【ひなたごはん】スキレット×げんこつハンバーグで静岡の味！

富士山の麓にある自然豊かな静岡県は、静岡おでん、浜松餃子、富士宮焼きそばなど、地域ごとのご当地グルメがたくさん。キャンプの帰りについつい寄り道してしまいます。ただし今回のレシピは、ちょっと異色のご当地グルメ…！？

静岡でしか食べられない、超有名なハンバーグを知っていますか？それが某店の「げんこつハンバーグ」。名前の通りげんこつ型のハンバーグは、ナイフで切ると肉汁が溢れるほどジューシーで、その評判は全国に轟いています。食べるのに3時間待つこともあるのだとか！その味を、キャンプで再現してみませんか？

【材料4人分】 【ハンバーグのタネ】 合挽肉 500g パン粉 1カップ スキムミルク 大さじ1 玉ねぎ 1個 卵 1個 塩 小さじ1/2 胡椒 少々 ナツメグ 少々 【オニオンソース】 玉ねぎ 1個 にんにくチューブ 4cmほど 水 大さじ6 りんごジュース(100%) 大さじ6 ポン酢 大さじ6 砂糖 小さじ1と1/2 ブラックペッパー 少々 付け合わせの野菜 お好み

せっかくキャンプで凝った料理をするなら、写真映えも狙いたいところ。このげんこつハンバーグを写真に収めるなら、最後にソースを回しかける瞬間がシャッターチャンスです！ソースのグツグツ感が、いかにもインスタ映えしそうな仕上がりになるはずです。熱いうちに素敵な一枚を！

まずは、付け合わせの野菜をカットしましょう。このとき、ハンバーグのタネとソースに使う玉ねぎも一緒にすりおろしておくと、後の工程がスムーズになります。

ボウルに挽き肉だけを入れ、粘り気が出るまでこねたら、すりおろしておいた玉ねぎと調味料を加え混ぜます。そして「こぶし」大になるように肉ダネを成形します。

次はソース作り。おろし玉ねぎを先に炒め、キツネ色になったら残りの調味料を加えて味を整えます。玉ねぎをしっかり炒めることで、ソースにコクと甘みがプラス。

熱したスキレットに油をひき、ハンバーグを焼いていきましょう。表面に香ばしい焼き色がついたら、酒を回し入れて蓋を。3分ほど蒸し焼き状態にしましょう。

蒸し焼きにしたら、今度はハンバーグを半分に割り、中まで火を通していきましょう。スキレットの余熱だけで十分に火が通るので、焼き加減をみてから火を離すと◎。

あとはステップ.3で作っておいたソースをまわしかけるだけで完成です！このグツグツ感、冷めないうちにいただいてください◎

今回のレシピ「げんこつハンバーグ」の元となる某店では、自分好みの味付けでハンバーグをいただく「ツウ」な食べ方が大流行中！一時期は「オニオンソースを頼まないなんてモグリだ！」と言われていたことも…！？岩塩派、オニオン胡椒派、胡椒オニオン派、デミグラス＆オニオン派などなど、その種類は様々！キャンプで食べるときも、ぜひお好みのソースでいただいてみては？

キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程、食事を囲む団欒のひととき、さらには写真をSNSにシェアするなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。 「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しんでいただけるような内容となっています。

今回は、静岡のげんこつハンバーグレシピをご紹介しました！あの絶品ハンバーグの味を、並ばず堪能しちゃいましょう！次はどこのご当地料理を紹介するのか、お楽しみに。