キャンプで活躍するノコギリを紹介！薪割りやブッシュクラフトで大活躍

キャンプなどのアウトドアで、焚き火用の薪を使う場面はよくあります。斧やノコギリはこの薪を扱うときによく使われるアイテム。木材が太いままだと燃えづらいため細く割る場面が時折訪れますが、斧を使うと割った衝撃で木材が周囲に飛ぶ危険があり、人の多いキャンプ場などでは推奨できません。そこでノコギリの出番となります ノコギリは削って木材を切断するので、周囲に破片が飛ぶ危険を回避。またキャンプ場で落ちた枝などを使う場合、小枝をはらったり火の点けやすい太さに切断したりするのも簡単です。ノコギリは斧と比べ周囲に人がいるときに向いているアイテムと言えます。

キャンプで使えるノコギリには両刃ノコギリ、胴付きノコギリ、折り込みノコギリの3種類があります。それぞれ特徴があるため、実際の利用用途に応じて適したノコギリを選びましょう！

古くからあるノコギリで「大工ノコ」とも呼ばれます。左右の刃わたりに縦挽きと横挽きの刃が付いていて、木の繊維に沿っての切断と、繊維を断つような切断両方をこなせます。この特徴から両刃ノコギリ1本あればどんな種類の木材もまっすぐな切断が可能です。

胴付きノコギリは刃が細かく、木材の断面をヤスリをかけなくても良いほど滑らかに切断できるのが特徴です。細かい切断も可能なので精密な作業にも適切。デメリットは片刃で胴付きであるため厚みのある木材の切断に向かないことです。薄い板材などに使用しましょう。

折り込みノコギリは刃を柄に収納するように折りたためるタイプで、コンパクトに安全に持ち運べるのが特徴でありメリットです。ツールバッグなどに入れておくと、庭木の剪定など高所の作業でもさっと取り出して使用可能。アウトドアでの使用にもおすすめのノコギリです。

キャンプなどのアウトドアでは薪割りで使う機会が多いです。割った薪が周囲に飛ぶ恐れのある斧よりノコギリを使うのがマナーとしても推奨されます。購入した薪であっても太くて火が点きにくい場合があるので、ノコギリがあると安心。特に縦挽き横挽きに対応できる両刃ノコギリや、ザクザクと切断できる刃の大きいノコギリがおすすめです。

ブッシュクラフトとは、自然の中で自然の物を使い生活を楽しむスタイルのことです。そのため持ち込む道具は必要最低限。焚き火や即席のイスを作るための支柱などに落ちている枝を使うので、削ったり切断したりするアイテムは必須です。ナイフを器用にこなす人も居ますが、初心者にはノコギリがおすすめ。中でも持ち運びやすくスペースも取らない折り込み式のノコギリがぴったりです。

木材を切断するノコギリはDIYにも必須です。ノコギリの種類によっては金属板やパイプも切断可能なので使用頻度は上昇。刃が細かく切断面が滑らかになるノコギリは仕上げ切りに使えます。刃の細いものは板材に穴を開けたり曲線切りしたりも可能。数種類所持しておけばDIYが楽しくなること間違いなしです。

ノコギリは知れば知るほどアウトドアで使いたくなるアイテム。薪割りやブッシュクラフトの際にぜひ、ノコギリを活用してアウトドアを楽しんでください。 ▼こちらの記事もどうぞ