今話題のヘネシーハンモックを大公開!ハンモック×テントで快適に過ごす!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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そもそもハンモック泊の魅力とは
ハンモック泊にハマるキャンパーが増えていますが、なぜ、様々な人が魅了されているのでしょうか?ここでは、ハンモック泊の魅力についてご紹介します。
至福の心地よさ
ハンモックに丸ごと包まれた身体が味わう浮遊感は、至福の心地よさです。思わずうたた寝をするキャンパーも多いことでしょう。布であるハンモックは緩やかにしなるため、体重が分散し、体に痛みが出にくくなります。ぜひ、ハンモックで横になって休んでみましょう。ハンモックの快適さに驚いてしまうはずです。
荷物が軽くて持ち運びやすい
テント泊の場合は、さまざまな道具も一緒に持ち運ばなければなりません。しかし、ハンモック泊は、ハンモック本体・ツリーストラップ・タープ・シュラフの4つの道具だけで準備が整います。ハンモックはとてもコンパクトになり、重量も500g程度のものも多いため、バックパックの中に常備しておけます。道具の持ち運びが楽ということもハンモック泊の魅力です。
設営が簡単に行える
テント泊の場合は、石を取り除いたり傾斜がないかを確認したりしなければいけません。また、設営もだいたい20分ほどはかかります。しかし、ハンモックは立ち木を見つけて設営するだけなので、地面を気にせずに済み、設営も驚くほど簡単!立ち木がある場所であれば、好きな場所に設営できるため、景色の眺めが良い場所に設営もできます。
ハンモック泊に必要な道具
これからハンモック泊を始めたい場合は、どのような道具を購入すれば良いのでしょうか?ここでは、ハンモック泊に必要な道具と選び方についてご紹介します。
ハンモック本体
ハンモックは、軽量でコンパクトなものが販売されています。ハンモック泊で使用するハンモックを購入する場合は、収納サイズと重量を確認して気軽に持ち運べるものを購入しましょう。持ち運びが苦痛になるものを購入すると、ハンモック泊を楽しむことはできません。サイズや寝心地も大切ですが、まずは、持ち運びが楽なハンモックを選んでみてください。
ツリーストラップ
ハンモックを立ち木に設置するときに必要な道具がツリーストラップです。一晩お世話になる木を傷めないように、ツリーストラップは広い面で木に接触させます。そのため、輪っか状のデイジーチェーンタイプがおすすめです。輪っかにチェーンを通せるので木を痛める心配もありません。また、直感的に設営もできるため、初心者にもおすすめです。
タープ
ハンモック泊で、突然の雨に当たることもあります。そのような場合に雨風から身を守ってくれるのがタープです。タープを購入する場合はサイズを意識しましょう。最低でも長さが3m以上あるタープを購入してください。
シュラフ
ハンモックは通気性が良いため、夏は涼しく快適です。しかし、冬は背中にも冷気が当たるため寒く感じてしまいます。このような冷えを防ぐための道具がシュラフです。シュラフは、冷気が当たる背中も覆ってくれる寝袋のことをいいます。筒状の一体型シュラフであれば、簡単にハンモックに通すことができるのでおすすめです。
ハンモック泊を楽しむためのポイント
これからハンモック泊に挑戦してみようと思った方もいるでしょう。ここでは、ハンモック泊を楽しむためのポイントをご紹介します。
キャンプ場の下調べを行う
テント泊とは異なり、ハンモック泊をするためには立ち木が必要です。そのため芝生広場のようなキャンプ場では設営ができません。林間キャンプ場を選び、かつ、事前に設営可能なキャンプ場かどうかを調べておきましょう。
数種類の結び方を覚えておく
ハンモックの結び方には、「もやい結び」「巻き結び」「テグス結び」「フレンチ結び」「プルージックノット」などの結び方があります。各結び方で効果は異なりますが、安心して体が預けられると確信できる結び方を覚えておきましょう。
自然に配慮する
立ち木に設営をするハンモック泊を楽しむ際は、自然に配慮しながら楽しみましょう。設営する立ち木を傷めないためにも、デイジーチェーンタイプのツリーストラップを使用してください。また、登山道から離れ過ぎないことも、自然へ与える負荷を抑えることにつながります。
キャンパーの新たな楽しみ方となるハンモック泊
今回は、ハンモック泊の魅力をご紹介しました。ハンモックはコンパクトで軽量のため、持ち運びが楽で好きな場所に設営できます。また、最大の魅力は、ゆらゆらする浮遊感による至福の心地よさです。体験すれば病みつきになるでしょう。ハンモック泊を体験したことがない方は、ぜひこれを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。