実はベテランキャンパー!?NGT48の新センター藤崎未夢さんがおうちキャンプに挑戦【独自取材】
次は憧れの「マンガ肉」に挑戦しよう!焚き火より炭火で楽しみたいキャンプ料理!【みゆキャンプ】
2020.11.07キャンプ料理
焚き火に注目されがちなキャンプですが、料理では長く安定的に燃える炭が向いています。そんな炭火なら、誰しも一度は見かけたことがある「マンガ肉」を焼くのも簡単。ジューシーに調理できます。今回は、女性アイドルグループ「NGT48」のセンターで、女子キャンパーの藤崎未夢(みゆ)さん(19)が炭火の扱い方を学びながら、憧れのマンガ肉に挑戦しました!
憧れのマンガ肉についに挑戦
マンガやアニメに登場しそうな肉の塊が「マンガ肉」。原始人が持っていそうなイメージから「マンモス肉」と言われることもあります。骨付きの肉の塊は、一般的なスーパーではなかなか手に入らず、焼くのも大変なもの。そこでキャンパーたちが編み出したのが、骨に見立てたゴボウに豚バラ肉を巻いていくレシピです。今回は藤崎さんも、憧れていたマンガ肉に挑戦。アレンジを加えながら、じっくりと炭火で焼いてみました!
準備するものはシンプル!
マンガ肉と一口にいっても、レシピはさまざま。単純に焼き肉のタレに漬け込んだ豚バラ肉から、ハンバーグのタネを巻いていくものまで、さまざまな種類が生まれており、実は奥が深いキャンプ料理です。藤崎さんが今回挑戦したのは、その中間。ひき肉に豚バラ肉を巻いていくレシピです!
【材料】
豚バラ肉…300g
豚ひき肉…200g
玉ねぎ…半玉
ゴボウ…1本
アウトドアスパイスほりにし…適量
※ほりにしがなければ、塩コショウや、ほかの万能調味料でも代用可
ひき肉をごぼうに巻く
ひき肉にほりにしと玉ねぎのみじん切りを入れたタネを作ります。切ったときの断面に彩りを加えるために、細かくしたピーマンなどの色のある野菜を入れるのもおすすめ。ある程度こねたら、ゴボウに巻いていきます。
豚バラ肉をさらに巻く
ゴボウにひき肉を巻いたら、次に豚バラ肉を巻いていきます。焼いている間に網や鉄板にくっついてバラバラにならないように、しっかり巻きます。二重ほど巻いたら、準備は完了。
表面を焼く
まずは強火で表面を焼き、肉汁を閉じ込めます。これだけでもおいしそうに見えますが、もちろん中は生なので注意が必要。
アルミホイルに包み蒸す
アルミホイルがあると、旨味が詰まった肉汁を閉じ込めながら蒸せます。炭をほとんど置いていない場所に置き、約30分ほど焼けば完成。中まで火が通り、ゴボウもおいしく食べられる柔らかさになります。
念願のマンガ肉が完成!!
豚バラ肉とひき肉というローコストな肉の塊ながら、実際に切ったらジューシーな肉が登場。家族や仲間たちの撮影タイムが終われば、みんなでワイルドにかぶりつきましょう。藤崎さんも「これは今度またメンバーにも作ってみたい!」とキャンプ料理のレギュラーメンバー入りが確定したようです。
マンガ肉の成功は炭火にあり!
藤崎さんも初挑戦ながら、旨味がぎゅっと詰まったマンガ肉を調理できました。今回はバーベキューグリルを使った炭火での調理。最近のキャンプ料理といえば、焚き火台を使う人が増えていますが、やはり調理には、火持ちの良い炭火が便利。マンガ肉と合わせ、意外と知られていない炭火の着火方法から、火のコントロール、炭の処理までをおさらいします!
炭火のキモは着火。便利なコレを使おう
着火剤は固形がおすすめ
薪と比較して火が高く上がらず、燃焼時間が長いのが炭。着火に少々コツがいりそうなイメージもありますが、薪とさほどかわりません。まず用意するものは、固形の着火剤。ジェルタイプもありますが、服についたりするリスクもあるので、多くのキャンパーが固形を愛用しています。
炭火でもっておきたいアイテムがこれ!
炭に着火するときに、格段に着火を楽にさせてくれるのが、専用の火起こし器である「チャコールスターター」です。使い方は簡単。筒状の中に炭を詰め、あとは火をつけた着火剤の上にのせておくだけ。風を送りこまなくても、煙突効果で自然と火が上の炭に広がっていきます。
チャコールスターターを使わない場合にも、写真のように着火剤を中心に炭を重ねることで煙突効果が期待でき、火つきがよくなります。
10分ほどで炭に着火
炭の種類などにもよりますが、10分も過ぎれば煙も出なくなり、だいたいの炭に火がいきわたります。ヤケドに注意しながらバーベキューグリルや焚き火台に炭を出します。
調理に使う場合には、火の強弱を分けた2つのゾーンを左右につくります。大きい炭が集中している場所が強火、炭をばらけて置く部分が弱火と保温のゾーン。炭がない場所でも、遠赤外線でじっくりと肉に火を入れられます。今回のマンガ肉が成功したのも、この弱火ゾーンを活用したからこそ。じっくりとジューシーな仕上がりにできました。
炭火も使える焚き火台なら、そのまま薪をくべて焚き火も楽しめます。おなかがいっぱいになったら、炭火を着火剤代わりに薪を燃やし、炎をゆったりとながめる至福の時間の始まりです。
炭を使い終わったら、手間でも一個一個バケツで消火していきます。意外と初心者でなくても知らない人もいますが、炭は自然に還らないので、その辺の地面に埋めるのもマナー違反。キャンプ場の場合は指定の炭捨て場に捨てます。ない場合は完全に消火できているのを確認して、火消し壺などに入れて持って帰り、燃えるゴミに出しましょう。
取材を終えて【藤崎さんコメント】
アウトドアには絶対に欠かせない炭火ですが、いつも炭の管理をしている父でも毎回炭をおこすのには時間がかかっているイメージでした。しかし、今回使ったグリルについているファンのおかげで簡単に火おこしできることにとても驚き、あらためて炭火には風が大切なんだと知ることができました。
そして!その火を使って作った「マンガ肉」は、今回初めて挑戦しましたが、思っていたよりも簡単にとても迫力のあるものを作ることができました!!
具材を事前に切っておけば洗い物も少なくすることができるし、見た目からも盛り上がること間違いなし!なので、とてもアウトドアに持ってこいだと思います!
お肉に包まれた真ん中のゴボウもとてもやわらかく食べやすくて、お肉そのものにしっかり味付けがされているのでなにもつけなくても美味しかったです!!具材や味付けを少し変えることでアレンジもできると思うので、また作ってみようと思います!!
NGT48藤崎未夢さん プロフィール
キャンプ好きの両親の英才教育を受け、幼少期からキャンプを楽しむ。父親だのみのキャンプから脱却し、一人でもキャンプができるようになるため、県内産のアウトドアギアを集めながらキャンプを勉強中。アウトドア検定3級。お気に入りのキャンプ場は、新潟県三条市にあるスノーピークヘッドクオーターズキャンプフィールド。新潟市出身。2000年11月17日生まれの19歳。愛称みゆみゆ。
プロフィールはこちら:NGT48公式サイト
Instagramはこちら:miyu_miyu_ngt48
Twitterはこちら:miyu_miyu_NGT48
撮影協力:コールマン ジャパン、休暇村妙高・笹ヶ峰キャンプ場(新潟県妙高市)
撮影:谷俊政
みゆキャンプ
女性アイドルグループNGT48のメンバーで、キャンプ好きの藤崎未夢(みゆ)さんが、キャンプの最新トレンドや基本の知識を取材。初心者にわかりやすく解説します!