関東ワカサギ釣りスポット11選！ドーム船・氷上など種類別に紹介

「ワカサギ釣り」は地味なイメージがありますが、手軽に釣りを楽しめることでとても人気のアウトドアレジャーです。関東でもワカサギ釣りができるスポットはたくさんあります。ワカサギは1年中釣れますが、地域や湖によって解禁日が異なり、10月～3月頃がピークです。関東では氷上ワカサギ釣りができる湖は少なく、貸しボートやドーム船での釣りが多く、初心者でも安心のレンタル豊富な場所もあります。 ワカサギを釣った数を競う大会が行われている湖もあり、そのゲーム性もワカサギ釣りの魅力のひとつと言えるでしょう。釣ったその場でフライにして食べられる場所もあります。

ワカサギ釣りは氷上、ドーム船、ボート＆桟橋の3種類！ここではそれぞれの魅力を紹介していきます！

「ワカサギ釣り」と言えば、氷上ワカサギ釣りをイメージする方が多いと思います。一面真っ白な氷の湖の上で、氷に穴を開けてワカサギを釣る方法です。氷上ワカサギ釣りの醍醐味はやはり氷に穴開けることでしょう。初めての方は穴の開け方が分からないと思いますが、現地のスタッフに穴を開けてもらいつつ、レクチャーしてもらうのが良いです。 氷の張った氷点下の場所で座って釣りをするので、防寒対策はしっかりとしておきましょう。防寒用のストーブやテントの貸し出しをしている場所もあるので、事前に調べておくことをおすすめします。

最も快適に「ワカサギ釣り」を楽しみたい方はドーム船がおすすめです。ドーム船という名の通り、ドーム状に船が囲まれており、室内は快適な温度に保たれています。船内の設備には、トイレ、水道も完備。数人での乗り合いになりますが、1人ひとつの釣り座に座ることが可能で、たくさん釣れるポイントへ連れて行ってもらえます。 ドーム船には、道具のレンタルもあります。手ぶらで訪れたとしても「ワカサギ釣り」をしっかり楽しめるでしょう。注意点は、自分の意志で場所を移動できないことです。ドーム船から降りられる時間はチェックしておきましょう。

周りに気兼ねなく「ワカサギ釣り」を楽しめるのはボート釣りです。メリットは、湖上の好きな場所に移動でき、大自然の景色を楽しめます。貸しボートを行っている湖も多く、気軽に釣りができるでしょう。ボート釣りでは、同じ場所に浮かび続けられるようにアンカー止め、ロープ止めの技術が必要となります。初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。現地のスタッフにレクチャーしてもらえるか確認しておくと良いでしょう。 ボート釣りでは、風が遮るものがありませんので、防寒対策はしっかりとしておきましょう。落水の危険があり、ライフジャケット着用や座って釣りをするなどルールがありますので、湖を管理している漁業協同組合などのホームページを確認しておくことをおすすめします。

「ワカサギ釣り」に必要な道具やボートのレンタルを行っている場所があります。防寒対策だけして、手ぶらで釣りを楽しめるでしょう。観光地やドーム船が運航している湖は、比較的レンタル品が豊富です。湖を管理する漁業協同組合でレンタルできる場合と湖畔にある店舗で借りる場合があるので、事前に価格や場所を調べておきましょう。

「ワカサギ釣り」をこれから始めたいと思っている初心者の方は、各漁業協同組合などが運営しているツアーに参加がおすすめです。釣り具のレンタルから、釣り方、ポイントなど現地のスタッフがしっかりと教えてくれます。実際に釣ったワカサギの持ち帰り方や保存方法なども教えてもらいましょう。

釣ったワカサギをその場で調理して食べるのも「ワカサギ釣り」の醍醐味と言えるでしょう。湖畔には釣ったワカサギをフライなど調理してくれる店舗があり、ドーム船や氷上ワカサギ釣りでは、船内やテント内で調理できる設備が整った場所もあります。 ワカサギを釣ってすぐ調理をすると生臭さや泥臭さがある場合があります。調理する前の下処理を調べておくと良いでしょう。店舗で調理してもらう場合は、店員に下処理のコツを教えてもらうのもおすすめです。

標高1,300mのバラギ高原にある「バラギ湖」は、周囲2kmの小さな湖です。夏はボートを使ってレインボートラウトを釣ったり、冬は氷上ワカサギ釣りができます。無印良品が運営するキャンプ場が管理しており、氷上ワカサギ釣りに必要な道具のレンタルが豊富です。「バラギ湖」の近くには温泉もあり、冷え切った身体を温められます。

榛名山の火山活動によって生まれた「榛名湖」は、標高1,100mの位置にあり、春や夏はアウトドアスポットとして人気です。ワカサギ釣りは、秋の9月からボート釣りが始まり、氷が張る1月末～2月末は氷上ワカサギ釣りが楽しめます。氷上ワカサギ釣りで必要な道具のレンタルも可能です。

冬のみオープンする「照月湖」の氷上ワカサギ釣りは完全予約制です。「照月湖」は私有地となり、乗馬、騎乗などを体験できる会社が運営しています。必要な道具のレンタルは行っておらず、氷に穴をあける工具やテントなど持参する必要があるので注意です。また、1日30人限定となるので行く予定がある方は、早めに予約をしておきましょう。

「赤城大沼」は関東のワカサギ釣りのメッカであり、氷上ワカサギ釣りを楽しめるスポットのひとつです。全面結氷した湖の上で釣りたてのワカサギをフライにして食べられます。秋はボートで釣りを楽しめますが、市街地と違い気温が低いので防寒対策が必須です。

富士五湖最大の面積を誇る「山中湖」では、ボートとドーム船でのワカサギ釣りができます。ボートのレンタルは手こぎタイプからエンジン付きまで選べ、乗船人数もそれぞれです。ボート以外にはドーム船もあり、寒さやトイレの心配がありません。釣ったワカサギを揚げて食べられる設備も整っているので、とても人気です。ワカサギ以外にもヘラブナ、オオクチバス、うぐい、オイカワ、ウナギ、コイが釣れます。

富士五湖のひとつである「河口湖」は「山中湖」の隣に位置します。中央自動車道・河口湖ICからほど近く、車でのアクセスが良いです。ブラックバスの遊漁が公的に認められていることもあり、バス釣りが人気です。「河口湖」には、ブラックバス、マス、ワカサギが生息しています。温暖化の影響で氷が張ることがほとんどないため、ボートでのワカサギ釣りです。道具のレンタルもないため、初心者の方は「山中湖」を利用する方が良いでしょう。

神奈川県相模原市にある「相模湖」は、中央自動車道・相模湖ICから近く、レジャーを楽しむ方が多く訪れます。車でのアクセス以外に、鉄道を利用しても行くことが可能です。中央本線・相模湖駅から徒歩圏内に「相模湖」があり、気軽に足を運べます。貸しボートや道具のレンタル可能な施設が複数あり、ドーム船でのワカサギ釣りも可能です。

神奈川県最大規模の「芦ノ湖」は、首都圏からもアクセスが良く、観光スポットとして人気があります。ワカサギ釣りの解禁は早めとなっていますが、冬は禁漁となるので注意が必要です。道具のレンタルやエンジン付きのボートを貸し出ししている施設も多く、初心者の方も安心して釣りを楽しめます。「芦ノ湖」は観光地としても有名であるため、大型連休には混雑する恐れがあります。

「円良田湖」は、埼玉県大里郡寄居町にある人造湖です。山々に囲まれた谷間にあり、自然環境がとても良い場所で四季折々の景色を眺められることからハイキングコースとしても人気があります。「円良田湖」のワカサギ釣りは冬の11月～2月と期間が長いです。寄居町観光協会が完全に管理しており、ボートの貸し出しや浅橋の管理、ヘラブナやワカサギの放流なども行っています。

丹沢大山国定公園内にある三保ダムによって造られた「丹沢湖」は人造湖です。ブラックバス、ヤマベ、ウグイ、マス、ワカサギが生息しています。湖畔周辺は道路がきっちり整備されており、サイクリングやアウトドアレジャーで訪れる方も多いです。基本的にボートでの釣りをするため、湖畔にボート場で事前にレンタルする必要があります。また、釣りに必要な道具のレンタルは行っていないので、忘れないよう注意が必要です。

千葉県市原市にある「高滝湖」は、養老川をせき止めて作られた人造湖です。「高滝湖」の周辺には、水生植物園やゴルフ場などレジャー施設もあり、観光スポットとしても人気があります。高滝湖観光企業組合が運営しているボート場では、ボートのレンタルが可能です。ドーム船の運航も行っているので初心者でも安心して釣りを楽しめます。

関東でもしっかり楽しめる「ワカサギ釣り」は、お手軽レジャースポットとして人気です。特にドーム船の人気が高く、初心者や女性、子どもも安心して楽しめます。四季折々の景色を堪能しつつ、のんびりと「ワカサギ釣り」をしてみてはいかがでしょうか。