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今秋オープン!サステナブルがテーマの「KURKKU FIELDS」は、心弾むわくわく空間だった!
2019.10.23ライフスタイル
「KURKKU FIELDS(クルック フィールズ)」をご存知ですか?「KURKKU FIELDS」は、東京から1時間の距離に位置する木更津に、2019年秋第1期オープンを予定している「いのちのてざわり」を体験できるサステナブルファーム&パーク。先日、記者会見が行われ、hinata編集部がこっそり参戦!その場で感じてきた魅力を、注目度に拍車がかかるその様子を、まるっとお届けします!
制作者
fuji
写真を撮るなら、専らフィルム派です。
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「KURKKU FIELDS」のはじまり
今秋オープンは、14年前からの努力の賜物
2005年に発足した株式会社KURKKUは、「快適で環境に良い未来に向けた暮らし」をコンセプトとし、生活を取り巻く様々なシーンで“新しい消費のあり方”を提案。生産者の顔が見える食材を使用するレストラン、カフェの運営や、プレオーガニックコットンを普及するための活動などを積極的に行ってきました。
一方で、食を支える農業の実践の場として2010年に「農業生産法人 耕す」を設立し、後に「耕す 木更津農場」を開場しました。この農場は“次の世代にも使い続けられる農地”を目指しており、そのための知識を心得たスタッフが、日夜努力を惜しまず農場で作業されています。
この場所を舞台に、新たな幕を下ろすのが「KURKKU FIELDS」。これからの人や社会の豊かさを体験できる、サステナブルファーム&パークです。タイニーハウスへの宿泊も可能になっており、「KURKKU FIELDS」の魅力を満喫する際にはぜひ利用して見て欲しいこだわりのスポット!今秋は第1期オープンとされているため、第2期への期待も膨らむ壮大な土地とテーマを誇る施設です!
代表を務めているのは、あの方!
音楽プロデューサー 小林武史氏
1980年代から、第一線で活躍し続けている音楽プロデューサー、小林武史氏。「Mr.Children」「サザン・オールスターズ」「back number」など日本を代表する数多くのアーティストの楽曲を手がけながらも、その活躍の幅は止まることを知らず、2003年には“サステナブルな社会”をテーマに活動に取り組む非営利団体「ap bank」を立ち上げ、今へと至ります。
各方面からの協力者
「KURKKU FIELDS」は、たくさんの協力者があってこそ、今回の記者会見を迎えられました。中でも一緒に登壇するほど協力体制にあったのが、木更津市・環境省・住友林業の三者。
木更津市では、主に「オーガニックのまちづくり」を推進しており、その理想を体現しているkurkkuと木更津市長とが手を取り合うことに。環境省は、耕すの頃から目指す方向が同じということで、協力体制を。住友林業は、木を軸としたプロジェクト参加を試み、訪れる人や働く人に癒しの空間を。ということで、それぞれ近しいながらも異なる経緯から“KURKKU FIELDS計画”に参画しています。共に同じ目標に向かう仲間として歩み始め、切磋琢磨し合いながら今日に至りました。
それぞれが、それぞれのフィールドで
コンテンツの多彩さ
「KURKKU FIELDS」には、FARM、EAT、ART、PLAY&STAY、NATURE、ENERGYの計6つのカテゴリーに分かれたコンテンツが用意されており、その全てを感じて、体験することができます。記者会見では、自然の中にある「営み」を大切にしているスタッフから、各コンテンツにまつわるお話を聞くことができました。
整えるひと
NATURE、ENERGYのコンテンツは、“整えること”に特化したスタッフの管轄。多様な生態系だけが育むことのできる豊かさを、体感してもらえるような環境づくりに励んでいます。排水の仕組みを考え、水辺の環境を整えることで「KURKKU FIELDS」内の循環の一役を担っています。
耕やすひと
整えるひとからバトンを受け取るのは、耕すひと。FARMのコンテンツにおける野菜づくりや養鶏、酪農と、耕された土地で芽吹くもの、生かされるものが数多存在し、得意なものを伸ばしていく農業に注力しています。尖った素材を活かせる環境を誇りに思いながら日々作業されている、一次産業のプロフェッショナルたちです。
作るひと
耕すひとからさらにバトンを受け取るのは、EATのコンテンツに属する作るひと。イノシシやシカを活かしたシャルキュトリーや自家製酵母で作るパン、平飼いしている鶏の卵を用いたシフォンケーキなど、「KURKKU FIELDS」内で作られ採れた素材から“美味しい”を創作し、提供してくれます。素材の裏にあるもの(整える、耕すひとの作業や素材の息吹)を感じながら作る幸せを感じている、美味しいを作る職人です。
届けるひと
整えるひと、耕すひと、作るひとから受け取ったバトンは全て、届けるひとへと渡ります。「“いのちのてざわり”に触れられる、今までにない体験をみなさんと丁寧に共有したい。」「サステナブルな未来の形を、一緒に覗き見たい。」という思いを抱えながら、NATURE、ENERGY、FARM、EAT以外のART、PLAY&STAYといったコンテンツや、今回の記者会見の場を整えたりなど、「KURKKU FIELDS」の活動周知に励んでいます。
「KURKKU FIELDS」でしか味わえないもの
一口食べたらわかる、美味しさ
記者会見の後には「KURKKU FIELDS」で採れた食材で作られたメニューの試食会が開催されました。その彩の華やかさに、hinata編集部も思わずゴクリ…。実際に食してみて、オープンしたら間違いなく食べて欲しい3つの味をレポートします!
モチモチぎゅうぎゅうのモッツアレラチーズ
本場イタリアで修行され、自ら希少な水牛を飼育し、ミルクの鮮度を極限まで高めて作っているチーズ職人 竹島さんの作ったモッツァレラチーズは、まさに絶品!濃厚なミルクの味も去ることながら、食感・弾力は他のモッツァレラチーズとは桁違いでした!噛むたび「ギュッ」と音が鳴り、美味しさがジュワッと溢れでてくるため、いつまでも噛んでいたくなるチーズです。朝一で作ったという新鮮さも合間って、チーズのフレッシュさを感じることができました!
小麦作りからこだわって作られたパン
自家製の天然酵母を使用して作られているパンは、生産者のこだわりをとことん感じられる仕上がりでした。外はパリッと、中はふわっと作られたカンパーニュは、一緒に並んだ人参ローストとの相性も抜群!サンドウィッチにしてもジャムなどで甘く仕上げても際限なく美味しいため、どこまでも食べ続けてしまいそうな魅惑のパンです!
ふわっふわすぎてトキメキの止まらないシフォンケーキ
卵や小麦、素材そのものの味を感じることができるシフォンケーキ。ふわふわに焼き上げるのが意外と難しく、初めて作る場合は失敗してしまいがちな一品ですが、上手く焼き上げられたとしても、ここまでの弾力はなかなか得られません…。優しい味わいとふかふかの食感は、食べ切ってしまうのがもったいない気持ちになってしまうほど。ブラウンスイス牛を飼い、その搾りたてのお乳を使用していること、平飼いされ、ストレスのない鶏から生まれた卵を使用しているからこその食感、味わいに感服でした!
【基本情報】
名称:KURKKU FIELDS
住所:千葉県木更津市矢那(やな)2503
第1期オープン:2019年10月5日(土) 9:00〜
公式はこちら:KURKKU FIELDS
まとめ
今秋オープンを待ちきれない「KURKKU FIELDS」には、まだまだ伝えたい魅力が盛りだくさん!都内からのアクセスも良好で、サステナブルな環境づくり&美味しいものづくりを造詣の深いスタッフと一緒に体験できる今秋イチオシのスポットです。気になる方は、ぜひ公式ページで最新情報をチェックしてみてください!