親子キャンプで夏の駆け込み思い出づくり!シンプル&コンパクトなギア選びを意識
キャンパーのみなさんは今夏、アウトドア遊びを目一杯楽しめましたか? 実はこの夏の終わりのシーズンは、混雑具合や気温などを考慮すると、キャンプに向いている時期なんです。特にパパキャンパーで、まだ子どもと一緒にアウトドア遊びを満喫できていない人は、このタイミングを狙って出かけるのもアリ。今回は「パパと息子の親子キャンプ」において、必ず役立つシンプル&コンパクトなギアをご紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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一生の夏の思い出となる男同士の親子キャンプ!
夏は終わりかけでも、まだギリギリセーフ!
キャンパーのみなさん、今年は夏を遊び倒せましたか?きっとファミリーみんなで一緒にだったり、友人同士だったりと、さまざまなスタイルでアウトドアを満喫したことでしょう。
ただ、息子さんがいるパパキャンパーは、どうせなら男同士のアウトドアな体験をさせてあげたくなったりしませんか? 野外で思い切りはしゃぐ体験は、わんぱくな男の子にとって貴重な経験となること間違いなしです。
ギアはシンプルに使えてコンパクトなものがいい
そんな親子キャンプにおけるギア選びのコツは、サイズ感と見た目。コンパクトにまとめれば移動や持ち運びが楽で遊びに集中できますし、男同士のキャンプだからこそ簡潔なルックスでかっこよくまとめるのがいいでしょう。
将来、子どもが自分でキャンプをするようになったとき、「お父さんってかっこいいギアを持っていたんだなあ」と思ってもらえるような、実用性にすぐれた道具を揃えておくのが吉です。
まずは拠点となるテントサイト作りから!
テントは設営が簡単なタイプを選ぼう
さあ、そんな親子キャンプで選びたいギアの中でも、まず紹介するのがこちら。ホールアースの「アースドーム 240 SC」です。3〜4人が寝られるサイズですが、収納時は約幅25×奥行き25×高さ65cmと非常にコンパクトになる優れもの。1つ持っておけば、家族みんなでキャンプをする際にも役立ってくれますよ。
フライシートの裏側にはシルバーコーティングを施すことで、暑い日のテント内の温度上昇を抑制。さらにUPF50+となっているので、強烈な紫外線から子どもの肌を守ってくれます。
インナーテントのメッシュ部分には、帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した防虫素材「スコーロン」を使用。虫を寄せつきにくい仕様がありがたいです。
寝室は約幅240x奥行き240x高さ175cmの広々サイズ。親子でのんびりと大の字で寝ることが可能です。
使用しているポールはアルミ合金製で、軽量かつ引っ張りや折り曲げ対しても強いのが特長。
210デニールの高密度生地を使用し、3000㎜の耐水圧を備えたフライシートは頼り甲斐あり。撥水加工に加え、火の粉が付着した際に燃え広がりにくい難燃加工も施しました。安心の設計です。
チェア&テーブルはロースタイルが親子キャンプ向き
子どもへの手の届きやすさや安全性を考慮すると、親子キャンプではロースタイルのチェアを選ぶのがベター。そこでおすすめしたいのが、ホールアースの「ローキャリー コンパクトチェア」です。
スクエアスチールパイプを採用した安定感の高い1品で、使用時のサイズは約幅55×奥行き65×高さ68cm。そして地面から座面までの距離は約26cmと、ほどよい高さでリラックスした姿勢をとれます。
肘掛けには天然木を採用。肌触りがよく、黒一色のタフな印象をナチュラルに和らげてくれます。
収納時のサイズは約幅55×奥行き63×高さ8cmで、クルマに積み込む際もちょっとした隙間に差し込めるのが魅力。重量は約3.4kgなので、持ち運びも楽ちんですよ。
続いてテーブルはこちら。ホールアース「マルチメッシュオーバーライドテーブル+」です。2つのテーブルと1枚の天板がセットになったこちらのアイテムは、その名の通りマルチに使える秀逸なアイテム。
テーブルの使用時のサイズは約幅70×奥行き30×高さ34.5cmと、上でご紹介したローキャリー コンパクトチェアの隣で使うのにぴったりなサイズ感。
テーブルはスタッキングが可能なため、限られたスペースでも使い勝手よし。天板はテーブルの上に乗せるだけなので、セットの手間いらずです。
また、テーブル同士を並列につなぐことも。各テーブルに備えられたピンと窪みを合わせればいいので、サッと連結できますよ。
スチール製の天板は、火から取り出したばかりの熱い調理器具をそのまま置けるのがメリット。なるべく子どもから目を離したくない親子キャンプでは、細かな手間を減らしてくれるこういったアイテムを選ぶといいですよ。
シュラフは洗えるタイプがおすすめ
さて、お次はシュラフです。こちらはホールアースのワイド幅タイプ「ラルゴ 10」。そのサイズは約幅90×奥行190cmと、大人の男性でも余裕たっぷりで寝られる大きさと、洗濯機で丸洗いできるのが魅力です。子どもとのキャンプは、なにかと汚れやすいもの。そんなシーンで使うシュラフは、やっぱり手軽に洗える1品がいいですよね。
シンプルな表地に対し、裏地は落ち着いた総柄で変化をつけました。リバーシブル仕様となっています。
封筒型から広げるとこんな感じ。ラグマット的にも使えるので一石二鳥ですね。同じモデルの製品であればスナップボタンで連結が可能なので、親子でお揃いを手に入れるのもアリです。
本体付属の収納袋に収納すれば、クッションとして使用することも。キルティング仕様なので、アウトドアシーンではもちろんインテリアとしても活躍してくれること必至です。
パパも料理ができるところを見せよう!
手間のかからない調理器具を用意しておくことが大切
親子2人でのキャンプでは、当然パパが調理を担当することになります。ソロであればカップラーメンなどでササッとすませることも可能ですが、子どもがいるとそうもいきません。かといって、ガッツリと本格的な料理を作る時間もないのが親子キャンプ。だったらセッティングが簡単な手間いらずのギアを持参し、手際よくキャンプ飯を準備するのがいいでしょう。
で、オススメなのがこちら。ホールアースの卓上コンロ「ラップトップグリル」です。商品名を体現するような形状は、まるでパソコンのよう。机の上で本体の上蓋を開け、付属のロストルと焼き網をセットするだけで準備が完了。10秒もあればテーブルの上にコンロが出現します。
それでいて畳んだ際のサイズは約幅40×奥行き30×高さ2.6cm。重量は約2.7kg。子どもが片手で運べる重さ&大きさなので、持ち運びの手伝いをお願いするのもアリ。
グリル部分のサイズも親子2人で使うには十分。クッカーでホットサンドを焼く傍ら、野菜や肉を直接のせて炭火でじっくり調理するなんて使い方も。また、片付けも炭を抜いて本体が冷えたらパタンと畳むだけなので、10秒とかからないのが嬉しいところ。その使い勝手のよさに、きっと想像以上に驚きますよ。
クッカーが欲しかったら、こちらのホールアース「インフィニティクッカー」をぜひ手にとってみてください。
朝食やおやつ作りに役立つこちらのクッカーは、取り外し可能なセパレート式。そのため単体のときは、フライパンとして使用することもできます。
本体は食材が焦げ付きにくいアルミニウム合金。細かい部分ですが、ストレスを軽減してくれます。
熱源は炭や薪などの直火はもちろん、IHにも対応しています。昨今人気のポータブル電源を使ったキャンプでも、IHコンロの上で使えるから安心ですよ。
せっかくなので、もう1つ調理器具をご紹介。こちらは同じくホールアースの「カスケットクッカー 2.0」です。精悍なブラックは男らしい印象で、父と息子の親子キャンプで使うのにぴったり。
持ち手はPVCラバー製なので、本体が熱い状態でも簡単に移動させることが可能。
本体とフタにはフッ素樹脂加工を施しており、食材がこびり付きにくいのが嬉しいところ。スルッと汚れが落ちてくれるので、洗うのも楽ちんですよ。
本体サイズは約幅17.1×奥行き9.6×高さ6.9cm。そのためご飯を炊くのはもちろん、肉を焼いたり、深さがあるのでスープ作りなんかにも対応してくれるマルチなアイテムです。
夏の終わりに親子キャンプへと出かけよう!
以上、父と息子の2人で親子キャンプへ行く際に心がけたいこと、そして選びたい道具をお届けしました。
もうすぐ終わってしまう今年の夏。せっかくなら、最後にもう1つアウトドアな経験をさせてあげるためにも、今回紹介したギアをゲットして、子どもと一緒に自然の中へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
道具を選ぶ際は、シンプルでコンパクトになるものを。するとキャンプ遊びそのものに集中できるので、思い出がより色濃いものとなりますよ。さあ夏が終わる前に、親子キャンプを満喫しましょう!