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オープン間もなく予約殺到!?アクティビティの宝庫「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」体験記

この夏、四国にモンベルの新しいアウトドア拠点が誕生しました!その名も「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」。四国の中央に位置する本山町にある、アウトドアフィールドに恵まれた緑の豊かな施設です。そんな秘境へ、hinata編集部からfujiとこがちゃんがひとっ飛び!アウトドアフィールドならではの体験や、高知県のおい しい食べ物をレポートします!

日本の誇る、老舗メーカーの新拠点登場!

モンベルの取り組み

今や、登山やアウトドアを楽しむうえで欠かせないモンベル。アウトドアを普及する活動を重ねてきた、自然や人との関わりを重視した老舗メーカーです。 登山だけでなく、全てのアウトドアを楽しむ人に向けた「本当に欲しいもの」を開発・販売しているモンベルは、自然保護活動や社会福祉活動、チャレンジ支援など、数多くの社会活動や取り組みを行なっています。その中でも、オープンしたてほやほやの「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」は、アウトドア観光ビジネスを推進しながら自然環境資源を守ることで、地域経済に寄与しています。

モンベルアウトドアヴィレッジ本山ができるまで

そもそも、本山町とどんな繋がりがあったの?

カヌーをするのにもってこいな環境であった本山町に、モンベルのメンバーでよく訪れていたことが取り組みの発端でした。代表の辰野氏が足繁く通っている中で、縁が広がり、繫がり、地元の人との仲が深まり、エコツーリズムならぬヒトツーリズムを感じたのです。 時を同じくして、本山町も「山や川といったこの雄大な自然を、なんとか活かしたい」と町おこしに奮闘。両者のエコツーリズムな思いが形となったのが、「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」なのです。

町長・副町長の思い

「本山町をより良くしたい」という思いが、モンベルの掲げる7つのミッションと重なり実現した「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」は、オープンを迎えたこれからが勝負。「どのように町民と関わっていくか、どういいものにしていくか、努力次第な部分ではありますが、よりよいものにしていきたいです。」と、町長、副町長さんが話してくださいました。すでにスタッフとして働いている町民の方もいるとのことで、ますますの活性化が楽しみです!

体験したからこそ!おすすめしたいポイントBEST3!

色々な想いが詰まった&大自然に囲まれた「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」では、近隣の山や川で体験できるさまざまなアウトドアイベントが開催されています。ラフティングやカヤック、川遊びにトレッキング、アウトドアクッキングなど、一緒に来たメンバーやそれぞれの目的ごとに楽しみ方を選ぶことができます!

どれを選んでも大満足!充実のアクティビティ

この日は生憎の雨だったため、あえて濡れることを楽しみに行くラフティングを体験!初めての高知県、初めてのラフティングに、緊張したり楽しんだり忙しないこがちゃんの勇姿がこちら!(遠い)
初めてで、ラフティンググッズを持っていないからと心配しなくても大丈夫。自分の身体に合ったサイズのウェットスーツやブーツをレンタルできるので、気軽に挑戦できます。体験直前に経験豊富なインストラクターさんから説明を受け、みんなでボートを川辺まで運び、乗り込んだら出発です!
最初は表情の硬かったこがちゃんも、慣れてくれば楽しさから笑顔がちらり。比較的急な流れもなく、一致団結してパドルをこぐことで自在に大きいボートを乗りこなすことができていました!
ちなみに、雨天のため止む無く断念したサイクリングも、川辺のコースを回るため比較的涼しく、快適に楽しむことができます!モンベルのバイクを借りて本山町を巡ることのできるサイクリングに、次こそチャレンジしたいです!

何を食べてもおいしい!絶品高知ごはん

アクティビティの前後に、施設内に併設されているレストラン「ハーベステラス」で絶品ごはんをいただいていた私たち。 ランチには、窯で焼き上げたできたて「マルゲリータピッツァ」と「プロシュートとルッコラのピッツァ」をじっくり堪能。フレッシュな食材がふんだんに使われており、一切れ一切れがおいしいのでゆっくり食べた結果、お腹がポンポコリンに!「おいしい」の止まらないランチでした!
そしてディナーには、テラス席でのバーベキューが私たちをお出迎え!地元の名産「土佐あかうし」の贅沢なステーキ肉を豪快に焼いて、レアな状態でカットしていただきます。これがまた柔らかいのに脂っこくないため、とても食べやすくておいしい…!あかうしそのものを味わうもよし、たくさん並んだソースの中から好みの味で楽しむもよし。箸を持つ手が止まらないとは、このことを言うのだなと実感しました(笑)。

新築&吹き抜けの開放的なコテージ

今回hinata編集部がお邪魔したのは、モダンでおしゃれな佇まいのこちらのコテージ。
玄関に入ると、ふわっと鼻元を通り過ぎる新築の香りが、奥へ足を運ぶのに探究心を掻き立ててくれます。出来立てほやほやのコテージは、茶色が目に優しい、吹き抜けの天井が印象的。玄関に入って手前から順に、お風呂・お手洗い・キッチン&ハイカウンター・リビングが設けられており、地元の食材を自分で調理してその場で食べることも可能な仕様です。
ベッドルームは、1階に1つ、2階のロフトに1つと、なんと2カ所!どちらで寝るか迷った編集部女子2人組は、決して仲が悪いわけではないのですが、自然と眠りたい方角へ歩み、1人はロフトで、1人は1階でスヤスヤ入眠…。居心地のよい空間だったため、眠るのがもったいないと思いながらも終始快適に過ごすことができました。問題点を強いて言うなら、1泊では足りないということだけ!

高知県長岡郡本山(もとやま)町と人のあたたかさ

高知県民の特性

カヤック体験やおいしいご飯の時間など、各シーンで携わってくださったスタッフさんの中には、本山町が地元というスタッフさんもちらほら。
実は当日、空港に到着した私たちを迎え入れてくれたのは、モンベルスタッフさんと本山町の職員さんでした。主に施設のことはモンベルスタッフさんが、町に関することは精通した職員さんが初日から各地を案内してくれるという、まさかの特典付き!郷土愛の強い高知県出身職員さんの、イチオシな景色や食べ物紹介に編集部もわくわくが止まりませんでした!

盆地ながら水に恵まれた立地

「カヌー好きにとっては聖地」と言われるほど、川のアクティビティをするにあたり好条件が揃った本山町。四国はよく雨が降るため、安定して水が供給された結果、いい川が多いのが特徴です。いい森がないと、いい川は作られません。この2つがあるからこそ、高知県の周りにはいい海が存在しています。そのため、アクティビティだけでなく釣りにもおすすめ。渓流釣りも海釣りも楽しめ、黒潮の影響もありおいしい魚を食べることができるのだそう!
弥生時代から受け継がれてきた環境の棚田で作られるお米は美味しく、時には表彰されるほど。そのお米を使って作られる日本酒も、ブレずにおいしいのでおすすめです。また、町として景観を守っていこう!という活動にも積極的に参加している、高知県の中でも地元愛に溢れた地域であることが分かりました。行って、触れて、話してみないとわからないことがたくさんあるので、ぜひ訪れてみて欲しいです。
【基本情報】 名称:モンベルアウトドアヴィレッジ本山 住所:高知県長岡郡本山町本山2133-1 電話:0887-72-9670 公式はこちら:モンベルアウトドアヴィレッジ本山

まとめ

食べ物はどれも美味しく、アクティビティも盛りだくさんなうえ、きれいなコテージに宿泊できる「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」。四国を訪れる際には、アウトドアの拠点として利用するのにもってこいなスポットです!この夏、すでに週末は予約でいっぱいとの情報も…?!気になる方は「善は急げ!」。早めに予約して、楽しい時間を過ごしてください。


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