新潟のアウトドアカルチャー発信拠点「WEST」。通好みなお店から最新トレンドをレポート【みゆキャンプ】

藤崎さんが今回訪問したのは、新潟のアウトドアカルチャーの発信拠点である大型アウトドア専門店「WEST(ウエスト)」。新潟県内では長岡市のほか、新潟と三条、上越の4市で展開。 特に、長岡店は2019年4月にオープンしたばかりの店舗で、4店舗の中で一番の広さを誇り、2階にはカフェを併設。ゆったりくつろげるように配慮したおしゃれな雰囲気。藤崎さんも「長岡店も実は来たことがあるんです」とチェックを欠かしていません。 本格登山からキャンプまでのアウトドアを知り尽くしたショップスタッフが本当にフィールドで使えるものだけを選んだ品ぞろえの良さも特徴。メジャーブランドからガレージ系まで、約400ブランド、10,000種類を超えるアイテムを取り扱い、近隣県からも多くのキャンパーが立ち寄る人気スポットです。 前回の企画では、寝袋の選び方について徹底的に聞いた藤崎さん。特に、そのプロ意識の高いアドバイスは、ネットのレビューを読むだけでは得られない情報ばかりでした。 今回は地元、新潟が誇るWESTの魅力を、お忍びで通っていると噂の藤崎さんが伝えていきます。

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正面の玄関から入って、藤崎さんの目にまず入ったのが、煌々とした光で照らされたランタンケース。イギリス発祥のヴェイパラックス(vapalux)やドイツのペトロマックスのレトロな雰囲気のランタンの品揃えを思わず凝視してしまいます。

1階のファニチャーコーナーは常時150点を販売する充実ぶり。天井まで展示された様子は圧巻です。 特にWESTのイチオシは、米国人家具職人が新潟県三条市で作るアウトドア用ファニチャーブランド「OUTSIDE-IN」。自社工場で一点ずつ手作りしている、全国的にも今注目されているブランドです。同ブランドのサイトによると、在庫の無いものは生産まで1年かかるものも！ 公式サイトで売り切れになっているアイテムも多いですが、藤崎さんが訪問したWEST長岡店では、しっかりとチェアとテーブルの在庫を確保しているところも、同じ地元、新潟のショップならではです。 アイテムの詳細はこちら：OUTSIDE-IN

アウトドア用品だけでなく、アパレルが男女ともに充実しているのも長岡店の魅力の一つ。藤崎さんも今回、冬キャンプコーデに挑戦してみました。モコモコした極寒冷地用のウィンターキャップも、藤崎さんが着用すると、華やかな女子キャンパーの印象。ソレルのブーツとのセットで、冬キャンプもこわいものなしです！ 【着用アイテム】 アウター：L.L.Bean ウィメンズ マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ (税込23,100円) フリース：TNF スウィートウォータープルオーバーバイオ(税込24,200円） 帽子： フェールラーベン Nordic Heater(税込10,450円) 手袋：KAVU Boa Glove(税込3,850円) 靴：ソレル ウィットニーIIトールレース(税込16,500円)

WESTを運営するのは、新潟燕三条を拠点にする総合アウトドアブランド、キャプテンスタッグと同じパール金属。それだけに、藤崎さんもランタンなどで愛用するキャプテンスタッグのアイテムが充実しているのも特徴。特に昨年に発売されたアルミ製飯ごう「アルミ角形クッカー」は入荷すればすぐに売れてしまう人気商品。本体の内側にはお米1合と水の適量を示す目盛り付きで、失敗知らずです。 国内の高品質スリーピングバッグブランド「NANGA」とコラボしたウエストオリジナルシュラフは、20,000円(税別)を実現したコストパフォーマンスの高さも魅力。平地での3シーズンのキャンプに対応する汎用性の高いアイテムです。

WESTによると、2020年に特に売れたのアイテムは、ホットサンドメーカーとオイルランプ。まだまだ不要不急の外出が求められる中で、家で手軽にキャンプ料理が楽しめる「おうちキャンプ」需要は継続しそうです。

特に2021年の注目ブランドは、一つ一つ新潟で手作りしたレザーアイテムを中心に展開するpino works。WESTでも、OD缶のレザーカバーは、テーブル上に洗練された雰囲気を添えてくれると人気の一品です。 詳細はこちら：pino works

階段で２階に上がり、コーヒーのいい香りの先にあるのが、アウトドアショップ併設のカフェ「WEST CAFE 長岡店」。店内は「アメリカ西海岸のアウトドアスタイル」がテーマ。開放的な窓からは、雪の積もった山々の景色をながめながらも、ゆったりとしたリゾート気分のような時間を過ごせます。 カフェの人気メニューは、ダッチオーブンやスキレットなどのキャンプ用品を使った料理の数々。今回、藤崎さんが頼んだのは、スキレットを使用し、サクサク、ふわふわに仕上げたドイツ風のパンケーキ「ダッチベイビー」。 全6種類あり、藤崎さんが迷いに迷ってたのんだ「贅沢いちごのダッチベイビー」(850円)。濃厚な自家製ミルクのジェラートと、たっぷりの甘酸っぱいイチゴのハーモニーに、撮影も忘れ？スイーツのお味を楽しんでいました！ ダッチベイビーはスイーツ以外にも、ボロネーゼとチーズソースの軽食向けのメニューもあり、キャンプで思わず真似したくなるヒントが多くあるのも特徴です。

アンガス牛のハラミステーキ(150g1290円)は、溶岩石グリルでじっくり焼き上げ、クセの少ない赤身肉で、低カロリーなのに食べごたえもあり、女性にもおすすめ。取材後には藤崎さんもぺろりと平らげていました。

オリジナルの食品やアイテムが充実しているのも、WESTの特徴の一つ。カフェオリジナルのレトルトカレーも、キャンプに持っていきたくなる人気商品です。 たっぷりの牛筋と野菜の旨味が溶け込んだ「とろとろ牛筋カレー」(540円)と、スパイスに漬け込んだ鶏もも肉とトマト、バター、生クリームが絶妙な味わいの「濃厚バターチキンカレー」(同)を展開。アルミ製飯ごうのメスティンや、ソロクッカーに入られるサイズなのも、アウトドア専門店のカフェならではの発想です。

キャンプで朝に飲むコーヒーは至福の時間。WEST OUTDOOR BLEND(650円)は、苦味の後に現われる香ばしさと、すっきりした味わいで、アウトドアで活動を開始する前に飲むのにぴったりの味。

コースターや鍋敷き、カップなど、オリジナル商品が充実しているのもWESTの特徴。新潟でキャンプをする前後に寄って、お土産にしたいものばかりです！

初心者から上級者までを満足させるアイテムをそろえたWEST長岡店。使用シーンをイメージしてディスプレイされたアイテムの数々は、ついついあれも、これもほしくなってしまう「キャンプ沼」でした！カフェでゆったりしながら、冷静にほしいものを考えてみてもいいかもしれません。

キャンプ好きの両親の英才教育を受け、幼少期からキャンプを楽しむ。父親だのみのキャンプから脱却し、一人でもキャンプができるようになるため、県内産のアウトドアギアを集めながらキャンプを勉強中。先日に成人を迎え、アイドルとキャンパーとして成長中。愛称みゆみゆ。新潟市出身。アウトドア検定3級。お気に入りのキャンプ場は、新潟県三条市にあるスノーピークヘッドクオーターズキャンプフィールド。 プロフィールはこちら：NGT48公式サイト Instagramはこちら：miyu_miyu_ngt48 Twitterはこちら：miyu_miyu_NGT48

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