせておすすめ!
枕や寝袋を入れたままテント本体をたためるので、収納したら撤去せずに使用できます。連泊する時に便利です。テント下にはさまざまなキャンプギアを吊り下げて保管や乾燥ができるのも魅力。
ルーフテントで後悔するポイント
ルーフテントで後悔した方の口コミを紹介!これらの問題を踏まえて、購入時の参考にしてみましょう。
外から丸見え
ルーフテントの課題として一番挙げられるのが、外から丸見えなこと。地面に設置するテントとは違い、車の上に設置するのでタープやサンシェードで目隠しできず、プライベート空間を確保できません。周囲から見えないように出入り口を閉めてしまうと、熱がテント内に籠ってしまい暑くていられないことも多いです。
ルーフテントを設置時は、なるべく人の少ない場所を確保しておくと周囲を気にせずキャンプを楽しめます!
不適切なサイズを購入してしまう
ルーフテントのサイズが車に合っていないと不格好な印象になってしまいます。購入前に車とルーフレールのサイズのバランスを把握おきましょう。事前にメジャーや巻き尺で車のルーフレールとルーフテントのサイズを把握しておくと、設置後のイメージがしやすいです。
風で揺れる
ルーフテントは車の上に設置するため、風の影響を受けやすくてよく揺れます。しっかり固定されていれば多少揺れても問題はありませんが、不安な方は落ち着いて過ごせないので後悔したと思うかたが多いです。心配であれば、板を1枚かませておきましょう。
高さ制限に引っかかる
ルーフテントは収納時でも高さが20cmを超える製品が多いため、駐車場の高さ制限に引っ掛かるリスクがあります。あらかじめ車の高さを測り、テントの高さを足して2.1m以内になるようなものを選びましょう。トンネルも通れない可能性があるので、引っ掛からないように速度を落として移動するのがおすすめ!
後悔しない選び方
ルーフテントを選ぶ際に押さえておくべきポイントを解説!ルーフテント選びで後悔しないためのポイントを理解しておきましょう。
設置後の高さを計算する
ルーフテントで気をつけなければならないのが、高さ制限です。設置したら車と収納時のルーフテントの高さを合わせたらどれくらいになるか、具体的に数字を把握しておきましょう。車の高さとルーフテントを足して、2.1m以内になるのが目安です。
ルーフレールの耐荷重をチェック
車のルーフレールに対応している耐荷重を超えるルーフテントを設営すると軸が折れる可能性があります。ルーフテントの重量と大人2人の体重を支えるだけの耐荷重がキャリアにあるか、車の屋根が凹まないか、不安要素を解消しておきましょう。
安定性を重視する
ルーフテントは雨や風による影響を受けやすいので、丈夫さや安定性を重視して選びましょう。主に、撥水性や耐風性を高めた設計になっているかを確認するのがポイントです。デザイン重視で選べば見栄えが良くなりますが、耐久性に欠けていると長く使えません。無骨なデザインであっても長く使えるものを選びましょう。
ベースキャリアが必要かどうか
ベースキャリアが車に設置できるかも重要です。ベースキャリアはテントを支える棒のような構造の製品を指します。ルーフレールの有無によって必要な製品が異なり、ルーフレール付きであればベースキャリアのみ、ルーフレールがなかったらベースキャリアとホルダーが必要です。
ルーフテントの気になるポイント
ルーフテントは携行性が高いのがメリットですが、気をつけた方がいいことが多いです。ここでは、使用場所や防犯面といった気になるポイントを紹介します。
道の駅で使えるの?
ルーフテントを使用する際は下記の点を踏まえて、原則道の駅での使用はおすすめしていません。
- 2台分の駐車スペースを使って設置
ルーフテントは横幅を取って設営するので、どうしても1.5台分の幅を使用して周りの迷惑になります。
- マナー違反
公共の駐車場でのキャンプ行為はマナー違反なのでNGです。
道の駅で使用したい場合は、事前にルーフテントが許可されているかを確認しましょう。
防犯上、無防備にならない?
キャンプで忘れてはならない、防犯対策。ルーフテントを路上で使用する場合は無防備になりますが、キャンプ場で使用する分には通常のテントと変わりません。心配な方は、車内とルーフテント内に1つずつ防犯ベルを設置しておきましょう。
冬場は暖房をどうしたらいいの?
ルーフテントは一般的なテント同様、室内で火を使うと一酸化炭素中毒とテントへの引火の恐れがあるので、暖房器具や調理器具の使用を推奨していません。そのため、冬場も基本的には寝袋で暖を取ります。テント内で過ごすのが厳しい場合は、車内に避難しましょう。
雪の積もる場所に設置するとルーフテントの屋根に雪が積もるので、雪の重みでテントが潰れる危険性が!定期的に屋根の雪を内側からたたいて落としましょう。
ルーフテントを正しく理解して快適なキャンプを!
今回は、デメリットや後悔する点を抑えてルーフテントを購入方法を解説しました。買う前にポイントを確認して、自分好みのルーフテントを選びましょう。高さやルーフレールのサイズ、ベースキャリアなどの必要な製品の有無をチェックするのを忘れずに!正しく理解すれば、快適なテント泊を満喫できます。
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