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時代が追いついたホンダの伝説的キャンプ車「エレメント」。人気急上昇の個性派SUVをオーナー6人が解説!【hinataガレージ】
2022.01.28ライフスタイル
米国で開発され、日本では逆輸入車として販売されていたホンダの伝説的なキャンプ車「エレメント」。開放感抜群な観音開きのサイドドアが斬新すぎたためか、国内では投入から3年せずして、2005年に販売終了。しかし、アウトドアブームが盛り上がりを見せる昨今、キャンパーの間で再評価されています。今回は、アウトドア好きのホンダ「エレメント」オーナー6人に、購入のきっかけやこだわりのカスタムについて聞きました。
制作者
菊地 誠
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もくじ
今だからこそ評価されているホンダ「エレメント」
米国で開発・販売されていたホンダ「エレメント」は5人乗りの5ドア、排気量2,354ccの4WDです。日本では、逆輸入車として2003年4月に販売がスタートしました。
エレメントの最大の特徴は、両サイドが観音開きのサイドアクセスドア。両サイドにセンターピラーがないため、ドアを開けたときの開放感が抜群。アウトドアギアをはじめ、スノーボードやチャイルドシートといった荷物の出し入れもスムーズです。
車内フロア・シート表面には、防水性に優れたウレタンコート加工を採用。飲み物がこぼれても濡れる心配がなく、小さな子どもがいる家族でも安心です。傷や汚れもつきにくく、スノーボードやスキー板などのスポーツギアも気兼ねなく収納できます。
そんなデザイン性と機能性に優れた「エレメント」ですが、日本では売れ行きがイマイチだったようで2005年12月に販売終了。しかし、アウトドアブームの到来で令和の今、ホンダ「エレメント」が再評価されています。そこで、Instagramで見かけたオシャレなエレメントのオーナー6人にその魅力や乗り心地を聞きました。
小回りが効くから狭い道でも快適なドライブ!
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
ホンダ「エレメント」の魅力は、寝袋やタープ、焚き火台などのかさばるギアもたくさん積める積載性の高さ。リアゲートを開ければ、そこで座ってぼんやり景色をながめたり、作業ができたりするところも気に入っています。
後部座席を上げればフルフラットになるため、足を伸ばしてゆっくり眠れ、車中泊も快適です。
リアは内側から開かないのが難点ではありますが、小さなテーブルを置いてあぐらをかいて作業ができるし、お酒を飲んだりご飯を食べたり自宅にいるかのように、かなりくつろげます。
車の床は、防水性に優れたコーティングが施されているので、飲み物をこぼしても気になりません。アウトドアに限らず、さまざまなシーンで活躍する車だと思います。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
車のデザインにひかれて15年ほど前に購入しました。2005年12月で生産終了しているので今は閲覧できませんが、当時公式ホームページに掲載されていたPVがとても格好よかったんですよ。
フルフラットで朝までぐっすり!車中泊にもってこい
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
ホンダ「エレメント」は、乗っている人が圧倒的に少ないので目立つらしく、キャンプ場に行くと知り合いに必ず気づいてもらえます(笑)。
後部座席は跳ね上げればフルフラットになるので、車中泊でも背中や腰が痛くて眠れない…という心配がありません。
プライバシーカーテンやテールゲートガバナ(テント)といったオプションアイテムも充実しているので、ひと目を気にせずぐっすり眠れて、車中泊にはもってこいの一台だと思います。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
ホンダ「エレメント」購入の決め手は、洗練されすぎていない無骨なデザインですね。シンプルで飽きのこない唯一無二のデザインに一目ぼれして購入しました。
ホンダ「エレメント」で車中泊をしながら日本一周の旅を満喫
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
ホンダ「エレメント」で車中泊しながら、日本一周のひとり旅を満喫しています。
日本一周中で荷物が多くあまりスペースに余裕はありませんが、足を伸ばして眠れるので一人であれば十分な広さです。2人で車中泊をするなら、リアシートを外した方が良いかもしれません。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
ラゲッジスペースがとても広く床がフラットになるところ、そして4WDであるところが気に入り、ホンダ「エレメント」を購入。観音開きのサイドドアの可愛さも、購入の決め手になりました。
後部座席を跳ね上げた状態で固定でき、天井が高く圧迫感がまったくありません。頭が天井にぶつからないので、座ったまま作業できるのもエレメントの魅力だと思います。
リアゲートが上下開きなので、スペースの狭い駐車場でも荷物の出し入れがスムーズです。
運命的な出会いを感じて長年の夢だったホンダ「エレメント」でアウトドアを堪能
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
ホンダ「エレメント」は、河原や山道などオフロードでの走破性にも優れているのでアウトドアに最適な車です。
エレメントの魅力はなんといっても、両側観音開きを採用したサイドアクセスドア。ドアが大きく開くので、キャリアルーフに収納した荷物の出し入れもスムーズで開放感が抜群です。
ただ、収納スペースや荷物の量を考えると、家族4人でキャンプに行くにはエレメントだと正直いってギリギリかもしれません。
とはいえ、エレメントは人と被ることがほとんどないので、キャンプ場での注目度も高くてちょっとした優越感に浸れるのがたまりません(笑)。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
発売当初からずっと気になっていたのが、ホンダ「エレメント」でした。当時の私は、スポーツカーやセダンに夢中だったこともありSUVを買うという選択肢はなく……。
それから数年後、夫婦で訪れたハワイで何度もエレメントを目撃し「これはもう、買うしかない!」と思いました。運命的な出会いを感じ、昔からの憧れだったエレメントを購入。
ボディカラーは、ハワイで見たエレメントのなかでも1番かっこよかったショアラインベージュ。どうしても同じカラーがほしくて、めちゃくちゃ頑張って探しました。
左ハンドルを逆輸入してUS仕様にカスタム!
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
山々の大自然に囲まれたエレメントは、キャンプ場で絵になります。車を覚えてくださり、それがきっかけで知り合いが増えることもあり、キャンプをさらに充実させてくれる存在です。エレメントは、大切なキャンプ道具のひとつでもありますね。
また、後部座席を跳ね上げれば床がフルフラットになるので、大人2人でも足を伸ばして熟睡できます。あまりの快適さに年末年始に4日連続で車中泊をしたこともあります。シングルの布団がぴったりハマるのも気に入っているポイントです。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
人とあまり被らない斬新なデザイン、そしてUS仕様にカスタムできるところに惹かれて左ハンドルの逆輸入車を購入。
エレメントを購入した11年前はスノーボードやバーベキューに行くことが多かったので、荷物をたくさん収納できるという点も購入の決め手となりました。
また、後部座席が広く大人が乗っても膝元に十分なスペースを確保できるので、家族が増えても買い替えが不要で長く乗り続けられる点もエレメントの魅力。
納車してから11年近く乗っていますが、エレメントは替えがきかない大切な一台です。
ロマンあふれるホンダ「エレメント」に一目ぼれ。乗るたびにワクワクさせてくれる最高の車
ホンダ「エレメント」でキャンプにいく魅力
以前からしょっちゅう「エレメント」で車中泊をしていましたが、後部座席を跳ね上げて固定できるので寝るスペースの確保に困ることはありませんでした。
小さいテーブルと椅子をセットすれば、簡単なものであれば車内での調理も可能。まるで、秘密基地のようなワクワクする感じが楽しかったですね。
寝袋やテント、焚火台などのかさばるギアを余裕で収納できるので、アウトドア好きにはもってこいの一台だと思います。
ホンダ「エレメント」を購入したきっかけ
SUVを探していたところ、某アウトドア専門雑誌に掲載されていたエレメントが目にとまりました。
これまで見たことのないデザインはもちろん、日本では数年しか販売されていなかった希少性の高さ、利便性とはかけ離れた観音開きのサイドドアなど、ロマンにあふれたエレメントに一目ぼれ。購入当時、走行距離13万キロを超えていましたが、それすらも気にならないほど魅了されました。
ホンダ「エレメント」を好みにカスタマイズしてアウトドアを楽しもう!
跳ね上げた後部座席をカラビナフックで固定でき、広々とした空間を確保できるホンダ「エレメント」。シートをフルフラットにして布団を敷けば、自宅の寝室にいるかのようなリラックス空間に様変わり。目的や用途に合わせたカスタマイズでアウトドアを堪能しましょう。
▼ほかにもホンダの伝説的キャンプ車があった!!
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アウトドアで使いたい、クルマ、バイク、自転車…。 タイヤのついたものも、立派なアウトドアギア!