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キャンプ料理

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【食中毒のピークは10月!】「真夏じゃないから…」その油断が命取り。秋の食中毒の原因と基本の予防テクニック

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暑さが一段落し「快適に過ごせるから」と、キャンプやバーベキューで使う食材を外にそのまま放置していませんか?一年で最も食中毒が多いのは、真夏ではなく実は10月。ついつい油断しがちな秋の食中毒ですが、原因を知ってきちんと予防すれば怖がることはありません。アウトドアを心ゆくまで楽しむために、すぐできる食中毒の対策法やお役立ちグッズを紹介します。

そもそも「食中毒」って何?

まな板の上の野菜

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食中毒とは、食べ物や飲み物についた細菌やウイルスが体内に入ってしまうことで、数時間〜1週間前後の潜伏期間を経て下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のこと。原因物質によって潜伏期間や症状はさまざまですが、場合によっては重大な神経障害を引き起こし、命にかかわる可能性もあります。 日本では、ノロウイルスなどの「ウイルス」が原因のものやO-157やサルモネラ菌などの「細菌」によるもの、きのこやフグなどの「自然毒」による食中毒が多いです。スーパーの鮮魚売り場で寄生虫「アニサキス」に関する注意書きを見たことがある人もいるかと思います。寄生虫による下痢や腹痛症状も、食中毒のひとつです。

どうして秋に食中毒が起こりやすいのか

山に生えたキノコ

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何となく高温多湿な7〜8月の夏場に多いイメージを持っている人がほとんどではないでしょうか。しかし、厚生労働省の「食中毒統計資料(令和2年版)」によると、食中毒の発生件数が一年のなかで最も多いのは10月です。 夏に比べると暑さがやわらぐ秋に食中毒が増える原因は、細菌やウイルスにとってはまだまだ湿度も気温も髙い状況だから。それに加えてキノコ狩りやフグを食べる機会が増えるため、夏とそう変わらない件数の「細菌・ウイルス」による食中毒に「自然毒」起因の食中毒件数がプラスされて、10月がワースト1位となっています。 「ウイルス」「細菌」「自然毒」と、リスクが三拍子そろってしまう秋の食中毒。一度経験したことがある人ならわかるあの辛さは、できれば味わいたくはありません。

食中毒を予防する3つのポイントは「つけない!増やさない!やっつける!」

ついつい油断しがちな秋の食中毒を防ぐためには、菌を「つけない!増やさない!やっつける!」という3つのポイントを守ることが大切。ここからは、キャンプでも取り入れていきたい予防対策を紹介します。

ポイント1:菌を「つけない」ために、洗う、除菌する

キャンプ場で手を洗っている様子

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最初に雑菌をつけないための対策です。あちこちを触る人間の手には、想像以上に雑菌がいっぱい。キャンプで調理する前は水道でていねいに手洗いをしましょう。生肉や魚を扱った後も、一度手をきれいに洗ってから次の作業をすることが大切です。 まな板やナイフなどの調理道具もその都度洗い除菌します。作業台も清潔にしてください。肉を焼く際は、生肉を触る用と焼き上がった肉を取り分ける用で別のトングを使いましょう。調理台に置いてある食品にはラップをかけておくと、菌の付着の予防になります。 除菌には簡単にできるスプレーやシートタイプが便利。おすすめの除菌グッズを紹介します。 ※除菌、消毒関連商品については、厚生労働省、経済産業省、消費者庁、国民生活センター、製品評価技術基盤機構から注意喚起が出ています。正しい知識をもとに、安全に使用するようにしましょう。

キャンプで使いたい除菌スプレー・シート

ノンアルコールでやさしい除菌スプレー
食品にも使えるアルコールスプレー
次亜塩素酸で除菌と消臭
さっと取り出せる除菌シート
アルコールでしっかり除菌するシート

ポイント2:菌を「増やさない」ために、食品はクーラーボックスの中で保管!

牛肉

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食中毒の予防には菌を増やさないことも大切です。細菌の多くは高温多湿の場所が大好物。日本食品衛生協会や冷凍食品の最大手「ニチレイ」の公表している情報によると、食中毒を引き起こす細菌のほとんどは、10℃以下で増殖スピードが遅くなり、-15℃で停止します。 逆に言えば、10℃以上で放置しておくと一気に増殖するということ。人にとっては涼しく過ごしやすい気候でも、食材はクーラーボックスに入れておくようにしましょう。クーラーボックスは日差しの当たる場所には置かず、日陰で風通しのいい場所に置いて、ふたの開閉はなるべく素早く済ませるのが鉄則です。それでも保冷には限度があるので、食材はできるだけ早めに食べるようにするのが重要。

ポイント3:食材を加熱して菌を「やっつける」

肉を焼いている様子

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雑菌は加熱によって死滅させることが可能。肉や魚はしっかりと中まで火を通すことで、食中毒のリスクがグンと下がります。中心部を75℃以上で1分以上加熱するのが目安です。カレーやスープなどを再加熱するときはよくかき混ぜることも大切。野菜は生よりもできるだけ加熱したものを食べるのがおすすめです。 まな板やナイフで生肉を調理したときは、お湯をかけて熱湯消毒すると安心です。菌をやっつけることも食中毒予防には欠かせません。

万が一食中毒になってしまったら

患者を診察する医者

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食中毒は原因によって症状や対応が異なります。万が一食中毒になったときは、脱水症状を起こさないように水分補給が大切。なかなか快方に向かわず、下痢や嘔吐が続いたり発熱したりするのであれば病院に行くようにしてください。キャンプには保険証のコピーを持参し、緊急時にかかれるキャンプ場そばの病院を調べておくと良いでしょう。症状が出たときは甘く考えず、早めに適切な対応が必要です。

正しく食中毒の予防をして秋のキャンプを楽しもう!

秋は屋外でも過ごしやすく、旬の食材がたくさんあるのでアウトドアのベストシーズンと言えます。しかし、食中毒が起きてしまったらせっかくの楽しい時間も台無し。正しく予防のポイントをおさえて、安心してキャンプを満喫しましょう! ▼食中毒についての情報は農林水産省や日本食品衛生協会のホームページでもチェックできます! 農林水産省 日本食品衛生協会

今回紹介したアイテム

商品画像花王 クイックル Joan(ジョアン) 除菌スプレードーバー パストリーゼ77キエルキン花王 クイックル Joan(ジョアン) 除菌シート花王 ビオレu 除菌やわらかウェットシート アルコールタイプ
商品名花王 クイックル Joan(ジョアン) 除菌スプレードーバー パストリーゼ77キエルキン花王 クイックル Joan(ジョアン) 除菌シート花王 ビオレu 除菌やわらかウェットシート アルコールタイプ
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