出典:palidachan / ゲッティイメージズ
くつろぎキャンプにぴったり!開放的でおしゃれなロースタイルを取り入れよう!
「ロースタイル」のキャンプが今、流行ってきています。通常よりも高さを抑えた40cm前後のテーブルや、チェアをキャンプに取り入れることで、簡単に楽しめます。おしゃれキャンパーたちはすでに取り入れている、ロースタイルキャンプについて、その特徴や魅力、ロースタイルを楽しめるキャンプギアを紹介します!
ロースタイルとはどんなキャンプスタイル?
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ここ数年、あちらこちらで耳にしたり、実際に目にしたりする、キャンプサイトでの「ロースタイル」。ロースタイルのローとは、Low=低い、つまり床に近いスタイルということです。キャンプアイテムも、高さのあるテーブルとチェアではなくて、より地面に近い、低いテーブルとチェアなどでまとめます。キャンプ用のテーブルによっては、ハイ&ロー仕様の2段階で脚の長さを変えることができるものもあるので、気軽にロースタイルを楽しむことができます。
ロースタイルの4つの魅力
1.空間が広がることで、より身近に自然を感じられる!
ロースタイルの魅力は何と言っても、目線が低くなることで空間が広がり、のびのびと自然の景色を楽しむことができる点でしょう。キャンプに限らず、自分の周りにある家具の高さが、低ければ低いほど、視界を遮るものが少なくなり、圧迫感がなくなります。キャンプ場の中では、自分も自然の一部であるような感覚になり、より身近に自然を感じ、開放的な空間でリラックスすることができます!
2.ほどよい距離感&くつろぎやすいスタイル!
開放的な空間でくつろぐことができるのと同時に、家族や仲間との距離はむしろ近く感じるのがロースタイル。座面が低い分、足を前に投げ出して深く座ることで、体を椅子にあずけ、ゆったりとくつろぐことができます。バーベキュー用のグリルもロースタイル用のものが出ているので、誰かが立って焼く係になることもなく、誰もが座りながらゆっくりとバーベキューを楽しむことができます。
そもそも、ロースタイルは、ちゃぶ台に座椅子といった、日本の昔ながらの生活スタイルにとても似ているので、私たち日本人にとってはなじみ深いもの。ロースタイルは、そこにチェアという快適なアイテムを取り入れた形なので、くつろぎやすいスタイルなのです。
3.子連れキャンプにもおすすめ!
小さな子どもは、子ども用のチェアに座っても、テーブルの高さが合わなくて、コップに手が届かなかったり、食べづらかったりすることがよくあります。でもロースタイルのテーブルならば、目線よりも低い位置に物が置いてあり、テーブル全体を見渡すことができるので大丈夫。逆に大人はテーブルと椅子が低いので、食事が少し食べづらいこともありますが、子どもが自分で食事をとれれば大人もゆっくり食事を楽しむことができるので、子連れのキャンプにロースタイルはとてもおすすめです。
4.荷物が軽い&コンパクトにまとまる!
アウトドアで使う椅子やテーブルも、ロースタイルならば通常のものに比べて全体的にコンパクトな造り。軽量で、畳む時や持ち運ぶ時も便利です。キャンプの道具がいっぱいで車のトランクがぎゅうぎゅう…そんなキャンパーも多いですが、コンパクトなアイテムならば、車のトランクにも少し余裕が生まれそうです。
おしゃれなロースタイルの注意点は?
ゆったりとくつろげるロースタイルキャンプにも、注意しておきたい点が。ロースタイルチェアは、背もたれの部分が傾斜し、ゆったりと体を預けられるタイプのものが多いので、逆に食事をするときには体を起こさないとちょっと食べづらくなってしまいます。
また、ロースタイルの焚き火台などは、ちいさな子供が手の届く範囲となるので、火傷などの事故が起きないよう、周りの大人がしっかり目を配って、焚き火台に手を伸ばさないようにすることも必要です。
インスタグラムに学ぶ、おしゃれキャンパーのロースタイル♪
インスタグラムで、おしゃれなキャンパ―たちのロースタイルをのぞいてみましょう。どれも素敵なサイトコーディネートばかりで参考になります!
ヘリノックスのチェアを使った、ロースタイルキャンプ。テーブルにクロスをひいて、おしゃれ度もアップ。
ロースタイルにおすすめのキャンプアイテム10選!
まとめ
日本人にはなじみやすいキャンプのスタイル、ロースタイルの魅力はお分かりいただけましたか?アイテムをいろいろご紹介しましたが、チェアを選ぶ時は、実際に座り心地を確かめてみることをおすすめします!ロースタイルは家族や仲間との程よい距離感を生み出すキャンプスタイルですので、寒い時期でのキャンプに関わらず、どんな季節でも楽しめますよ。おしゃれキャンパーが次々実践しているロースタイルキャンプ、ぜひトライしてみてくださいね!