「勝浦つるんつるん温泉キャンプ場」体験レポート！直火OKがうれしい！

勝浦つるんつるん温泉は、千葉で唯一、名湯百選に選ばれた美容と健康に良く効く名湯です。温泉だけではなく、食事処や宿泊も出来る施設が敷地内で運営しているのが勝浦つるんつるん温泉キャンプ場です。温泉を気軽に楽しむことができるのはもちろん、自由度が高く、ゆるい雰囲気でアウトドアを楽しむことができるキャンプ場なんです。

冬季は温泉施設の受付でキャンプ場の受付を行います。扉をあけると美味しそうなにおいと、楽しそうなカラオケの音が聞こえてきました。楽しげなキャンプ場であることがすぐわかると思います！ 【基本情報】

こちらのキャンプ場で、温泉に並んでうれしい点は薪が無料で使い放題なところです。場内にある薪置き場には廃材を中心にした薪が無造作に置かれていて、キャンプ場利用客は好きなだけ使うことが出来ます。廃材ですので、釘などが残っていることもあるためお子さんの取り扱いなど、十分にお気を付けくださいね。 キャンプの楽しみの焚き火だけでなく、冬場は薪を大量に消費する薪ストーブユーザーにも大変うれしいサービスです。我が家も薪ストーブを使うので、毎回コンテナにいくつも薪を詰め込んでキャンプ場に向かうのですが、現地で無料で調達できるのでコスト以外に車載の面でも助かります。 また、このキャンプ場は直火が許されています。焚き火台なしの焚き火のワイルド感を味わえるキャンプ場は最近ではとても珍しくなりましたので、野趣あふれる焚き火が楽しみたい方にもおすすめのキャンプ場です。ただし、焚き火が終ったあとは燃え残りの薪の始末を含めて、次の方も気持ちよく使えるように気を付けてくださいね。

我が家は冬場は電源を使用してキャンプをするので、電源サイトを利用しました。電源を使うとシュラフなど高スペックなものではなくても使えるため、初期費用が少なくなります。初心者にはありがたい設備ですね。

電源を利用しておやつにチョコレートフォンデュをしました。チョコの甘さにフルーツの酸味、ポテトチップスのしょっぱさが絶妙にマッチ！こういうのは屋外でやるのが解放感もあり楽しいですね。

勝浦つるんつるん温泉は、神経痛や皮膚病などに大変効能があるとされていて、送迎バスもあるので、地元の方から観光客の方にまで愛されています。入ってみた感想はその名の通り「つるんつるん！」でした。キャンプ場内にお風呂があるだけでもうれしいのですが、それが温泉なのでもっと感激です。 キャンプ場利用者には「オートキャンパー温泉入浴\割引券」を貰え、大人の入浴料が半額(800円→400円)になります。 ■通常の温泉

また、家族にうれしい貸切風呂もあります。事前予約が必要なので、早めに予定を立てておくようにしましょう！

■日帰り貸切風呂

勝浦つるんつるん温泉キャンプ場の場内は車道の左右にサイトが点在する感じの構成になっています。写真の一番奥が温泉施設です。温泉施設に向かう送迎バスや自家用車がキャンプ場に頻繁に出入りするため、お子さんの飛び出しなどにはじゅうぶん注意してくださいね。

こちらは今回一番利用客が入っていたタンポポサイトです。奥に炊事場やトイレ、横に薪置き場があります。どこのサイトも隣との区分は地面に張られた紐一本だけのオートサイト。グループキャンプなどにはいいかもしれません。 オートサイトはバイクの乗り入れも可能なので、温泉のあるキャンプ場としてツーリングの疲れを癒やすのにも向いています。

我が家の利用した電源サイトです、縦に長いサイトで、横幅が6mある我が家のテントだと横がギリギリでした。

一番高台にあるのが、ログキャビンです。冷暖房完備なので装備を持っていない方でも気軽に使えますね。キャビン前のスペースが広かったので皆さん焚き火をされていました。

キャンプ場内にいくつか点在する炊事場です。蛇口から出る水は「飲用不可」とは言われませんでしたが、多少クセのある水だと感じました。気になる方は飲用水を持参するのがいいかもれしません。

タンポポサイトのトイレです。とてもシンプルでやや古い印象を受けました。

こちら桜サイトの一番奥のトイレです。ここのトイレは新しかったです。全般的にトイレや炊事場はシンプルで、今流行りの高規格キャンプ場の設備とは違います。それでも電源もあり、場内に温泉があるということで初心者さんでも安心して利用できるキャンプ場だと思います。

今回のキャンプで買い出しをしたのは、キャンプ場から車で20分のところにある、「おおたきショッピングプラザオリブ」です。35の専門店が出店している複合施設で、必要なものはおそらくなんでも揃います。スーパーいなげやで飲み物や食品などの基本的な買い出しをしました。 【基本情報】

ショッピングセンターオリブの中にある「城下市場」では地元の海の幸などがずらりとならびます。カツオや地魚などどれにしようか悩んでしまう位の品ぞろえです。今回はハマグリを購入しました。

薪ストーブの上でハマグリの酒蒸しを作りました。房総半島と言えばアサリやハマグリの貝ですよね。そろそろ潮干狩りのシーズンも近づいてきましたし、次は自分で掘り当てたハマグリで酒蒸しをしたいです。

薪が使い放題なので薪ストーブもどんどん薪をくべます。薪ストーブは暖を取るだけではなく調理器具としてもとても優秀です。フライパンにミニフライパン、鍋にヤカンと一度に４つ載せてもまだ余裕があるのです。火力も奥が強く、手前が弱いので調理するものによって使い分けることが可能です。

前述のとおり、かなり自由度の高いキャンプ場なので、特に制限がほとんどありません。ペットも入場可能ですし、花火も可能です。花火に関しては、打ち上げ花火が20時半までとなっていますが、ほかの花火もできるだけ早めの時間に済ませておくとトラブルもおきないと思います。

予約の受け付け開始は、利用日の2か月前から開始となります。繁忙期のGWは2月1日から、夏休み期間の予約は4月1日となるので、注意しましょう！ また、キャンセル料は当日50%がかかります。それだけでも、ほかのキャンプ場と比べたら寛大ですが、キャンプ場やほかの利用したい方のためにもできるだけ早くキャンセルの連絡を入れるようにしましょう。

房総半島は温暖なので、この時期にキャンプをするのに最適な場所です。今回も朝ごはんを外で食べましたがポカポカで気持ちが良かったです。チェックアウトした後は勝浦市街に観光へ。キャンプも観光も地元グルメも楽しめて充実のキャンプでした。