【2月10～12日】人気キャンプブランドも参加！防災×アウトドアを学べる「もしかま2024」が開催

相模湾に面し、三方向に広がる山の裾野には「谷戸(やと)」と呼ばれる細い谷がいくつも形成された独特な地形を有する、神奈川県鎌倉市。その谷間に村や古刹などが発展してきた、人と自然が共存する風光明媚な町です。でも、だからこそ、豪雨による土砂崩れや地震による津波など、大きな自然災害が起きた時の被害も想定しなくてはいけません。 「もしかま」は、そんな「もしも」に備え、「もしもにつよいかまくらをつくろう」を合言葉に結成されたプロジェクト。鎌倉エフエム放送を中心に、鎌倉に拠点を構えるアウトドアブランドや地域企業、町内自治会、行政などが連携して、防災スキルを楽しみながら学べるイベントを実施しています。 アウトドアのスキルは防災に役立つものもいっぱい。キャンパーにとっても興味深いコンテンツをチェックしてみましょう。

2023年にも開催された「もしかま」では、寒い季節の被災で熱源を確保できる「空き缶でつくるウッドガスストーブ」や「携帯トイレがどれだけ使えるものかの実験」など、災害ですぐに役立つプログラムが満載でした。 今年も、「防災にも役に立つ！実践型焚き火ワークショップ」や「鎌倉の恵みの水をめぐるハイク＆ワークショップ」、「現役消防士に学ぶ！こどもの命を守るファミリー火災予防講座」 などの、キャンパーにも興味深いコンテンツが予定されています。

一部有料プログラムもありますが基本的には参加費無料で、子どもも参加できる内容となっているので、実際に体験しながら家族で防災意識を高めてはいかがでしょう。

鎌倉という街の中で、地元企業や自治会、鎌倉に店舗を構えるアウトドアブランドといったつながりを大切にしてきた「もしかま」。 度重なる大きな震災の度に、国内外から支援の輪が広がったこれまでの日本を見ていても分かるように、「つながりこそが防災力の要」となります。その考えのもと、「もしかま2024」では「横のつながり」を積極的に構築すべく、イベントの資金調達をクラウドファンディングサイト・READY FORで行っています。 鎌倉天幕のアウトドアチェアや焚き火台、鎌倉の水でつくったクラフトジン「露」など、キャンパーの心をくすぐる返礼品もうれしいところ！応援や参加というつながりは、自分たちの「もしも」にもきっと役に立ってくれるはず。遠くの人も、この機会に「もしかま」とつながってみてはいかがでしょう。

「もしかま」プロジェクトが防災とアウトドアを組み合わせているのは、「いかに日常的に防災意識を保ち、継続的に防災行動を実施し続けられるか」を重要としているから。キャンプを楽しむ中では、ごく当たり前に自然と付き合い、天候の変化にも対応していきます。 近年では防災にも役立つギアも豊富なので、キャンプの知識やギアが、どのように防災時に役立つかを確かめに、「いざ、鎌倉」ならぬ「もしかま」へお出かけしてみてはいかがでしょう。 詳細はこちら：もしかま2024