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足を守ってくれる頼もしい相棒。登山靴の選び方をプロに聞く!

足を守ってくれる頼もしい相棒。登山靴の選び方をプロに聞く!

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秋の行楽シーズンもいよいよ本格的になってきましたね。これからハイキングや登山を計画する人や、今年こそは有名な山に挑戦したい!といった人もいるのではないでしょうか。葉が色づいた山道や、見晴らしのいい頂上からの絶景を楽しむ為にも、長時間歩いても靴擦れしないことはとても重要です。今回は、登山靴技術研究所と呼ばれる靴工場で、登山靴について取材してきました。


 目次


ハンドメイドにこだわる登山靴技術研究所とは

   

元々は、紳士靴の製造と販売で創業した石井スポーツ。スポーツ関連のニーズやお客さんの声に応えて、登山靴の分野にも注力し、オリジナルのハンドメイド登山靴の製造を行うようになりました。古くはお店の隅に製靴工場があり、何度かの移転を経て、現在でも先輩職人の苦労を忘れないように、登山靴技術研究所の表札を大事にしています。工場長の中さんを含め、4人の職人さんが日々登山靴の修理やオリジナルハンドメイドの靴を作っています。

全国から修理が必要な登山靴が大集結

   

この靴工場では主に、オリジナルハンドメイド登山靴の製作と各種登山靴の修理をしています。全国から多くの登山靴が、修理やフィッティングのために、この工場に依頼されています。登山靴は長年使用することで自分の足に馴染んでいくので、買い替えるよりも修理を求める人が多くいます。

職人さんが責任をもって最後まで見届ける

   

登山靴のエキスパートである職人さんが、一つ一つの靴を専任で対応し、責任をもって修理作業を受け持ちます。1人で最後まで手がけることで、細かいところにも注力しながら、登山靴の本来あるべき姿に仕上げていきます。作業工程も多く、1日に修理できる靴の数は、職人さん1人当たりで多くて6足。毎週30〜60足の修理が必要な靴が全国から届きます。

修理で一番多いのは靴底の張り替え!?

   

特に修理が多いので靴底の張り替えです。登山靴は使えば使うほど足に馴染みますが、靴底は消耗してしまいます。せっかく自分の足に馴染んでも、靴底がすり減って滑りやすくなったら、危なくて使えないですよね。自分の足に馴染んだ愛着のある靴をを蘇らせるために、靴底の張り替えが多いのです。

登山靴に携わって約半世紀 靴工場長の中さん

   

第一線で働きつづけている工場長の中さん。昔からいまでも変わらない情熱をもって作業しています。オリジナル登山靴の製靴から修理、スキーのインナー加工も手がけるなど、「靴」に関してできないことはないというこの道のプロフェッショナルです。また、全国の石井スポーツの店舗で、定期的に登山靴相談会を実施するなど、精力的に活動をしています。

   

研究所には、長年愛用された数多くの道具や機材が並んでいます。修理待ちの靴が多くあり、このシーズンだとスキー靴の依頼もあるそうです。そんな、靴のスペシャリスト中さんに登山靴の選び方を聞いてみました。

登山靴の選び方をプロに聞く!

   

━━━ 登山靴の選び方について、ぜひお話を聞かせてください。

中さん:一言に登山靴といっても用途や登る山の難しさで大きく変わってきます。一番は店頭で相談してもらえるのがいいですね。その際に、登山予定の山と小屋泊かテント泊かも合わせて伝えて欲しいですね。

   

━━━ いつも色々と試し履きして悩んでしまいます。何かいい方法はありませんか?

中さん:確かに足の形は人それぞれなので、試し履きが必要となってきます。その際のポイントは、試し履きは多くて3足まで。それ以上履いてしまうと、感覚が鈍ってしまい、どれが自分の足に合っているかわからなくなってしまいます。なので、試し履きする前にしっかりと使用用途を決めておくことも重要です。

   

━━━ 店頭で試し履きした時は平気でも、実際に履き始めると痛くなる時はどうすればいいですか?

中さん:それには履き方も大きく影響します。どんな靴を履いても、靴の中で足があたる部分がでてきます。登山のように歩き続ける場合には、それが痛みに変わることがあります。特に問題になるのがつま先とかかとです。履き慣らしはまずは1日30分。それで問題なければ次は1時間、2時間と少しづつ増やしていくことが大事です。特にみなさんやりがちなのが、靴紐をしっかりと結ばないことによる足の擦れです。靴の中で足ができるだけ動かないよう、すこしキツめに結びましょう。それでも足に痛みがでれば、靴を購入した店舗に相談してみてください。

   

━━━ 何度履いても足に合わない場合はどうすればいいですか?

中さん:靴のフィッティング作業も工場で行なっています。石井スポーツでは、店舗で店員が症状をヒアリングします。その後工場に送られてきて、調整を行います。今までの経験から、少し話を聞けばどの部分が問題かある程度わかりますし、靴のことに関してはできないことはないと思っています。社員が履いている普通の革靴を直すこともあるんです(笑)なので、何度か試し履きしてどうしても痛みを感じる場合、私が直しますよ!

2年待ち!?オリジナルハンドメイドの魅力とは

   

━━━ オリジナルハンドメイドの魅力を教えください!

中さん:ここで作っているオリジナル登山靴は天然皮革をつかっているため、手入れするほど風合いがよくなり味がでてきます。最新の登山靴などは手入れをしても、味がでることはありませんから、それが一番の違いですね。しかも、ちゃんと手入れや消耗パーツを交換すれば、50年使うことだってできますよ。

   

━━━オリジナルハンドメイドと最新の登山靴の違いはどこにありますか?

中さん:いまでは低価格な登山靴も多く、オリジナルのものはどうしても高価に感じてしまう人も多いですね。それに今は工法もかわって、軽量化もすごく進んで防水性が高いものが多いですね。丈夫な上に低価格で軽量。言うことなしですが、防水は数年で効果がなくなってしまうでの、登山靴に防水を求める人は必ず買い替えは必要となってきます。

   

━━━ 中さんが、オリジナルハンドメイドにこだわる理由を教えてください!

中さん:いまは登山靴をハンドメイドするところも減ってきています。しかしそれだと、どんどん技術が失われていってしまいます。オリジナルハンドメイドの登山靴は一般的な登山靴に比べ、確かに高価ですが、利益度外視で作っています。それは、登山靴を1から作る技術をちゃんと引き継ぐことに他なりません。年間で15足程度しかつくれないので、いま注文いただくと手元に届くまで2年ほどかかってしまいます。それでも待っていてくれる人も多いのは有難いですね。

━━━ 中さん、色々とお話聞かせてくださってありがとうございました!

中さん:すこしでもみなさんの参考になれば嬉しいです。ありがとうございました!

まとめ

   

いかがでしたか?これからのシーズン一足は持っておきたい登山靴について、その道のプロである中さんに色々とお話を聞かせていただきました。ぜひ自分の足にあった登山靴を手に入れて、ハイキングや登山を楽しみましょう!

歴史と技術のあるオリジナル登山靴!

石井スポーツについて詳しく見る→


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