冬キャンプのお供に！海外発「大人の」ホットドリンクが段違いに身体を温めてくれる！

寒い季節のアウトドアに欠かせないもの、それは冷えた体を温めてくれるホットドリンクです。冷たくかじかむ手で飲み物が入ったカップを持つ時の温もりや、湯気と一緒にほんのりと香る匂い、そして飲んだ後に体の底からじんわりと沁みわたる幸福感は、一度味わってしまうと忘れられません。寒いからこそ一層美味しく感じられるホットドリンクは、冬のアウトドアの醍醐味です！ ホットドリンクの定番レシピを知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。

冬キャンプでは、身体を温めるために何度もホットドリンクを飲みたくなります。でも同じ味ばかりだと飽きてしまいがちに。そんな時におすすめしたい、変わり種のホットドリンク。中でも寒い海外の地で生まれたドリンクは、ちょっと趣向を変えたい時にぴったりです！外国の人々が、温かく過ごすための歴史と知恵が詰まっています。海外のホットドリンクから、寒さに打ち勝つためのレシピを紹介します。

ワインにスパイスや果物を合わせたグリューワインは、別名「ホットワイン」とも呼ばれます。使うワインは基本的に赤ワインです。赤ワインはサングリアなどを筆頭に様々な食材とかけあわせることで、美味しさが増します。アレンジの幅が広いことが特徴。 特におすすめのメニューは、柑橘系の果物と一緒にワインを煮詰めるレシピ。ホットワインの中では定番中の定番ですが、赤ワインの芳醇な薫りと、オレンジやレモンの甘酸っぱさがよくマッチして美味しいですよ。スパイスは、八角とクローブを使います。漢方薬にも使われる2つのスパイスがキャンプで冷えた体をしっかり温めてくれるホットドリンクです！ レシピはこちら：グリューワイン

▼ホットワインをもっと詳しく知る！

世界有数の極寒の地、ロシア伝統のホットドリンクは、お湯にはちみつとグローブ、ナツメグなどのハーブを入れて煮込むだけの簡単メニュー！栄養満点のはちみつが、アウトドアで冷えた体を温めてくれます。ノンアルコールなため、子どもも飲むことが可能です。また、水の代わりに赤ワインを加えれば一味変わった、大人の味になるため興味のある方はぜひ。 【材料】1杯

• 水または赤ワイン 300ml
• はちみつ：10ml
• ナツメグ：適量
• 生姜：適量
• クローブ：適量

【作り方】 お湯または赤ワインにハチミツとハーブを入れて煮込むだけ。おすすめのはちみつは「トチハチミツ」。後味がさっぱりとしているため、飲みやすくなります。お好みでブラックベリージャムを足すと酸味が加わって美味しくなります。

カナダ・ケベック州で好まれるホットドリンクです。ケベックシティで毎年開催される真冬の祭典「Quebac City Carnaval」では、町中で人々がカリブーを楽しんでいます！カリブーは赤ワインに、メープルシロップやカナディアンウィスキーをブレンドして作ります。カナダ名物のメープルシロップやカナディアンウィスキーをふんだんに使ったカリブーを飲んで、アウトドアでカナダ気分を味わってみては？　 【材料】1杯

• 赤ワイン 150ml
• メープルシロップ 適量
• カナディアンウィスキー 30ml

【作り方】 赤ワインにメープルシロップやウィスキーを加え、温める。

80年前、アイルランドの飛行場で、寒さに震える乗客を温めるために開発されたホットドリンクです。コーヒーにウイスキーを合わせ、砂糖やクリームを加えたこのレシピは、ほろ苦さと甘さのバランスが絶妙。リッチな深みが癖になります。おすすめの飲み方は飲む前に火にかけること！「フランベ」と言われるこの調理法を使えば、アルコールが飛ぶため、飲みやすくなります。キャンプでコーヒーを飲む方は、ぜひ作ってみてください！ レシピはこちら：アイリッシュコーヒー

アメリカを中心に、北米で飲まれるホットドリンクです。洋酒に牛乳、卵、砂糖などを加えて作り、ハーブはお好みで。カスタードのようなこってりとした甘みがあります。おすすめのレシピは洋酒にラム酒を使うこと。他の洋酒よりも辛い口当たりのラム酒を使えば、エッグノッグの味が甘くなりすぎず、引き締まります。 レシピはこちら：エッグノッグ

日本よりも寒い地域のホットドリンクを紹介してきました。温かいホットドリンクは、寒い季節にアウトドアをする時の必需品。レパートリーが広がればその分冬のアウトドアも楽しくなりますよ。どれも日本では馴染みのない味わいがあるので、定番のドリンクに飽きた方はぜひチャレンジしてみてください！