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富士山の景色

ブーム到来★初心者OK!富士山を“下山するだけ”ツアーが実はめっちゃおもしろい!

富士山は登頂するだけなんてもったいない!?富士山の5合目から、まさかの"下山するだけ"「富士下山ツアー」が人気沸騰中!登山初心者でも気軽に楽しめる日帰りツアーで、四季折々の富士山の自然を楽しめます。その知られざる魅力や、今すぐ予約できるツアー、下山トレッキングのコツなどをご紹介します。

世界遺産になって人気沸騰!でも、富士登山ってとても大変…

相当な体力が要る!

そのため、気軽に登山に訪れてしまう人も多いことが問題になっています。富士山は初心者でも登りやすいように登山道が整備されていますが、それでも登るのに6時間、下山に4時間程度がかかります。かなりの体力が必要とされるアクティビティです。よほどの玄人でない限り、登山道の途中にある山小屋で1泊する必要があります。

準備しなければならない荷物がてんこ盛り!

富士登山にはかなりの準備が必要です。トレッキングシューズや登山用の服装はもちろんのこと、ヘッドライト、登山用帽子、移動用食料、数リットルの飲み物が必須です。他にもトレッキングポール、手袋なども持っていったほうが安心です。また、真夏であっても山頂付近の夜は0度まで気温が下がります。フリースなどの防寒対策に加え、防風防雨対策も必要になります。 このように準備しなければならない荷物はてんこ盛り!登山時の荷物の総重量は5~6kgほどまで膨れ上がります。

高山病の危険がある!

富士山もの標高となると、登山中に高山病にかかってしまう人も少なくありません。初心者で挑戦する方は特に注意が必要です。こんな大変な富士登山。その大変さがぐんと少なくて、初心者でも簡単にチャレンジできるのが「富士下山ツアー」です。

富士下山ツアーって?

車で入れる富士山の5合目から、登るのでなく、なんと下山していくというツアーです。「下山するのって楽しいの?」と不思議に思われるかもしれませんが、実は今ブーム到来中! 登山の大変な部分だけを取り除いて、富士山の美しさや自然を楽しめるのがこの富士下山ツアーです。5合目から6合目までを登ったら、宝永火口や昼食を楽しんで、別の5合目登山口まで下っていくコースが一般的です。 ほとんどが下り坂なのでとっても簡単。ゆっくりとしたペースで景色を楽しみながらトレッキングができるので、初心者でも安心して挑戦できる富士山ツアーです。日帰りのツアーなので、忙しくて時間の取れない方にもおすすめです。

富士下山の“ココ”が面白い!

豊かな富士の自然を満喫できる!

通常、富士山の登山を始める5合目は標高2,000メートル前後。ここから標高3,776メートルまで歩き続けることになります。実はこの道、とっても単調だということをご存知ですか? なぜなら、植物が生きられる限界の高さ“森林限界”は富士山では2,400メートル前後と呼ばれています。つまり、富士登山のほとんどを植物のない単調な岩や砂の道が続くということです。景色が変わることが少ないのです。 その点、2,000メートルから下山していく富士下山は、四季折々の富士山の豊かな自然を満喫できるのが魅力です。

富士山で唯一“火口の中”を歩ける!

富士下山の代表的なコースには、富士山で唯一火口の中を歩ける「宝永火口」を通ります。江戸時代に起きた噴火によって生まれた幅1kmもある大きな火口です。赤い岩肌や溶岩が流れた後などが見られ、活火山である富士山の力強さを感じられるはずです。

まわりの景色がよく見える!

登山は基本的に体が山のほうを向いているので、見える景色は登山道とまわりの植物だけになります。しかし、下山中はまわりの景色や遠くの街並みなどまで見られてとっても爽快。下山ツアーはゆっくりと進むので、たっぷり景色を楽しめます。

行きと帰りが同じ道……のマンネリと無縁!

富士登山は基本的に、登ってきた道と同じ道を通って下山することになります。森林限界を超えた景色の変わらない道を、行きも帰りも同じ道を歩くのはとっても大変です。筆者である私も経験がありますが、下山中は途中で心が折れそうになりました。 しかし、富士下山ならその苦労が一切ありません。ある登山口から別の登山口へ、一方通行のルートになりますので、最初から最後まで新鮮な気持ちで歩き続けられるのが魅力です。

下山の時のコツ・注意

▼歩幅は狭く 下り坂では、歩幅を大きく歩いてしまうと足を滑らせてしまいます。いつもより歩幅を狭く、細かく歩くのがオススメです。 ▼フラットステップで歩こう 足を着地させるときは、足の裏全体が地面につくように踏みつける、「フラットステップ」を意識しましょう。つま先だけやかかとだけに体重をかけてしまうと、こちらも足を滑らせる原因になります。 ▼足や膝への負担に注意 下山は登山に比べて体力は必要ありませんが、足や膝への負担が大きいのでご注意を。普段から運動をされていないかたは、膝のサポーターなどを用意しておくと安心です。 ▼防寒着を忘れずに 下山ツアーといっても、ほんの少しだけ上り道があります。上り坂では汗をかきやすいのですが、下山の道ではすぐに身体が冷える可能性があります。ここが要注意。汗が冷えて体温を奪うためにエネルギーを消費します。寒い日や雨の日には低体温症になる可能性もありますので、防寒着は必ず用意しましょう。

富士下山ツアーに参加しよう!

富士下山を体験したい方は、ツアーに参加することをおすすめします!数あるツアーの中でも、おすすめの富士下山ツアーをご紹介しますね♪

そふと研究室の「富士山を歩く旅」ツアー

静岡県の自然の魅力を伝える「そふと研究室」は、さまざまな旅行やツアーを企画しています。その中で“頂上を目指さない富士山ツアー”をいくつも開催。今回ご紹介している下山ツアーもこれに含まれます。 現在は富士下山ツアーは大人気で申し込み殺到中!現在は申し込み可能な下山ツアー日程がありません。しかし、他にも富士山の自然を満喫できる散策ツアーがありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。 ▼須走口・小富士ハイキング 須走口の5合目の下に広がる広葉樹の森を歩きます。小富士と呼ばれる展望台にも立ち寄り、山中湖など美しい景色を望めます。 ▼水ヶ塚~御殿場口ハイキング 広葉樹の森と、噴火でできた火口荒原、四辻、山麓など、雄大でダイナミックな自然の景観を楽しめるコースです。 ▼宝永火口&西臼塚ピクニック 山頂の火口よりも大きい幅1kmの火口を間近で眺めたあとは、森をゆっくりと歩いてピクニックを楽しみます。ゆったりと歩くコースなので、体力に自信のない方にもおすすめです。 ツアーお申し込みはこちら:富士下山ツアー

おまけ:下山後に立ち寄りたいおすすめ温泉スポット

富士山下山ツアーを楽しんだら、ぜひ近郊の温泉も楽しんでください。富士山のまわりには美白、美肌になれる温泉が湧き出ています。

ふじやま温泉(河口湖ICから5分)

富士急ハイランドのすぐ隣にある大人気の日帰り温泉。富士山を一望できる露天風呂の景観と、美肌を手に入れられる温泉が魅力。 【基本情報】 住所 :山梨県富士吉田市新西原4-1524  電話番号:0555-22-1126 営業時間:10:00~23:00 定休日:無休 値段 :1250円(子供630円) 公式はこちら:ふじやま温泉

紅富士の湯(山中湖ICから3分)

富士山と、そのまわりの四季折々の自然を楽しめる日帰り温泉施設。世界的にも珍しいほど良質なアルカリ性の高い温泉で、美肌の湯と呼ばれています。 【基本情報】 住所 :山梨県南都留郡山中湖村山中865-776    電話番号:0550-20-2700 営業時間:10:00~21:00 定休日:火曜日 値段 :700円(学生500円、小学生200円、小学生未満無料) 公式はこちら:紅富士の湯

泉水(富士吉田ICから2分)

温泉施設の壁や床には、富士山の溶岩素材を使用。また、日本で初めてマイクロバブルを導入した温泉としても有名で、極上の露天風呂でゆっくりと過ごせます。 【基本情報】 住所 :山梨県富士吉田市上吉田4261   電話番号:0555-24-2438 営業時間:10:00~23:00 定休日:無休 値段 :800円(子供500円、幼児400円) 公式はこちら:泉水

天水(河口湖ICから15分)

天然石を使用した岩風呂が楽しめる温泉です。湧き出したばかりのお湯をかけ流しで楽しめます。 【基本情報】 住所 :山梨県南都留郡富士河口湖町河口2217-1  電話番号:0555-76-8826 営業時間:10:00~22:00 定休日:無休 価格 :1000円(子供700円) 公式はこちら:天水

さいごに

いかがでしたか?日本人なら誰もが一度は登ってみたいと思う富士山ですが、体力や脚力が心配だったり、準備が大変だったりと諦めてきた方も少なくないと思います。そんな方でも気軽に挑戦できるのがこの富士下山。富士登山よりも富士山の緑豊かな自然を楽しめるツアーですので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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