キャンプでのお風呂はどうしてる?気になる匂いや汗のお悩み解決!
キャンプで一日遊んだあとに問題になる、お風呂やシャワー。煙の匂いがついたり、汗でベトベトになった身体を、さっぱりさせたいけど、「キャンプ場にお風呂がない!」「外のお風呂は入りずらい!」などの悩みはないでしょうか。今回はお風呂やシャワーの代替え案や商品を紹介します!お風呂問題でキャンプをためらっている女子も必見です。
キャンプで気になるお風呂・シャワー問題!
自然の中で一日中遊んで心も体もリフレッシュができるキャンプ。今やキャンプはさまざまな層に親しまれ、人気があるキャンプですが、お風呂ってどうしていますか…?「汗や虫除けがついた肌が気になる」「髪が煙の臭いでクサイ」「なんだかベタベタする」「どのタイミングでお風呂に入るの?着替えるの?」など、たくさん疑問がありませんか?
キャンプ始めたいけどお風呂の悩みを抱えている女子や、子どもと一緒に行きたいけど汚れが気になるお母さんなど、スッキリした状態でキャンプを過ごしたい方必見!キャンプで使える、お風呂やシャワーの代替え品や対策を紹介します。
キャンプ場にお風呂がない時はどうするの?
出典:paylessimage / ゲッティイメージズ
実際にキャンプ場に行った時、入浴施設やシャワーがない時はどうするのか、代替え品や対策を紹介します。筆者自身のキャンプでの経験を含め紹介!自分が気になるポイントや、体質などを顧慮してピッタリな対策を選びましょう。
【対策法①】シートや蒸しタオルで身体を拭く
汗や虫除け、日焼け止めなどでベトベトになってしまった身体をスッキリさせたい時は、体拭きシートや蒸しタオルを使うのがおすすめ。
【体拭きシート】
体拭きシートは、香料やメンソールが入ったものから、大判でタオルのような拭きごごちのものまであります。好みや体質によりますが、香料やメンソールが入っているものは、肌にペトっと薬品が残る感じがある人も…。介護やアウトドア用として販売されているものは、ノンアルコールで無香料なものが多いので、肌が弱い方や子どもでも使いやすいです!
【蒸しタオル】
お金をかけなくてもタオルさえあれば、蒸しタオルを作って身体をさっぱりさせることができます。お風呂のお湯くらいの温度にお湯を沸かし、タオルを浸してよく絞ってから使いましょう!このタオルで汗が気になる部分などを拭き、全身をサッパリさせられます。お湯に精油やハッカなど、お好みのアロマオイルを入れて使ってもOK!
【メイク落としや洗顔について】
また、女性が気になるのはメイク落としや洗顔!メイク落としオイルやフォームも使えますが、トイレや炊事場といった水場では、長時間の使用は他のキャンパーの迷惑になる可能もあるためおすすめしません。メイク落としシートや、ふき取り化粧水などを使うのがベストです。
30×60の大判ウェットタオルが25本入っていて大容量!大きいサイズなので、1枚で全身を拭いてスッキリさせることができます。ノンアルコールで無香料なので、子どもにも安心して使用可能です。季節によって冷やしたり、温めたりして使えます!
界面活性剤、香料、アルコール不使用な赤ちゃんの肌にも使えるボディーシートです。天然コットン使用なので優しい肌触りと、厚手なので破れにくいのも魅力。親子でしっかり使えるボディーシートです。
顔と体はもちろん、髪まで拭けるオールインワンシート。メンソール入りなので、よりサッパリしたい方におすすめ!おしぼりのように包装されているので、持ち運びも幅をとらない。大きめのシートなので、これ一枚で全身をスッキリさせることができます。
【対策法②】ドライシャンプーを使う
髪が汗や煙でベトベトになることも多いです。夜には前髪が汗でヘタってしまったり、束感が強くなってしまうなど、このまま翌日に持ち越すのは難しいと思う場面もあります。そんな時はドライシャンプーで、頭皮の汚れや臭い、ベタベタ感を取り除きましょう。
ドライシャンプーはさまざまなタイプがあり、拭き取るタイプや泡を揉み込むタイプ、ミストを吹きかけるタイプなどがあります。お風呂に入った時と同じとまではいきませんが、メンソールの効果でサッパリしたり、髪がサラサラになったり、清涼感のある香りでスッキリすること間違いなし。
手袋を手にはめて、頭を洗うように洗浄できるドライシャンプー。泡も出ないので、終わった後の拭き取りや水洗いがいらないので、とってもお手軽!まさにアウトドアにぴったりなドライシャンプー。子どもにも使えますが、片手分で十分間に合うそうです。
出てくる泡で頭皮を優しくもみ洗いし、タオルで拭き取るタイプです。肌のコンディションを整える植物由来成分を使用し、低刺激なので子どもから大人まで使えます。頭だけではなく全身にも使うことができる優れものです!
【基本情報】
- サイズ:5.1×5.1×19.1cm
- 容量:200ml
ボディミストやマスクのスプレーにも使える、全身に使えるドライシャンプーです。天然由来成分のみを使用しているので身体に優しく、頭皮のケアまでしてくれる優れもの!頭皮全体にスプレーし、軽くマッサージをして、軽く拭き取るだけなので簡単です。
【基本情報】
- サイズ:3.8×3.8×16.5cm
- 容量:115ml
【対策法③】足浴する
バケツにお湯をためて足浴というのも一つの手段です。足をお湯で洗うことで、スッキリし爽快感を得られます。また、足を温めることで、血行が良くなり全身が温まることで快眠できたり、リラックス効果があるので、心身の疲労回復も期待できます!
全身がサッパリするというわけではありませんが、気持ちをサッパリさせ、熟睡のサポートをしてくれる足浴は、お風呂に入ったように気持ちがいいです。アロマオイルなどを入れて、香りで癒されるのもおすすめ!
【対策法④】ポータブルシャワーを使う
どうしてもシャワーが浴びたい方には、外でも使えるポータブルシャワーを準備して浴びるのもおすすめ!アウトドア用のポータブルシャワーは、太陽光で中の水を温められるものや、足踏み式ポンプなど工夫されているものがたくさんあります!
どうしても外でのシャワーになるので、暖かい夏や日中に済ませるのがおすすめです。他のキャンパーに迷惑にならない場所を考えて、ポータブルシャワーで汗を洗い流しましょう。
コスパがいい人気アウトドアブランドNaturehikeのポータブルシャワー。フットポンプを踏むことでシャワーをかけることができます。ポンプ式なので、タンクとシャワーホースの傾斜をつけなくても大丈夫なので、どこでも浴びられるのがポイント!
【基本情報】
- タンクサイズ:直径20×46cm
- ホース長さ:200cm
- 重量:980g
- 容量:11L
黒い本体に水を入れると、太陽光でお湯やぬるま湯が作れるポータブルシャワー。温度ケージもついているので、水が何度になっているのかが分かるので便利!20L入るのに軽量で持ち運びやすさも抜群です!
【基本情報】
- タンクサイズ:56×39cm
- ホース長さ:記載なし
- 重量:500g
- 容量:20L
初夏の日差しの下に30分置くだけで37度まで水温を上げることができます。ポンプ式なので、どこでもシャワーが使えて便利です。シャワーヘッドには水量調節機能がついているので、シャワーだけではなく、皿洗いやペットにも使えます。
【基本情報】
- タンクサイズ:46×20cm
- シャワー長さ:190cm
- 重量:850g
- 容量:12L
【対策法⑤】お風呂を作る
キャンプでお風呂を作ってしまうのも憧れです!外でのお風呂で有名なのはドラム缶風呂ですが、さすがにドラム缶を持ち込むのは難しいので、ポータブルお風呂を持っていくのもひとつの手かもしれません。解体できて、持ち運べるポータブルお風呂を設置して、お湯を入れてくつろぐことができます。
入る場所と、お湯の準備が懸念点ではありますが、そこをクリアできれば自然の中でゆっくり露天風呂を楽しめてしまうかも!特に子どもはポータブルお風呂でも十分です。周りのキャンパーに迷惑にならない場所で行い、水の処理にも気をつけましょう。
空気で膨らませて作る折りたたみ浴槽です。上ふた付きなので保温効果抜群!エア枕もついているのでバッチリくつろげます。浴槽の下には水抜きがついているので、片付けも簡単です。
【基本情報】
- サイズ:直径70×70cm
- 収納サイズ:70×25cm
- 重量:1.5kg
- 容量:120〜150L
コンパクトにたためて、簡単に排水できるポータブル浴槽です。ポータブルとはいえ保温性抜群でお湯が冷めにくいのがポイント。排水できるバルブとホース付きなので、片付けも簡単です。
【基本情報】
- サイズ:直径約70×66cm
- 収納サイズ:約66×約40cm
- 重量:約3kg
- 容量:記載なし
環境にやさしいPVC素材が使用されていて、頑丈なポータブルお風呂です。簡単に組み立て、収納ができるので、持ち運びもラクラク!保温効果もあり、お湯が冷めにくい構造なので長くお風呂を楽しめます。
【基本情報】
- サイズ:120×60×60cm
- 収納サイズ:120×8×60cm
- 重量:2.55kg
- 容量:100〜150L
【対策法⑥】お風呂に入らない
季節にもよりますが、お風呂には入らず過ごすという方も多くいます。実は筆者はそのタイプで、秋や春キャンプであれば入らないことが多いです。キャンプは夜に何かと時間がかかり、まったりしたいことが多く、お風呂に入る時間がないというのが理由。そしてキャンプに行く中で、一日ぐらいお風呂に入らなくても気にしなくなってしまいました!
お風呂に入ってしまうと、湯冷めや髪の毛がしっかり乾かず風邪を引いてしまったりなどリスクがあるという声も…。筆者のおすすめとしては、翌日キャンプ場を出たあとに、温泉施設に寄るのがベストだと思います!
もとよりお風呂やシャワーつきのキャンプ場を利用する!
現在、全国には温泉やお風呂がついているキャンプ場や、周辺に温泉施設があるキャンプ場が増えています。「キャンプ場の温泉なんてしょぼそう...」というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません!キャンプ場だからこその自然に囲まれたロケーションは最高。
温泉も源泉かけ流しと他の温泉施設にひけを取りません!温泉やお風呂がなくてもコインシャワーが利用できるキャンプ場もあるので、キャンプ中もスッキリして過ごしたい方はキャンプ場を選ぶときチェックしてみてください。
温泉のあるキャンプ場【全国版】天然温泉で癒されよう!
寒い季節のキャンプ場探しは、近場に温泉があるかどうかが外せないチェックポイント!さらに、場内に温泉があればいうことなし!テント設営や長距離ドライブで疲れた身体を温泉で癒しましょう!今回は場内や近隣に温泉があるキャンプ場を地方別で紹介します。キャンプ場併設とは言え、源泉掛け流しや美肌の湯など、温泉施設顔負けのお風呂ばかりです。
服と髪につく臭いを防ぐには?
キャンプでは臭いも気になるポイント。いつの間にか、服や髪の毛がすごい臭いを纏っていることもあります。主に煙でいぶされた匂いや、汗の匂い対策について紹介!
【対策法①】料理の時はバーナーを使って煙の臭いをつけない!
キャンプを楽しむならおしゃれな服を着たいところですが、BBQなどで薪や炭を燃やすとどうしても服や髪に臭いがうつります。そんな時はバーナーやガスコンロを使った調理がおすすめ!これらを使用すれば臭いがつく心配もなく、家での調理と変わらないので、初めてのキャンプでもあまり手間取ることなく調理をすることができます。
【対策法②】服についてしまった臭いは消臭スプレー
キャンプの醍醐味として「BBQや焚き火がしたい」という方も多くいると思います。BBQや焚き火をする時は、必ず汚れたり、臭いがついてもいい服を着ましょう。
キャンプ中どうしても臭いが気になる際は、消臭スプレーを使うのがおすすめ!荷物にならないように、小さいボトルなどに入れ替えて持っていくといいでしょう。また、キャンプ場によってはコインランドリーがあるところも!キャンプ場で洗濯をする場合は、天気予報もしっかりチェックして晴れの日にしてくださいね!
髪についてしまった臭いはどうする?
いぶされた髪をすぐにウェットティッシュや濡れたタオルで拭くことで、臭いを抑えることができます。髪専用のシートでなくても、ウェットシートで拭くだけでだいぶ臭いが軽減されます!ヘアフレグランスを使うのも有効ですが、オイルタイプはかえって臭いが付きやすくなってしまうので注意が必要です。
髪に臭いが付きにくくするために、髪を結んだり帽子をかぶってBBQや焚き火をすると、臭いを少し抑えることもできます!
お風呂問題を解決してキャンプにいこう!
特に女子が気になるキャンプのお風呂問題。はじめて行くとしたらなおさら気になってしまいます。お風呂の代替え品や対策をしっかりと取れば、快適で楽しいキャンプが可能です。お風呂なしに抵抗があるのであれば、まずはお風呂つきのキャンプ場から!慣れてきたら少しずつ、自分が過ごしやすいキャンプスタイルを模索していきましょう!