ガーミン「Instinct」の使い方＆性能を解説！アウトドアにぴったり

Garmin(ガーミン)の「Instinct(インスティンクト)」は、防水性や耐衝撃機能が強化されたスマートウォッチです。アメリカ国防総省のMIL規格に準拠。耐水、耐熱、耐衝撃と過酷な環境に耐えうる頑丈なつくりが特徴です。

3軸電子コンパスと気圧高度計を内蔵しており、登山時に、自分のいる位置がすぐわかります。位置精度も、4つの衛星測位システム(GPS、GLONASS、みちびき、Galileo)を導入し、高精度に進化。衛星を捉えるのにかかる待ち時間が、大幅に短縮されています。 スマートウォッチはバッテリー寿命が短いことがデメリットでしたが、Instinctはモードの種類が多く、バッテリーの持ちが良好です。

• smartモード：最大14日間
• GPS モード：最大14時間
• UltraTrac モード： 最大35時間

用途に合わせて2種類のモデルが展開されているので、自分に合った最適なモデルを見つけられます。

注目のポイントは、スマートフォンのiOS/Android対応アプリと連動し、アウトドアの履歴が記録される点です。さまざまなアクティビティが選択でき、地図と連動し、いつでも過去の行動を閲覧できます。 光学式心拍計をそなえており、アクティビティ中の心拍を計り、効果的な運動を行えるのもメリット。効率的にアクティビティを行いたい人におすすめの機能です。

ガーミンInstinctのおすすめモデルを紹介します。

Instinctシリーズの2つのモデルは、サイズや重量、バッテリー寿命など、多くのスペックは同じです。「Instinct TACTICAL」は、ステルスモード(GPSの情報取得や無線通信をOFF)・ナイトビジョン(暗視ゴーグル時の視認性)・ジャンプマスタ(パラシュート降下のナビ)と、ミリタリーに特化した機能を搭載。 「Instinct」は、耐熱性や耐水性、耐衝撃性などに優れているタフなモデル。繊維強化ポリマー製ケースや化学強化ガラスなど耐久性の高い素材を採用することで、アウトドアや運動などの過酷な状況でも使用できます。

Instinctの購入を検討する人は、ForeAthlete 235Jと比較検討することが多いです。スペックを比較すると、サイズや重量はInstinctの方が大きく、バッテリーの持ちが良好。防水性能もInstinctの方が高いです。 GPSをONにした状態のバッテリーは、ForeAthlete 235Jが稼働時間11時間程度。Instinctは14時間ほどで、Instinctの方が長く稼働します。 使用用途で見ると、ForeAthlete 235Jはジョギングやランニングをおこなう人向け。Instinctは、過酷な状況で使用する人に最適なモデルです。どちらを購入するかは、使用する目的で決めると失敗しません。

ガーミンのInstinctはWeb上にオンラインマニュアル(PDF)が公開されています。不明点があれば一度確認してみましょう！ そのほかに、ガーミンの公式YouTubeで操作方法を解説しています。外国人が解説していますが、日本語の字幕表示がされるため、とてもわかりやすいです。 ガーミン

実際にスマートウォッチを購入し、長い期間使用するとベルト部分が劣化してきます。Instinctは過酷な状況で使用することが多いため、交換頻度が多くなりがち。いざ交換したいと思ったときにスムーズにベルトを選べるよう、ガーミンの純正ベルトをチェックしておきましょう。 交換用ベルト Instinctは公式サイトでベルトの交換方法をていねいに解説してくれています。交換方法が気になる人はチェックしてみましょう。 Instinct-バンドの交換について

ガーミンInstinctはタフな上にスマホとの連動もできる優秀なスマートウォッチです。4つのGPSに対応しており、ランニングなどの日々のワークアウトをはじめ、登山やトレイルランニングで活躍すること間違いなし。スマートウォッチの購入を検討していて、アウトドアを積極的におこなう人はInstinctも選択肢の1つに入れてみてください。