制作者
オダギリ
長野県出身、北海道在住。日常生活がアウトドアのようなので、コロンビアのブーツを愛用しています。おすすめは釧路湿原の達古武オートキャンプ場です。
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もくじ
バーベキューコンロは自作できる?
アウトドアシーンで活躍するバーベキューコンロが、自作できることをご存じですか?市販では高価なものが多く、自作は難しそうに思えるかもしれませんが、ホームセンターなどで売っている材料を使って意外と簡単に作れます。100均の商品を使えば、お手軽でかなりリーズナブルです。
網やトレーを使った小型のものから、ペール缶や一斗缶を使った中型のもの、ドラム缶を使った大型のもの。そして、レンガやブロックを組み上げて作る本格的なものまで、バーベキューコンロはさまざまな方法で自作できます。4つのタイプに必要な材料や作り方、注意点をまとめてみました!
▼バーベキューコンロの人気商品を知りたい方はこちらの記事をチェック!
ペール缶を使ったバーベキューコンロの自作方法
ホームセンターなどで売っているペール缶を使って、バーベキューコンロが簡単に作れます!
材料
・ペール缶
・金バケツ
・焼き網
作り方
①ペール缶のふたを開け、内側に炭受けとなる金バケツを入れます。
②金バケツはペール缶の中に入る大きさに切って、側面に金槌と釘を使って空気穴を開けておきます。
③ペール缶の真ん中くらいの位置にナットで固定してセットし、ペール缶の側面の下の方に空気穴を開けて火の通りをよくします。
④ふたの部分に焼き網をのせたら完成です。
注意点
炭受け用の金バケツをカットしたら、ふちを内側に曲げておきましょう。鋭い切り口で手を切るのを防ぎ、炭を入れたときの耐久性も高くなります。また、ペール缶の外側をペイントすると、一段と丈夫になりおしゃれです。その際は、高温に強い耐熱ペイントを使いましょう。
ドラム缶を使ったバーベキューコンロの自作方法
市販のものでも見られますが、ドラム缶を使って本格的なバーベキューコンロが作れます!
材料
・ドラム缶(半分使用)
・角パイプ(大サイズ1本、中サイズ4本、小サイズ2本、計7本使用)
・鉄の平板
・エキスパンドメタル(ゴミ置き場のふたなどで見られる編目の金属)
・焼き網
作り方
①最初にドラム缶を半分に切ります。
②角パイプを必要な大きさに切り、中サイズ2本と小サイズ1本をH字型に組み合わせたものを2本作ります。
③大サイズの角パイプを渡してH字型のパーツ2本をつなぎ、溶接して土台を作ります。
④その上に半分に切ったドラム缶を乗せ、中にエキスパンドメタルを入れます。
⑤鉄の平板で焼き網が乗せやすいようにカバーを作り、その上に焼き網を乗せたら完成です。
注意点
ドラム缶を使ったバーベキューコンロを作るには、工具や溶接技術が必要です。ドラム缶を電動ノコギリでうまく切れない場合は、購入したお店にお願いしましょう。余力があるようでしたら、ドラム缶の横に木製の板や持ち手を付けると、火傷防止にもなります。
一斗缶を使ったバーベキューコンロの自作方法
一斗缶を使ったバーベキューコンロは比較的簡単に作れるので、初心者や女性にもおすすめです!
材料
・一斗缶(ふたが取れるタイプが便利)
・焼き網
作り方
①まずは、一斗缶のふたを缶切りで切り抜きます。(ふたが取れるタイプはそのままで構いません。)
②金槌と釘を使って、一斗缶の側面に空気穴を開け、燃えやすいように風の通り道を作ります。
③ニッパーや缶切りを使って、下の方に薪や炭を入れられる大きめの穴を作ります。
④最後に焼き網を乗せたら完成です。ビスで焼き網を内部に固定すると、本格的な構造になります。
注意点
一斗缶は耐久性が低いため、何度も使用することは期待できません。缶切りの切り口はギザギザで鋭く、作業の際に手を切らないように注意しましょう。また、バーベキューをすると一斗缶の側面がかなり熱くなります。使用時の火傷に気をつけてください。
レンガやブロックを使って庭にバーベキューコンロを自作しよう!
少し大がかりになりますが、レンガやブロックを積み重ねて庭にバーベキューコンロが作れます。使用するレンガは、火に強くて燃えにくい耐火レンガがよいです。上に乗せる焼き網を含め、どちらもホームセンターや通販などで簡単に手に入ります。数量が多い上にかなりの重さなので、持ち運びや作業には人手が必要です。
作り方
①庭に設置するバーベキューコンロの場所を決めたら、石や草を取って整地します。
②地面を平らにしたら、上に乗せる焼き網の大きさに合わせて幅を決め、少しずつコの字型にレンガを積んでいきます。
③後ろ側に小さめのレンガを使って風の通り道を作り、火を燃えやすくします。
④使いやすい高さまで積み上げたら、焼き網を乗せて完成。レンガをモルタルで接着すると完全に固定できます。
注意点
小さなレンガ、もしくは半分に割ったレンガを使って、風の通り道となる小窓を作ることが大事です。子どもと一緒にバーベキューを楽しむ場合は、レンガを低めに積みましょう。レンガはモルタルを使って固定できますが、接着後は取り壊せないので注意してください。
100均の材料でも自作できる!
100均の材料を使ったリーズナブルなバーベキューコンロの作り方を紹介します!
用意するのはステンレストレー・水切りステンレストレー・焼き網など。作り方は用意したものをキューブ型に組み合わせて、コンパクトなバーベキューコンロの形にするだけ。接合部に穴を開けて、キーホルダーのリングで連結すれば、折りたたみ収納も可能。全て100均の材料で揃えれば、トータル1,000円以内でバーベキューコンロができます!
自作バーベキューコンロでバーベキューを楽しもう!
バーベキューコンロが自作できたら、アウトドアやキャンプがますます楽しくなり、料理の美味しさも増します。お手軽な材料で作る簡単なものから、自宅の庭に設置する本格的なものまで、自作のバーベキューコンロにチャレンジしてみませんか?
キャンプやバーベキューを楽しくしてくれる七輪テーブルは、DIYで自作するキャンパーが多いアイテムです。ホームセンターや100均の材料を使った簡単な作り方を分かりやすく解説し、Amazonで売っているおすすめの市販テーブルもまとめて紹介します!
バーベキューコンロはシンプルで地味なデザインが多いと思う方もいるでしょう。しかし、バーベキューコンロの中には 、キャンプやアウトドアに持って行きたくなるようなおしゃれなアイテムもあります。この記事では、そんなおすすめのおしゃれなバーベキューコンロをタイプ別に紹介します!また、人気でおすすめのカセットコンロも紹介するので、自分好みのおしゃれなアイテムを見つけてください!