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Rover2000

【キャンプの電源革命】半固体電池で安心&軽量!新ポータブル電源・BougeRV「Rover 2000」に注目です

2022年に日本に上陸した「BougeRV」が、日本のマーケットで初となる「半固体電池」を採用したポータブル電源「Rover 2000」を2023年10月10日に発売しました。高い「安全性」と「エネルギー密度」で注目されている半固体電池とあって、アウトドアシーンでも大活躍の予感。今回は、Rover 2000の特徴と、11月30日に開催された展示会で編集部が触って感じた魅力をお伝えします!

ポータブル冷蔵庫トップシェアの「BougeRV」

今回紹介する注目のポータブル電源を新発売したのが、2017年に中国で設立された「BougeRV(ボージアールブイ)」です。
BougeRV CR Pro
ポータブル冷蔵庫「CR Pro シリーズ」
日本への進出は2022年なので、まだまだなじみの薄い存在ですが、実は日本とアメリカにおいてポータブル冷蔵庫のAmazon売上1位に君臨するトップシェアメーカー。 アメリカではソーラーパネルでもAmazon売上3位を記録していることからも、バッテリーや電気の分野におけるリーディングカンパニーのひとつと言っても過言ではありません。

同社初の半固体電池を採用した「Rover 2000」

Rover 2000
こちらがキャンプ業界でも話題になっている、BougeRVによる新作ポータブル電源「Rover 2000」です。 2023年10月10日に発売された同機は、日本で販売されているポータブル電源では初となった「半固体電池」が採用されているのが最大の特徴!どのような特徴やメリットがあるのか、詳しくチェックしていきましょう。

安全性と高エネルギー密度を両立する「半固体電池」

一般的にポータブル電源には、高いエネルギー密度を特徴とする「リチウムイオン電池」が採用されています。急速充放電なども可能な性質よってポータブル電源は小型化が進み、キャンプをはじめとするアウトドアアクティビティの可能性を大きく広げてくれました。
Rover 2000
半固体電池の採用で、容量2,008Whながらもコンパクト(約400×270×285mm)なサイズを実現
しかし、リチウムイオン電池と切っても離せないのが、火災の可能性。長期間の放置で過放電したリチウムイオン電池に電気を流すと、発熱して発火につながる場合もあるのです。そんなストレスを解消してくれるのが、Rover 2000に搭載されている「半固体電池」だというわけです。 リチウムイオン電池に採用されている液体タイプと、将来的な実現が目指されている全固体電池の中間に位置するものですが、内部の分子構造が安定しているので事故のリスクが低く、リチウムイオン電池などと比べて安全性が飛躍的に向上しているのです。 また、同じくポータブル電源に採用されていることが多い「リン酸鉄リチウム電池」に比べてコンパクトにまとめられるのも半固体電池がもつ利点のひとつ。同等スペックの製品と比べて25%以上のコンパクト化・軽量化を叶えています。

大容量2,008Whでキャンプの電源をこれひとつに

BougeRV
Rover 2000の電池容量は2,008Wh。一般的なスマートフォンの約200台分の容量をもつことになるので、何かと家電を活用したいキャンプでもその安心感に助けられるはずです。 また、2,200Wの最大出力によって14台までの電気製品に同時充電・給電できるのも見逃せないポイント。ほとんどの家電が使用できる出力なので、ドライヤーやホットプレートなどの消費電力が高い家電も問題なし。

急速&3種類の充電方法でいつでもスムーズに!

BougeRV
大容量のポータブル電源だと、本体の満充電までに多くの時間を要するイメージをもつ人も多いかもしれません。 そんな不便さを感じさせないのもRover 2000ならではのポイント。自宅のコンセントなどを使用するAC充電の場合は、約1.5時間と高速充電も可能なので、ストレスなくアウトドアに持ち出せるはずです。 また、クルマのシガーソケットや最大入力1,500Wの太陽光パネル(別売り)での充電も可能なので、ドライブ中やキャンプ場でも電力不足に悩まされることがありません。

キャンプサイトにもなじむ!Rover 2000を編集部がテスト

BougeRV・Rover 2000の実力や使い勝手を探るべく、hinata編集部は2023年11月30日に開催された展示会に参加!実際に見て触って感じた「キャンプとの親和性の高さ」をお届けします。

ブラックボディで物欲MAX!

Rover 2000
とにかくブラック×オレンジのツートーンカラーがおしゃれ! 「スペックも大切。でも良デザインでないと手にしにくい」というのもhinata編集部のホンネです。そんなワガママにも応えてくれそうなのもBougeRVのいいところ。視認性の高いモニターも備えているので、こだわりキャンパーもキャンプサイトに違和感なく導入できるはずです。

両端のハンドルで持ち運び楽々!

Rover 2000
折りたたみ不要の大型のハンドルが備えられているので、キャンプ場での持ち運びや移動もスムーズ! Rover 2000は、同程度の容量を備えるほかのポータブル電源と比較して約6.5kgほど軽量な約21.2kg。両手でしっかりと持てるので、数値よりもさらに軽く感じました。

グループで遊ぶときもこれ1台で電気問題を解決!

スマホ充電シーン
ポート数は驚異の14個!キャンプ以外にも、花見や運動会など人が外に集まるシーンでもみんなのガジェットを同時に充電できる頼もしさはあっぱれの一言! 【基本情報】 BougeRV Rover 2000
  • バッテリー種類:半固体電池
  • 容量:2,008Wh
  • サイズ:約400×270×285mm
  • 重さ:約21.2kg
  • AC出力:最大合計2,200W(瞬間最大4,000W)
  • AC充電時間:約1.5時間

安心安全なポータブル電源がデビューにもおすすめ

Rover 2000は、持ち運びしやすく大容量なのに、安全性も高いすぐれもの。安心して使えるポータブル電源を探している人にもおすすめです。 今回登場したRover 2000に加え、今後は1,000Wと1,500Wの半固体電池を採用したポータブル電源も登場予定。BougeRVの公式Webサイトでぜひ最新情報をチェックしてください!

日本初の「半固体電池採用」ポータブル電源


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