【hinata別注】ACTIBASE I.D.backpack ultra
予約3カ月待ちも!登山グループ発の山道具【ACTIBASE】
2024.06.24キャンプ用品
Facebookの登山グループ「ACTIBASE」。年間約80日は山へ入る彼らが感じた、「あれが欲しい」「ここがこうなら!」をギュッと詰め込んだギアやアパレルを発信しています。2024年5月、予約待ち3カ月の大人気商品「I.D.backpack」にhinata別注品も登場!
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もくじ
全国に1,500人以上の仲間がいる登山グループ「ACTIBASE」
日本百名山制覇をめざしたり、コミュニティの誰かの企画に参加したりと、自分のペースと実力に合わせて仲間といろいろな登山を楽しめるのがACTIBASEの魅力
ACTIBASE(アクティベース)は、2016年に谷合翔馬さんが大学の友人と3人で立ち上げた、18~34歳の若者に限定したFacebookの登山コミュニティ。
「登山を楽しみたくても、初心者で情報がなかったり、一人では危険な山だったりすると、なかなか一歩を踏み出すことができません。ACTIBASEは、世代の近い山仲間が全国にいるので、“今度○○岳に登るけど行ける人”など、近場で気軽に登山仲間を見つけられるのが特徴です」と、今回お話を伺った千野さん。
2024年6月現在、コミュニティには1,500人以上が参加し、日々仲間たちと頂をめざして歩みを進めています。
登山経験を生かしたブランドづくり
運営メンバーの仲井綾子さん(左上)、千野美樹さん(中央)、谷合翔馬さん(左下)、稲沼航さん(右下)と手伝いスタッフの藤原安奈さん(右上)
ACTIBASEには、立ち上げ当時から「いずれは自分たちのブランドをつくりたい」というビジョンがあったのだそう。2017年、千野さんが運営メンバーにジョインすると、一気にブランドの立ち上げに向けた準備が加速しました。
運営メンバーを中心に、頻繁に登山をするコミュニティメンバーの声を商品に反映できるという強みがあるほか、リサーチやサンプルの使用テストもコミュニティ内でできるという恵まれた環境がそろっていましたが、「ブランド経営」や「製作」部分に関しては全員が素人でした。
なぜか全部自分たちでやりたかった
今やACTIBASEの顔となったI.D.backpackは、クオリティを保つために外注に出すことなくメンバーが一つひとつていねいに縫製
そこで、経営についてや、どんな生地、パーツがあるのかなどを学ぶために、アウトドアブランドで働いたという千野さん。仕事を通して仲良くなったパターンナーのなかには、「自分がパターンを引くよ」と声を掛けてくれる人もいたそうです。
クオリティもオーダーメイドも譲れない!
現在でも、アパレルこそ外注に出しているものの、I.D.backpackやアイゼンケースなどは社内でパターンも製作もワンストップ。
ちなみに、I.D.backpackは注文が増えてきたころ、「外注に出そう」という話が出たこともあるそうですが、一つひとつのカラーオーダーに応えてくれるところがなかったといいます。
商品それぞれのタグにあるブランドメッセージにも注目
手づくりだからこそ予約待ち3カ月などにもなってしまうI.D.backpackですが、縫製しながら「山のお守りになるように」と願いを込めてつくっているという千野さん。そのエピソードを聞くと、何カ月待ってでもやっぱりACTIBASE純正のI.D.backpackが欲しい!と思ってしまいます。
また、商品タグにも「お守り」的なメッセージが…。
I.D.backpakには「自分らしさを大切に」という意味合いのメッセージ。ハーフにもフルレングスにも丈が調節できるパンツには「道は一つじゃない」、オーバー気味につくられたシャツには「ゆるくいこう」…。
ほっと肩の力が抜けるようなこれらの言葉も、まるでACTIBASEの仲間が近くで声を掛けてくれているようなあたたかさを感じます。
山の仲間たちの声を反映したオンリーワンな道具がずらり!
発売当時からずっと右肩上がりの人気を継続しているI.D.backpackに、登山快適度を上げてくれる山シャツなど、実体験から生まれたアイテムはかゆい所に手が届くものばかり。
ACTIBASEのコミュニティメンバーも愛用しているおすすめをいくつかピックアップして紹介します。
【I.D.backpack】使い勝手抜群の代表作にhinata別注も登場!
ACTIBASEがブランドとして最初にリリースし、今では予約3カ月待ちの看板商品にまで育ったのがこの「I.D.backpack」。
- 容量に合わせてサイズ調整できるロールトップ
- 下の方に入れてしまった荷物も取り出しやすいフロントファスナー
- 軽量、防水、強度の強さを備えた生地
ロールトップ部分を最大まで広げるとこんなに大きく!日帰り登山、小屋泊、ウルトラライトなテント泊まで幅広いシーンに活躍します。
さらに、フロントファスナーの左右の生地とファスナーのカラーが選べるカスタムオーダーで山での「I.D.」のように自分だけのカラーを背負うことができるのも特徴。これが、山での会話のきっかけになることもあるのだとか。
hinata別注品は、ACTIBASEでは取り扱いのない「ultra200xのホワイト」と「ultra200のブラック」からセレクト。さらに、フロントのゴムもイエロー、オレンジ、パープルの3パターンから選べます。
また、タイミングが合えば3カ月待つことなくすぐに話題のバックパックを手に入れられるのもhinataストアならではの大チャンス!口コミには、「今年のシーズンが終わる前に」と、さっそく購入した人も。I.D.backpackで快適な登山がしたい人はぜひチェックしてみてください。
【COOLMAX sucker shirt】美シルエット・動きやすさ・速乾性の三拍子
次に紹介するのは、山でも街でも活躍する柄シャツ「COOLMAX sucker shirt」。
そもそも、ACTIBASEの発足者である谷合さんが「山シャツ推し」だそうで、ACTIBASE製品の中でもシャツは人気が高いのだとか。
こちらのアイテムは、シャツジャケットの形を参考に直線を意識しており、まずシルエットが美しい!それでいて、首から脇へ切り替えが入る「ラグランスリーブ」で動きやすく、シャツの形が体格に合わせて変わるのもポイントです。
また、「クールマックス」という吸水速乾性が高い生地を使っているため、汗をかいてもサラサラ感が続いて登山も快適に。しっかり山シャツの機能がありながら、街着にも活躍するデザインが好評です。
【soft shell shirt】沁みない・蒸れない快適シャツ
最後に紹介するのは、アウトドアウェアでも汎用性の高い「ソフトシェル」のように着られる「soft shell shirt」。
シャツなのに撥水がしっかり効いており、千野さん曰く「ペットボトルの水がドバッとかかっても弾いてしみないほど。それなのに、蒸れにくい構造なんです」とかなりの自信作!
ストレッチが効いた動きやすいシャツとして愛用しながらも、いざというときは多少の風や雨から守ってくれるソフトシェルの役割も果たしてくれるという頼れる一枚です。
登山者にとって「ペガサスの翼」になるようなアイテムを
登山という「非日常」を「日常」にというコンセプトで運営されているACTIBASE。そのロゴは空想(非日常)の生き物ペガサスです。
「ペガサスは自分の力で歩き、走って飛ぶことができる。自分の足で歩き、走って登山を楽しむ人たちに、翼をつけてより多くの場所へ行けるようにとの願いを込めています」と、千野さん。
ACTIBASEのアイテムを翼にすれば、まだ見ぬ景色にも軽やかに会いに行くことができそうです。
今週の注目ブランド
hinataストアの旬なブランドを毎週紹介!気になっていたあのブランドのバックグラウンドストーリーやギアへのこだわりを掘り下げます。