奥多摩の「山のふるさと村」で自然を満喫!日帰りでも楽しめる
東京から近い自然豊かな離島!伊豆大島のキャンプ場2選
2021.06.10キャンプ場
東京からのアクセスの良さと、離島ならではの自然の豊かさで人気を集める伊豆大島。そんな伊豆大島にある2つのキャンプ場、南部先端に位置する利用料無料の「トウシキキャンプ場」と、東海岸沿いにあるロッジや設営済みデッキテントのある「海のふるさと村」を紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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伊豆大島のキャンプが人気の理由は?
伊豆諸島の最大の島・伊豆大島は、東京竹芝桟橋から高速ジェット船で1時間45分でアクセスできる自然豊かな離島です。海底からの活火山の陸上の部分が島となる珍しい地形で、島の真ん中には、火山の中央火口丘にあたる三原山がそびえています。火山というだけあって、温泉が楽しめるのも魅力の一つです。キャンプ場から海へのアクセスはすぐなので、釣りも大いに楽しめます。三原山のトレッキングやレンタカーやレンタサイクルで島内巡りもおすすめです。
伊豆大島にキャンプをしに来る人が多いのは、アクセス良好で、大自然を満喫できるため。東京から2時間以内で行けて、海と山と温泉が存分に楽しめるのです。黒潮の影響で1年中温暖なのもうれしいポイント。美しい海とダイナミックな山に囲まれた、楽しい島キャンプを体感できるでしょう。
無料で利用できる「 トウシキキャンプ場」
トウシキキャンプ場
伊豆大島の南部の差木地にあるトウシキキャンプ場は、防風林による仕切りのある、芝生敷の広々としたキャンプ場です。場内には、トイレ、シャワー、かまどなど設備があり、すべて無料で利用できます。予約が必要ですが、常駐のスタッフはおらず、チェックイン、チェックアウトの手続きは無用で好きな時間に利用できます。ただし、ゴミをそのままにしないなど、ルールはしっかり守りましょう。
キャンプの設営も無料ですが、レンタルなどのサービスはないので、テントや食料など各自持参しなければなりません。燃料用の薪と炭については、キャンプ場から徒歩約20分の場所にある勤労福祉会館(電話:04992-4-0501、定休日:水曜)へ問い合わせてください。
フリーのキャンプ場なので、各自マナーに気を付けて、楽しいキャンプを楽しみたいですね。指定場所以外での直火は禁止ですし、ゴミの分別もきちんと守りましょう。
【基本情報】
住所:東京都大島町差木地
電話:04992-2-1446(大島町役場観光産業課)
料金:無料
チェックイン / アウト:特になし
アクセス:元町港から波浮港ラインのバスで「海洋国際高校前」下車(約50分)
公式はこちら:トウシキキャンプ場
【施設詳細ページ】
周辺には海岸も
トウシキキャンプ場からすぐの場所には、玄武岩の溶岩に囲まれた自然のプールが自慢のトウシキ海岸があります。海の透明度が高く、溶岩の囲いが外海の波を遮る役目をしてくれるので、安心して海の景色を楽しめます。シュノーケリングが人気で、美しい海の中でたくさんの海の生き物に出会えます。他にも、波浮港や椿並木、椿トンネルと言った観光名所が周辺に点在しています。
手付かずの自然がそのまま残る地域にあるキャンプ場
海のふるさと村
東京都立大島公園海のふるさと村は、東海岸沿いのゴゼ川地区にあるキャンプ場です。周辺には人家もなく、自然がそのまま手付かずの状態で残っているエリアです。辺り一面にはスダジイやヒメズリハなどの照葉樹林が広がり、バードウォッチングも楽しめます。海も近いので、海水浴や釣り、磯遊びもおすすめです。
海のふるさと村は、ロッジ、デッキテント、フリーテントの設備があり、好みのスタイルでキャンプを楽しむことが可能です。
【基本情報】
住所:東京都大島町泉津字原野2-1
電話:04992-4-1137
アクセス:大島公園停留所から徒歩25分。バス停からキャンプ場までの無料送迎バスは要問合せ。
公式はこちら:海のふるさと村
海のふるさと村・セントラルロッジ
海を一望できるセントラルロッジは、木のぬくもりを感じる部屋が全8室あります。全室冷暖房付きで、入浴設備も整っています。シャンプーやボディーソープなども備え付けてあるので、安心です。ただし、バスタオルなどは用意されていないので、持参するようにしましょう。
セントラルロッジは、全室予約制です。食事が必要な場合は1週間前までに予約が必要なので、忘れないようにしましょう。また、食事はセルフサービスとなっています。
【基本情報】
施設概要:全8室(定員6名)
料金:2,000円/大人 1,600円/小中学生 800円/未就学児
食事料金:700円/朝食 1,500円/夕食
食事時間:7:30~ 8:30/朝食 17:00~19:30/夕食
入浴時間:17:00~22:00
チェックイン / アウト:15:00~17:00 / 10:00
海のふるさと村・デッキテント
海のふるさと村のデッキテントは、ウッドデッキの上に大人5~6人が泊まれるテントが設営されているので、初心者でも気軽に本格的なアウトドアを楽しめます。全張予約制で、貸し毛布が必要な場合は予約時に伝えればレンタルが可能です。
テントの横には、かまどとイス、テーブルがあり、バーベキューが楽しめます。デッキテント宿泊客には、自炊セット(鍋、食器)やバーベキューセット(台、網)を無料レンタルしているので、道具がなくてもOK!薪、炭は有料で、400円で販売されています。食料は持参するか、近隣の商店で事前予約することができます。海の見える自然に囲まれたデッキテントで食べるバーベキューは格別!
温水シャワーの利用ができるのも嬉しいポイント。シャンプー、ボディーソープの備え付けがありますが、バスタオルなどは備え付けがないので各自持参してください。
【基本情報】
施設概要:全10張(定員6名)
料金:一般 300円 / 小中学生 150円 / 未就学児 無料
その他料金:テント 4,000円 / 貸し毛布 200円(1泊1枚) / 自炊セット、BBQセット 無料
チェックイン / アウト:14:00~17:00 / 10:00
海のふるさと村・フリーキャンプ
海のふるさと村には、自分で1からテントを設営できるフリーテントサイトもあります。こちらも完全予約制。テントのレンタルがあるので、予約時に伝えておけば、手ぶらで本格的なキャンプを楽しむことも可能です。炊事舎内にかまどと流し場があり、冷蔵庫もあるので、バーベキューなどに使う食料を持参した場合の保管も安心。釣りをする人用に、釣り餌用の冷凍庫もあります。
温水シャワーの利用ができるので、アウトドアの汗をさっぱり流すことができます。シャンプー、ボディーソープは置いてありますが、バスタオルは備え付けがないので忘れずに持っていくようにしましょう。
【基本情報】
施設概要:全20張(定員4~5名)
料金:一般 200円 / 小中学生 100円 / 未就学児 無料
その他料金:貸しテント 2,000円 / 貸し毛布 200円(1泊1枚) / 自炊セット、BBQセット 無料(貸しテント利用者のみ)
チェックイン / アウト:14:00~17:00 / 10:00
【施設詳細ページ】
まとめ
都心からわずか2時間ほどで、海と山と自然に恵まれた離島でキャンプができるというぜいたくが、伊豆大島なら実現できます。島内にあるのは、現在2つのキャンプ場のみとなりますので、ホリデーシーズンなどには大変混雑します。予約は早めにしましょう。自然がいっぱいの伊豆大島でのキャンプは、シュノーケリングや釣りなど海でのアクティビティや、三原山ハイキングや豊富な森林を楽しみましょう。
この記事で紹介したスポット
キャンプ場画像 | ||
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キャンプ場名 | トウシキ野営場 | 海のふるさと村 |
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