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ラフティングをする人々

この夏はラフティングに初挑戦!多摩川で体験するスリルに笑顔満点♪

5月初旬、「ラフティング初体験!」という友だちを含む6人の仲間と一緒に、奥多摩・御岳渓谷(みたけけいこく)に行ってきました!「ラフティングって時々聞くけど、どんなものなんだろ?」「多摩川でもできるの?」という疑問から、何を持って行ってどんなことをするのか、注意することや心構えは?というような、初めてラフティングをするとき気になったことをまとめました♪

ラフティングって何?魅力ってどんなとこ?

ラフティングをする人々
ラフティングは、ラフトを使って川をくだるレジャースポーツ。ラフトとは日本語では「いかだ」を意味します。実際は、もちろんいかだではなく、最大8人が乗れる丈夫なゴムボートが使われます。ボートに乗る一人ひとりがパドルを1本持ち、チームワークを発揮しながら川をくだっていくスリル満点の川遊びです♪ 自分で用意するものはタオル・水着・日焼け止めくらいで(持っている人はウォーターシューズ、メガネをかけている人はメガネバンドも)、ヘルメット・ライフジャケット・ウェットスーツはツアー料金に含まれていました。学生さんは学割もあるようなので、学生証をお忘れなく! またツアー中、スタッフさんが写真を撮ってくれますよ!ツアー終了後にパスワードを教えてもらって、ダウンロードができます♪写真の画像代もツアー料金に入っているという、とっても嬉しいサービスなのです☆ ※ウォーターシューズは200円でレンタルできます。
ウォーターアクティビティーに必要なウォーターシューズ
今回は参加したのは、多摩川ラフティングwindsさんのラフティングツアーです。ホームページにはに当日の持ち物やツアーの流れなどがアップされていますよ♪ winds公式HP
【基本情報】 名称:多摩川ラフティングwinds 所在地:〒198-0064 東京都青梅市柚木町2-411-1 TEL:0428-85-9210 アクセス:JR青梅線「二俣尾駅」から事務所まで徒歩約15分 公式HP:winds

奥多摩でラフティングができるんです!

奥多摩の自然に囲まれた川
山と川に恵まれた奥多摩の自然には、東京から電車で約2時間もあれば到着!のんびり車窓を見ながら友だちとおしゃべりをしていたらあっという間に到着する距離です。日帰りでサクッとラフティングが楽しめるってことでも奥多摩の魅力が光りますね☆ 多摩川ラフティングwindsさんの最寄駅は、JR青梅線の二俣尾駅。駅からはスタッフが迎えにきてくれますよ♪

“名水百選の御岳渓谷”の景色を満喫!

奥多摩の御岳渓谷の景観
今回ラフティングをした場所は、奥多摩の御岳渓谷(みたけけいこく)。この御岳渓谷は、名水百選に選ばれているそうです!ラフティングは常に急流のなかをくだっているわけではなく、穏やかな川をゆっくりと流れに沿って進む時間もあります。 ボートに乗って川の流れに身をゆだねながら自然の景色にうっとり。名水といわれるだけあって水がとっても澄んでいましたよ♪水中に目を凝らすと、小さい魚が見えるくらい!このときは天気にも恵まれたので、水が太陽に照らされてキラキラ反射していました。スリルを味わうだけではなく、こういう自然のなかでの静けさや美しさを味わえるのってとっても贅沢ですよね♪ もちろん渓谷なので、川の両側には木々に覆われています。距離的には離れていましたが、青空に新緑の葉が映えてとってもきれいでした。

初心者でも楽しめるって本当?

ラフティングで岩にぶつかりそうになる様子
私たちが参加したのは初心者からでも参加できるコースで、小学1年生から参加OKでした。私は、ラフティングは今回2回目で、奥多摩以外でのラフティング経験はないのですが、川をくだるとき勢いがつく角度や場所、回数などから考えて、初めての人でも安心して楽しめるコースというスタッフさんの説明には納得!さらに私たちが参加したときは川の水の量が少なかったこともあったので、そこまで怖い急流ではなかったです。 でも、経験のある人でも楽しめちゃうのがスタッフさんの腕の見せ所なんでしょうね。初心者から経験者まで川を思いきり楽しめるようにちょこちょこ演出を加えてくれます♪

初めてのラフティングで注意するべき点とは?

ラフティング中の様子
ラフティングに初めて挑戦するときは「どれだけ流れが激しいのかな?」「ボートから落ちてしまったらどうしよう」などなど、いろいろ心配になってしまうものです。でもなんでも初めてのことには心配や恐怖心はつきもの。初心者が注意すべきことは、まずはスタッフの説明をよく聞くこと!です。

流されたとき、川のなかでむやみに立ってはいけない

私がいろいろと説明を聞いたなかで印象的だった内容は、「流されたときに、むやみに立とうとしてはいけません!」というもの。なぜかというと、足が岩と岩の間に挟まって動けなくなってしまったり、逆に溺れてしまうことがあるからだそう。 もちろん水が浅い場所では立ち上がっても大丈夫ですが、流れが早くてある程度水かさがある川のなかに落ちてしまったときには、別の対処法があるんですね。 そして、もちろん私たちはライフジャケットを着ています。これもお店で借りるのですが、泳ぎに自信のない私は、これがないと川は正直コワイです。このライフジャケットがあるから、川を思う存分楽しむことができるのです!

流されてしまったときは冷静に「ラッコのポーズ」

そして、むやみに立ちあがろうとしないということに加えて、流されたときに大切なのが「ラッコのポーズ」。流れに逆らわず、ラッコのポーズになって、救助を待ちましょうということでした。救命胴衣が浮輪代わりになってくれるので、ラッコのポーズになれば沈むことはありません。 ラッコポーズのとき大切なこと、それは目線です。目線は流れの進行方向へ。前方を見ていないと、流れの先にあるかもしれない障害物に当たってしまいます。なので、ラッコのポーズで流されながら、目線は前方に。流れの方向を向かないといけないそうです。 実際にそのときになったら、パニックになってそんなに冷静になれないかも?それに、流れが激しい時に体勢なんて安定するのかなと不安になりましたが、前知識として知っておくのと知らないのとでは大きく違います!川を楽しむためにも、前知識は大切ですね。

浮輪が飛んできたら、ひもを手や体に巻きつけない

そして救助のとき、お兄さんたちはひもがついた浮輪のようなものを投げてくれるそうですが、このときにあせって、ひもを手に巻きつけたりしないこと!手以外にも、体に巻きつけたりするとひもがしまって危ないのです。注意しないと危険です! 私がラフティングをしたときは、川を目の前にして浮かれてしまって、スタッフのお兄さんの話も、軽く聞き流してしまいそうでしたが、振り返ってみると、こういう説明って大切だなと、いまさらながら実感しました。 さて、抑えるとこを抑えたら、いよいよゴムボートに乗り込みます!

岩の上から覚悟を決めて、ジャ~ンプ!

飛び込むために岩に登る人
岩からジャンプして川に飛び込んだ人
飛ぶ前は本当に怖くて、自分で一番高い岩にあがったにも関わらずスタッフさんに「コワイです」と訴えましたが、ここでやめるのは女がすたると思いなおして、スタッフさんの「3、2、1」という掛け声とともにエイヤっと飛びこみました!飛びこんだ時に鼻から水が入っちゃうので、鼻をつまんで飛びこむといいかも??

川でいっぱい泳ぐ!はしゃぐ!

ラフティングボートから落ちた様子
何度もボートから川に飛び込んだり、落とされたり?泳いだりするタイミングがたくさんあります。ウェットスーツを着ていたのですが、だんだん寒くなってきて、最後の方は水に入りたくないと、みんなでボートにしがみついていました。

シーソーゲームで再びドボン!

ラフティングボートでシーソーゲームをする様子
ラフティングボートが傾く様子
ひっくり返るラフティングボート
ご一緒したファミリーとシーソーゲームをしました!ボートを重ねてシーソーのように揺らし、最後にはドボン!どっちにしても落ちるというゲームです。面白かったけど、落ちたときに、ひっくり返ったボートの中に取り残されたときは少し焦りました。

家族のチームワークもUP!?

私たちは今回、小学生らしきお子さんを連れた1組のファミリーと一緒でした!ボートは別々でしたが、水の掛け合いっこやちょっとしたゲームをしました♪子どもは子どもらしく、大人は童心に戻って、わいわいキャーキャーと楽しい時間を過ごせました。 ラフティングって、チームワークもそこそこ必要だし、普段とは違うお父さん、お母さんの素顔が見えるから、ファミリーでラフティングってなんだからとってもステキだな~と微笑ましかったです♪
ラフティングを楽しむ様子
川の水の量が増える梅雨明けの頃は、さらにラフティングが盛り上がる季節だそうですよ!暑い夏に、冷たい川の水で遊べるのは本当に気持ちがよさそう! 初めての挑戦でも、注意するところは注意して、弾けるところは弾けて、楽しい夏の想い出を作ってくださいね☆今年の夏のスケジュールにさっそく、“奥多摩ラフィティング”を追加してみてはいかがですか?

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