キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
和歌山の川湯温泉仙人風呂に入る人々

川がそのまま温泉に!和歌山の川湯温泉仙人風呂に入りゆったりキャンプをしよう。

2021.08.06キャンプ場

和歌山の川湯温泉は日本でも珍しい「厳選100%かけ流し宣言」をしている温泉街です。街を流れる大塔川の川底からは絶えず70度以上の源泉が湧き出ており毎年冬には川まるごと温泉にした「仙人風呂」が登場します。仙人風呂を楽しみながら「川湯温泉野営場木魂の里」で冬キャンプを楽しむコースをご紹介します!

川湯温泉とは

川湯温泉の地図
湯の川からのぼる湯けむり、硫黄の香りに包まれた旅情たっぷりの川湯温泉。日本でも珍しい『源泉100%かけ流し宣言』をしている温泉街です。手軽に利用できる大きな足湯。皆でゆっくりわいわいぽっかぽか!硫黄山へ早朝散歩や、満天の星空観察などもお楽しみ頂けます。

仙人風呂とは

温泉街を流れる大塔川では、自分だけのオリジナル露天風呂を満喫できます。河原を掘れば川底から絶えず湧き出す70度以上の源泉に、熊野川の支流大塔川が混ざり合い程良い温泉が出来上がります。 毎年冬になると川底を重機で大露天風呂「仙人風呂」が登場します。温泉ファンから冬の風物詩と呼ばれ親しまれる仙人風呂は12月から翌年2月までご利用頂けます
周囲はよしず張りの囲いだけ、青空・星空を見上げながら入る開放感が最高です。自然の恵みを相手にしているため、その年によって多少大きさが変わります。 川底から湧いている73度の源泉に、大塔川の清流を引き入れて40度前後に調整しますが大雨の後などで増水していと湯音が下がります。湯音が低い場合は源泉が湧き上がっているスポットに人が集中して、自然の中で温泉入っている感じがさらにしますよ。
裸で入る方もいれば水着で入る方もいて、浮き輪で遊んでいるお子さんや温まった身体を隣の川で冷やしてまた仙人風呂に戻ったり・・と、ここだけでしか見れない光景が広がり、これが真冬の空の下とは思えない不思議な感覚になります。※天候や川・水温の状態により、入浴を禁止する場合があります。 【基本情報】 期間・・12月~2月末日 入浴時間・・6時半~22時(22時に施錠いたします。) 入浴料・・無料無料 約50台 駐車場・・(仙人風呂より下流約200m) 更衣室・・男女別の簡易更衣場があります。

川湯温泉野営場木魂の里

仙人風呂からすぐ近くには「川湯温泉野営場木魂の里」というキャンプ場があります。いまどきの高規格キャンプ場ではありませんが、古きよき昔ながらのキャンプ場です。 広々としたフリーサイトの芝生エリアや目の前を大塔川が流れる河原サイトなど、自分が好きな場所にテントを張ってゆっくり楽しめます。
我が家は河原から一段上がった芝生エリアの端っこにテントを張りました。大塔川の穏やかなせせらぎを見ていると対岸からけたたましい音が聞こえてきて、見ると野猿の群れが!!大喧嘩しながら通り過ぎて行きました。山奥の秘境モードを味わいながら温泉キャンプを楽しみました。

まとめ

仙人風呂も川湯温泉野営場も、ライダーの方から人気のあるキャンプ場ですが、ファミリーにもカップルにも楽しめるスポットだと思います。真冬のキャンプ場から手拭い片手に仙人風呂に向かって歩くのがなんとも言えない味わいを感じます。 今年の仙人風呂スタートまであと少し。周辺にはキャンプ場だけでなくホテルや旅館もありますので旅の計画を立ててはいかがですか?我が家の仙人風呂キャンプの様子はこちらのブログに綴ってあります。よろしければどうぞ! 【基本情報】 住所:和歌山県田辺市本宮町本宮100-1 電話:0735-42-0735 営業期間:通年 公式はこちら:仙人風呂

川湯温泉のキャンプ場「川湯野営場 木魂の里」

川湯温泉のすぐ下流に位置し、大塔河原沿い砂利地のオートキャンプ場と草地の一般キャンプ場に分かれています。温泉以外にも、夏は川遊びや釣りを楽しむことができるのでおすすめです。キャンプ場の利用者には、敷地内にある「渡瀬温泉センター おとなしの郷」の無料利用券がついてきます! 【基本情報】 住所:和歌山県田辺市本宮町川湯1288 TEL:0735-42-1168 入場料:700円(入浴料・入湯税込) テント1張り:1名用500円~ 駐車場料金:車1台700円 有料オートサイト:1泊4,500円 公式サイト:川湯野営場 木魂の里

特集・連載


あわせて読みたい記事