最強のヘッドライトおすすめ26選!キャンプ・登山向きモデルを厳選【2024年】
キャンプや登山、暗い場所で手元を照らす作業で役立つヘッドライト。この記事では、ヘッドライトの選び方とおすすめの最強アイテムを紹介します。1,000ルーメン超えのものから軽量で持ち運びやすいものまで、信頼できるメーカーのヘッドライトだけを厳選しました。
早朝登山をおこなう登山者やハイカー
夜のキャンプ場や消灯後のテント内外で作業をしたいキャンパー
夜釣りの愛好者
夜間にランニングをおこなう人
災害グッズとして両手が空く照明を用意したい人
ヘッドライトが必要な場面とは?
ヘッドライトは日の出前に行動を開始する登山や、消灯後のキャンプ場でトイレに行くとき、夜釣りや暗い場所での作業などで必要なアイテム。懐中電灯やランタンではなくヘッドライトを使用したほうが良い最大の理由は、両手を自由に動かせることです。
たとえば登山の場合、片手にライトを持った状態で足場が悪い道を歩くとバランスが取れず、転倒してケガをする危険も。万が一転倒しても両手が自由になっていれば、受け身を取ることや頭部を守る行動が取れます。また、キャンプや釣りでは、両手が空いていると細かな作業がしやすく便利です。
編集部おすすめのヘッドライトのメーカー5選
ヘッドライトを選ぶ際に気になるのがメーカーです。万が一の際に故障していて使えないと危険なので、信頼できるメーカーのアイテムを選びましょう。ここでは、愛用者が多く、信頼できるヘッドライトを発売しているメーカーを紹介します。
GENTOS(ジェントス)
日本を代表する照明器具メーカー「ジェントス」。明るさ最強の1,000ルーメン超えのモデルから、50g以下の軽量モデル、1,000円あれば手に入るコスパ最強アイテムまで、幅広いラインナップとリーズナブルな価格設定で多くの人に愛用されています。日本のメーカーならではの安心感と確かな品質を求める方におすすめです!
PETZL(ペツル)
フランスのアウトドアブランド「ぺツル」は世界初の山岳用ヘッドライトを製造したメーカーです。ペツルのヘッドライトの特徴は軽量であること。登山やトレイルランニング、クライミングで使用することを前提としているので軽くてコンパクトなアイテムがほとんどです。また、カラー展開が豊富で、鮮やかなオレンジやイエローなど、ほかのメーカーにないカラフルな色合いも魅力のひとつです。
Ledlenser(レッドレンザー)
ドイツのポータブルライト専門メーカー「レッドレンザー」。ドイツらしい堅牢な作りとシンプルなデザインが魅力的です。最強クラスの明るさを持つモデルや手ごろで携帯性の高いコンパクトなモデルまで幅広く展開しています。レッドレンザー独自の技術「アドバンスフォーカス」によって光の中心だけでなく端まで明るいことが特徴です。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
アメリカの登山用品メーカー「ブラックダイヤモンド」は、ぺツルと並ぶ登山用ヘッドライトの有名メーカーです。登山やクライミングで使用するヘッドライトを中心に発売しているので、非常に軽量なモデルが豊富に展開されています。機能性と軽量さのほかに、洗練されたデザインも魅力です。
TAJIMA(タジマ)
日本の建築用ツールメーカー「タジマ」は、主に工事現場向けのヘッドライトを展開しています。現場向けのアイテムだけあって、頑丈さに定評があり、アイテムによっては軽量でアウトドアに使用できるものも。「KEEP JUSTシリーズ」は新品の電池で使用開始した時の明るさを、電池切れまで継続。通常電池の容量が少なくなるにつれて、光量は減っていくことがほとんどなので、革新的な技術と言えます。ヘルメットに装着できるアイテムを多数展開しているので、工事用や現場作業用ヘッドライトを探している場合はタジマ製品をチェックしてみましょう!
ヘッドライトの選び方
ヘッドライトには非常に多くのメーカーから多くの種類が発売されています。ここでは、用途に合わせて適切なヘッドライトを選ぶ方法を紹介します。
ルーメン(明るさ)
まずは、明るさを選びましょう。ヘッドライトの明るさは「ルーメン」という単位で表記されます。明るければ明るいほど良いと勘違いしそうですが、明るすぎると周囲の人やすれ違う人に迷惑をかける可能性も。そのため、用途に合わせて最適な明るさを選ぶ必要があります。
登山では、100〜300ルーメン程度のヘッドライトを選びましょう。特に日の出前に行動を開始する場合は、300ルーメンあれば足元や前方を十分に照らせるため安心です。ただし、明るすぎると、すれ違う登山者に対して眩しさを感じさせ迷惑をかけるだけでなく、危険に晒す可能性もあります。300ルーメン以上のヘッドライトを使用する際は、周囲の状況に応じて明るさを調整しましょう。
キャンプ場で使用する場合は、50〜200ルーメンの明るさが適しています。照明がまったくないキャンプ場では200ルーメン、照明があるキャンプ場では50〜150ルーメンがあれば安心して過ごせます。消灯後にトイレに行く際や、テント内で必要なものを取り出す際に十分な視認性を確保できます。
300ルーメン以上のヘッドライトが適しているのは、夜間の登山や夜釣り、工事現場での作業などです。命にかかわる危険がある状況では、できるだけ明るいヘッドライトを持参するようにしましょう。
サイズ・重さ
ヘッドライトは頭部に装着して使用するため、サイズと重量にも注目しておきましょう。サイズと重量は明るさや機能性、バッテリー性能に比例して大きくなる傾向があります。日帰り登山時の万が一のそなえにザックに入れておく場合など、緊急時のみの使用ならコンパクトで軽量なアイテムがおすすめです。また、キャンプで使うかもしれないと思って念のため準備する場合も、邪魔にならないようコンパクトで軽量なアイテムにしておきましょう。
街灯の少ないエリアでの夜の散歩やランニングで使う場合も、軽量なものがおすすめです。50g以下のアイテムなら頭部に装着していることを忘れるほど軽いので、散歩やランニングの邪魔になりません。
逆に夜間の登山や夜釣り、工事現場で使用する場合は重たくなっても明るさを重視しましょう。手元や足元が見えないと危険なので、重くても必要な光量を確保してください。
電源タイプ
ヘッドライトの電源は充電タイプと電池タイプ、その両方を使い分けられるハイブリッドタイプの3種類です。
- 充電タイプ
充電タイプのメリットは電池の交換が不要でランニングコストがかからないこと。中にはバッテリー残量を確認できるアイテムもあり、残りの充電量を把握可能です。また、モバイルバッテリーで充電できるアイテムなら、使用中に充電切れを起こしても、その都度充電ができます。再充電完了までに時間のかかるアイテムの場合は、使用前日までに必ず満充電にしておきましょう。
- 電池タイプ
乾電池やボタン電池を使用するタイプです。予備の電池を準備しておけば、使用中に電池切れを起こした際もすぐに交換できる点がメリット。電池残量を確認するためには、バッテリーテスターなどの機器が必要になる点がデメリットです。中にはエネループやエボルタといった充電式の電池を使用できるアイテムもあります。環境に優しく経済的なので気になる場合はチェックしてみましょう。
- ハイブリッドタイプ
充電式バッテリーと乾電池・ボタン電池の両方を使い分けられるタイプです。長時間の使用の際にはハイブリッドタイプがおすすめ。充電したバッテリーを使い切っても、乾電池で使用可能。満充電したバッテリーと新品の電池を使えば、約2倍の時間使用できます。デメリットは充電タイプや電池タイプと比較すると値段が高いことです。
明るさ別!最強のヘッドライトおすすめ26選
ここからは、明るさ別におすすめのヘッドライトを26選紹介します!明るさ最強1,000ルーメン超えのアイテムから100ルーメン以下のコンパクトタイプまで、用途に合わせて気になる1台を見つけてください。
【1,000ルーメン以上】ヘッドライト3選
【350〜1,000ルーメン】ヘッドライト12選
【100〜300ルーメン】ヘッドライト8選
【100ルーメン未満】ヘッドライト3選
キャンプ・登山・釣り用のヘッドライトにあると便利な機能
防水・防塵性能
突然の雨に降られる可能性のある登山や、濡れる可能性がある釣りでは防水・防塵性能もチェックしておきましょう。
ヘッドライトの防水・防塵性能は「IP○○」と記載されており、前の○に入る数字が防水性能、後ろの○に入る数字が防塵性能の高さを意味します。「IP54」であれば防塵レベルが5で防水レベルが4という意味です。
登山や釣りなど「濡れる可能性があるかも」という状況で使用するなら、防水性能のみでも問題ありません。性能はIPX4がおすすめ。多少水に濡れても故障しない防水性をそなえています。
雨が降ることが確実な状況で使用する場合はIPX6以上の防水性をそなえたアイテムを使用しましょう。IPX6なら「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」レベルの防水性能となります。
防塵性能は、工事現場や災害時に使用する場合は必要な要素です。IP5Xの防塵性能では、粉塵から製品を保護するレベル。IP6Xの防塵性能では、塵や砂ほこりなどの侵入を完全に遮断してくれます。状況に応じてヘッドライトが故障しない防水・防塵性能を選択しましょう。
角度調整やレッドライトモード
ヘッドライトにはアイテムによって便利な機能を搭載しているアイテムがあります。おすすめの機能は角度調節機能とレッドライトモードです。
- 角度調節機能
ライトの角度を調節でき、照らしたい場所をピンポイントで狙えます。足元を照らしたい場合に頭を下に向けなくてもいいので、前方を確認しつつ足元の安全性を確認できます。また、人とすれ違う際に角度を下げれば迷惑になりません。
- レッドライトモード
レッドライトモードを搭載していれば、山小屋やキャンプ場でライトが明るすぎて迷惑をかけることがありません。赤いライトで最低限の明るさを確保して、手元や足元を照らすことができます。周囲の人が眠っている状況で、手元を照らしたい場合に便利です。
最強のヘッドライトで暗い場所でも安全に行動しよう
暗い場所での行動や手元を照らしての作業、災害時に活躍するヘッドライト。多くのモデルが発売されていますが、選ぶ際は、使い方に合わせて明るさやサイズ、重量、電源タイプ、防水性などを検討して最適なアイテムを選択しましょう。また、ヘッドライトが正常に作動しないと危険な状況になる可能性もあるので、信頼できるメーカーのものをおすすめします。どれを選べばいいか迷った際は、この記事で紹介したおすすめアイテムの中から、気になる1台を見つけてみてください。