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どこでも寝られるのには訳がある。エアマット愛をShow&Tell【vol.1】

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプギアに凝っているのはhinata編集部だけではありません!編集部以外の社員たちも、もちろんキャンプ好き。彼らの自慢のアイテムをプレゼンしてもらいました。今回はhinata初のプライベート・ブランド商品「アウトドアボディスプレー」の若き事業責任者、かつ自転車旅愛好者の松本大知がこだわりの逸品をshow&tell!

hinataメンバーのイチオシアイテムが知りたい!

hinataメンバーはもれなくキャンプ好き。こだわりのアイテムを自慢せずには入られません。そこでhinataメンバーがイチオシアイテムをプレゼン。一体どんなアイテムが飛び出すのでしょうか!

今回のプレゼンテーターは?

【プロフィール】 名前:松本大知(Instagram@suiiti73) キャンプ歴:4年 キャンプスタイル:自転車キャンプ 好きなこと:自転車旅をしながら、心動かされたシーンでは写真を撮影してSNSやブログで発信中。撮りためた作品で最近、本を自費出版しました。

松本大知が選ぶこの逸品

明日も元気に自転車を漕ぐために

きっかけは、銀マットの卒業でした。自転車のキャンプは、荷物をいかにコンパクトにするかが、旅を楽にする秘訣。それまで銀マットを使用していた松本氏は、「過積載」な荷物にへきえきしていました。 「現地調達できるし安いのが銀マットのいいところ。だけどやっぱり自転車に積むのには全然適していないんです…」 自転車旅のキャンプは、費用を抑え、どこでも寝られるようにする手段。次の日も元気に自転車をこぐために、キャンプでも快適な睡眠は必須です!チャリキャンプにぴったりのマット探しの旅も同時に始まりました。

斬新なデザインの穴空きマット

空き缶サイズでコンパクト

「ここは思い切って一番良いものを選ぼうと思い、めちゃくちゃ探しました。そうして、見つかったのがオゾンのクライミットイナーシャ。『たたむと空き缶サイズ』というキャッチフレーズにビビッときました!」。そういって見せてくれたのがこちら。手のひらほどのサイズで、かなりコンパクトです。松本は「シュラフだとわりと見かける大きさですが、マットでこれほど小さくなったアイテムはなかなかありません」と強調します。

穴のおかげで圧倒的フィット感!寝心地は抜群です

当時大学生になりたてだった松本氏は、ビビりながらも購入を決意しました。「何せ今まで500円の銀マット。15,000円のクライミットイナーシャは、30倍ほどの大奮発です(笑)。でも実際に使ってみると、これまでとは比べ物にならないほど睡眠が快適になりました!」。 意外だったのは、軽さとコンパクトさだけでなく、寝心地の良さ。マットには等間隔に穴が作られ、穴によってマットが体にしっかりフィット。よくある長方形のマットと比べ、睡眠は快適です。
このマットはシュラフの中に入れて使います。フィット感の向上とあわせて、マットが地面と擦れて傷ついたり穴が空いてしまう可能性も低くなっています。

すぐに膨らんで手間いらず。これも穴のおかげです

空気入れのポンプも持参しているのか聞いてみると、「そんなものチャリキャンプでは邪魔です!」とやや怒り気味に話す松本。毎回空気を入れているわけでもないらしいのです。
クライミットイナーシャは、枕と本体の部分に別々に空気を注入する構造になっています。枕は2〜3回、本体は6〜7回も空気を吹き込めば十分に使用が可能。ふくらます苦労はありません。松本に実演してもらったところ、枕は1.5回、本体は6回の吹き込みで済みました。「長方形のマットより圧倒的に空気を入れる容積が小さいので、空気を入れるのも簡単です」と松本。穴が空いているメリットが、かなりたくさんありました。

実はちょっとだけ、穴のデメリットもある

「マットは全部、穴空きタイプにすればいいじゃん!」と盛り上がっていたところ、「でもちょっとだけデメリットもあって」と松本。 実はこの夏、北海道一周の自転車旅に出かけていた松本は、当然マットもおともさせていました。夏とはいえ北海道。夜の冷え込みは相当のもの。寝ている際に、ふと目を覚ますと足がひんやり。いつの間にか穴の中に足がはまっていました。「シュラフの中なので跳び起きるほどではないものの、片足がかなり冷えてしまいました」。冷え込む場所ではしっかりインナーマットを敷く、シュラフを暖かいものに変えるなど、ちょっぴり工夫が必要です。 そして最近は解消されつつあるというもう一つのデメリット。それは、収納する際の空気の抜けにくさ。「穴が空いているので、空気をうまく抜くのに初めは少しコツがいります」ということでしたが、最近は慣れて簡単に収納できるようになったそうです。

もし壊れても、多分僕は何度でも買い続ける

「このマットを買ったのは2年半前。それからずっと使っています。友人の家に泊まりに行く際に持って行ったり、文字通り肌身離さずって感じです」。こんなに良いマットを購入してしまったら、次のマットは何にするのでしょうか。 「このマットが最高だからランクアップはないです。自転車の積載を気にしてキャンプをする僕としては、これ以上のものはなかなかありません。別のマットを試しても、結局クライミットに戻ると思います」。

まとめ

どんな道でも自転車で突き進む「チャリキャンパー」の松本らしい、強さを感じるプレゼンでした。最近は登山にも行くようになった松本、ますますマットの出番が多くなりそうです。次は誰がどんなこだわりアイテムをプレゼンしてくれるのか、乞うご期待ください。

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