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今さら聞けない!?カセットコンロのボンベの取り扱い方法をおさらい

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家庭での鍋料理や焼肉で使われることが多い「カセットコンロ」。使い慣れているからこそ、危険性を見逃していませんか? カセットボンベの使用期限や、脱着と保管の方法などを細かく紹介!上手に活用するための注意事項をまとめてみましたので、参考にしてください。

コンロにヒーターにと、便利なカセットガス

コンビニでも当たり前のように販売されている「カセットボンベ」。コンロやヒーターとして季節を問わず活躍する道具ですが、なんとなく使っていないでしょうか。カセットボンベには使用期限や保管方法があります。正しい使い方をしないで爆発する事故が毎年のように花見や学園祭などで起きているため、しっかりと覚えておきたいです。

カセットボンベの使用期限・保管

カセットボンベの使用期限は?

「カセットボンベ」の缶には使用期限が明示されておらず、気にせずに使っていたという方も多いと思います。イワタニは製造から約7年、同じく大手のニチネンは約5〜10年を使用期限の目安と説明しています。しかし、保管状況で大きく変化してしまうため注意が必要です。缶の先端や全体にサビが発生しているもの、変形やゆがみがあるものは、ガス漏れを起こす可能性があり、使用を控えましょう。

製造年月日の確認方法

「カセットボンベ」の製造年月日の確認方法を紹介します。缶の底に数字が印字されています。数字の桁数によって違いますが、ほぼ西暦で記載されています。数字が8桁の場合は、西暦4桁と月日が表示されています。例えば「20190820」は2019年8月20日に製造されたという表示です。「カセットボンベ」を使用する前に製造年月日を確認しておきましょう。

カセットボンベの正しい保管方法

「カセットボンベ」の保管はどうしてますか?誤った保管をすると、寿命を下げるだけでなく、ガス漏れや爆発事故の危険があります。高温の車内ではないところはもちろん、イワタニは40度以下の直射日光が当たらない場所に保管するよう呼びかけています。長期で保管する場合は缶がさびてしまうため、多湿な場所は避けた方が良いです。

カセットボンベの正しい使い方

カセットボンベの付け方

「カセットボンベ」のセット方法を紹介します。 「カセットボンベ」の先端部分には切り込み凹部があります。コンロの容器受けには凸部があり、ボンベとぴったりとはまるようになっています。容器の向きやコンロ側の状態をしっかり確認しましょう。ガス漏れにつながらないように、容器とコンロ本体のすき間がないようにします。これで取り付けは完了です。コンロなどの取扱説明書に従って、操作を行いましょう。

カセットボンベの外し方

「カセットボンベ」をコンロなどからはずす際に気を付けたいポイントを紹介します。缶の底から持ちあげるように外します。ガスの出る先端部分を破損しないように注意しましょう。ガスが残っていて、次回使うのであれば新品の状態で付いているプラスチック製のフタをしっかりと閉じておきます。噴出口の異物混入や破損を防ぐことができますよ!

カセットコンロ・ボンベの爆発に気をつけて!

「カセットボンベ」は誤った使い方や保管方法をすると爆発する危険性があります。缶に熱が入ると中のガスが外への抜け出そうとする力が働き、缶が耐え切れずに爆発します。使用時も保管時も缶に熱がかかりすぎないように注意しましょう。 カセットコンロを使用する際にはコンロを覆うような大きな鉄板、鍋は使用しないことです。熱がこもりやすくなり、「カセットボンベ」に熱が伝わりやすくなってしまいます。カセットコンロを2台並べて使用してしまうと同じように熱がこもり「カセットボンベ」が過熱され爆発します。 過去のカセットボンベの事故は缶が過熱して爆発したものが多いです。「カセットボンベ」を使用する際はヒーターなどの熱源からも遠ざけて使用してください。

カセットボンベの気になるあれこれ

カセットボンベ1本でどのくらい使える?

「カセットボンベ」が実際にどれぐらいの時間使えるのかご存知でしょうか。イワタニの「カセットボンベ」では、3.5kWのカセットコンロなら強火(最大火力)で約1時間です。コンロ、ヒーターの性能により多少の誤差はあると思いますが、目安になるでしょう。

他社のコンロやバーナーにも使える?

「カセットボンベ」はどのメーカーも大体同じような形をしています。他のメーカーの商品を使っても大丈夫、と感じますよね。実はそれは避けた方が良いです。ガス器具メーカーは、専用の「ガスボンベ」の使用を前提に作られています。他のメーカーのコンロや「カセットボンベ」での安全性は確認されていないので、注意が必要です

カセットボンベはコンビニでも売ってる?

「カセットボンベ」は多くのコンビニで売っていますので、キャンプの前に忘れても調達が可能です。スーパーやホームセンターはもちろん、キャンプ場にもあるかもしれません。手軽に購入できる「カセットボンベ」は、屋外での調理の味方です。

カセットボンベの値段の違い

「カセットボンベ」は同じメーカーでも値段の違う商品がありますが、一体何が違うのでしょうか?それはガスの種類によって異なるからです。ガスには「n-ブタン」「イソブタン」「プロパン」の3種あり、「n-ブタン」が一番安価です。ガスの配分で「n-ブタン」が多いほど値段が安いということです。メーカーによっては、この配分を変えて寒冷地でもしっかりと燃焼するタイプも販売しています。寒くなるこれからのアウトドアやキャンプなどで活躍します。

主なアウトドアブランドのカセットボンベを紹介

カセットコンロ・ボンベを正しく使おう!

いつでもどこでも使える「カセットボンベ」。昔からありますが、あらためて使い方や注意点などをまとめてみました。しっかりとした使い方と保管をして、キャンプだけでなく災害時にも役に立つ「カセットボンベ」を上手に使いましょう。コンロだけでなく、ヒーターや発電機まで動かすことができる商品もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼カセットボンベで動かせるコンロを紹介している記事はこちら!

今回紹介したアイテム

商品画像イワタニ カセットガスソト(SOTO) パワーガスキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ガスカセットボンベ東海 カセットボンベ コン郎
商品名イワタニ カセットガスソト(SOTO) パワーガスキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ガスカセットボンベ東海 カセットボンベ コン郎
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