燻製肉の簡単アレンジレシピを紹介!下ごしらえ〜保存方法まで解説
【熱燻】ベーコンの燻製を簡単&時間短縮!本格的なレシピも紹介
2024.01.31キャンプ料理
ベーコンを簡単につくれることを知っていますか?ベーコンの作り方にはさまざまな方法がありますが、この記事では簡単なものからこだわりの本格レシピまで、おすすめの3パターン紹介します。キャンプ場で、自宅で、おいしい燻製ベーコンをつくってみませんか。
制作者
hinataライター
hinata編集部のライター。年間600記事以上の記事を制作する、日本最大級のキャンプWebマガジン編集部がキャッチした、アウトドアの最新情報をお届けします。
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もくじ
自家製ベーコンの燻製方法は2種類【温燻か熱燻】
自家製ベーコンは、市販されているベーコンとはまた違ったおいしさがあります。しっかりとスモーキーな味わいを楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。
インターネットで出まわっている自家製ベーコンのレシピは多種多様。本格的にじっくりと時間をかけて塩漬けと乾燥をする方法から、煙でさっと燻してすぐに食べるための方法まであります。
本格的なベーコンは、1~2週間かけてじっくりとつくるレシピが一般的です。中までじっくりと火を通し、水分を抜いていく温燻がベーコン作りには適しているとされています。
一方、レシピを工夫して短時間でもおいしいベーコンをつくる方法もあります。時短のポイントは、塩漬けの時間と熱燻で調理する点。さらに市販のベーコンを用いて塩漬けと塩抜きの工程を省略するという簡単な方法もありますよ。
手間暇かけて最高においしい!1週間でつくる温燻ベーコンレシピ
最初に紹介するレシピは、塩漬けと塩抜きの時間が長い、本格的な自家製ベーコン作成方法です。準備する器具・材料と、つくり方を説明します。
【準備するもの】
- 脱水シート
- ラップ
- 保存袋
- キッチンペーパー
- 燻製鍋 (温燻・熱燻の両方が可能なもの)
- アルミホイル
- スモークチップ (サクラがおすすめ)
- 豚バラブロック肉 500g (スーパーでよく見られる大きさ)
- ハーブソルト 10~15g
- 砂糖 5~7g
- ローリエ 1枚
- ガーリック、タイム、セージ、ナツメグなど 適宜
- 豚バラブロック肉にハーブソルト、砂糖、ローリエ、好みのハーブを擦りつける
- 脱水シートに包んでしっかりとラップを巻き、保存袋に入れて冷蔵庫で1週間寝かせる
- 味が均一になじむように、1日1回は上下をひっくり返す
- 1週間経過したら保存袋から取り出し、流水で肉を洗い流す。ボウルに水を張って2~3時間肉を沈めて塩抜きする
- 鍋に肉を入れ、肉がかぶるぐらいの水を加えて1時間ほど煮る
- 肉を鍋から引きあげ、キッチンペーパーで水分をていねいに拭き取る
- ラップでしっかり包み、冷蔵庫でひと晩寝かせる
- 表面の水分が出たらその都度キッチンペーパーで拭き、扇風機の前に置いて1時間ほど乾燥させる
- 燻製鍋にアルミホイルを敷き、スモークチップをドーナツ状に置き、強火にかけて煙を出す
- 煙が出てきたら金網を置き、その上にアルミホイルと肉を置く。アルミホイルの周囲を立ち上げ、肉から出た脂が下に落ちないように成形する
- 50~70度の範囲を保ちながら、弱火でじっくりと4時間いぶす
- 冷蔵庫でひと晩置き、味をなじませる
簡略化しても問題なし!ひと晩でつくる熱燻ベーコンレシピ
次に、熱燻でつくるベーコンレシピを紹介します。塩漬けと塩抜きの工程を省き、味付けから始めるイメージです。
【準備するもの】
- ラップ
- 保存袋
- キッチンペーパー
- 燻製鍋 (温燻・熱燻の両方が可能なもの)
- アルミホイル
- スモークチップ (サクラがおすすめ)
- 豚バラブロック肉 500g (スーパーでよく見られる大きさ)
- ハーブソルト 10~15g
- 砂糖 5~7g
- ローリエ 1枚
- ガーリック、タイム、セージ、ナツメグなど 適宜
- 豚バラブロック肉にハーブソルト、砂糖、ローリエ、お好みのハーブを擦りつける
- しっかりとラップを巻き、保存袋に入れて冷蔵庫でひと晩寝かせる
- 肉を保存袋から取り出し、表面の水分をキッチンペーパーで拭く。扇風機の前に置いて1時間ほど乾燥させる
- 燻製鍋にアルミホイルを敷き、スモークチップと砂糖(分量外)を混ぜたものをドーナツ状に置き、強火にかけて煙を出す
- 煙が出てきたら金網を置き、アルミホイルと肉を置く。アルミホイルの周囲を立ち上げ、肉から出た脂が下に落ちないように成形する
- 60度ぐらいの温度で、弱火を保ちつつじっくりと2時間いぶす
とにかく簡単に!市販のベーコンを使う速攻レシピ
さらに簡単にするには、味付けの工程も省きます。市販のベーコンを使い、燻製だけするというイメージのレシピです。
【準備するもの】
- キッチンペーパー
- 燻製鍋(温燻・熱燻の両方が可能なもの)
- アルミホイル
- スモークチップ(サクラがおすすめ)
- 厚切りベーコン(市販) 1パック
- ベーコンの表面の水分をキッチンペーパーで拭き、扇風機の前に置いて1時間ほど乾燥させる
- 燻製鍋にアルミホイルを敷き、スモークチップに砂糖(分量外)を混ぜたものをドーナツ状に置く。強火にかけて煙を出す
- 煙が出てきたら金網を置き、その上にアルミホイルと肉を置く。アルミホイルの周囲を立ち上げ、肉から出た脂が下に落ちないように成形する
- 60度ぐらいの温度で、弱火を保ちつつ10分間いぶす
- 3分ほど経ったら中を確認し、べ―コンの表面の水分はキッチンペーパーでふき取り、再びいぶす
状況に合わせてベーコンの燻製レシピを選んで!
10分でできる簡単なものから本格的なものまで、ベーコンの燻製レシピを3つ紹介しました。
温燻は材料の水分が適度に抜けるため、保存性が高まります。一方の熱燻は、短時間で仕上げるのであまり日持ちはしません。すぐにベーコンを食べたいときと、本格的な料理にじっくりと取り組みたい場合でおすすめのレシピは異なります。シチュエーションやニーズに合わせて、自家製ベーコンをつくってみましょう。