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固形燃料とストーブ

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固形燃料おすすめ13選!お湯を沸かすだけでなく料理にも活用しよう

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軽量・コンパクトで、アウトドアの熱源にぴったりの固形燃料。火おこしが簡単で、五徳やコンロにセットして着火するだけですぐ調理に取り掛かれます。しかし卓上タイプや缶タイプなど種類はさまざまで、自分にあった固形燃料を見つけるのは案外難しいもの。この記事では、固形燃料を選ぶ際にチェックしたいポイントとおすすめ商品を紹介します。

手軽に着火!固形燃料の魅力は?

キャンプで使う固形燃料

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固形燃料とは、メタノールやヘキサミンなどの燃料を固形にしたもの。固形燃料は着火が容易で、マッチやライターなど広く普及している点火源で簡単に着火できます。また、手のひらサイズのものが多く持ち運びしやすいので、荷物をなるべく減らしたい登山やソロキャンプで使う燃料としても優秀です。 固形燃料の弱点は、火力に制限があること。ガスバーナーと異なり燃焼時間や火力の調節ができず、基本的には着火したら燃料が燃え尽きるまで消せません。そのため細かい火力調節が必要な料理には不向きで、点火したら放置しておくだけでよい炊飯や湯沸かしに用いるのが効果的です。 また、風に弱いのもデメリットのひとつ。風防を使用しないと炎が風にあおられ、十分な加熱ができなくなってしまいます。逆に言えば、風防を使うことで耐風性の弱さはある程度カバーできます。

固形燃料の選び方

固形燃料にはいくつかのタイプがあり、適したシーンや使い勝手が異なります。選び方のポイントをおさえて、使用目的や手持ちのストーブなどに合った固形燃料を選びましょう。

燃焼時間や用途にあわせてタイプを決めよう

固形燃料には、タブレットタイプ・ゼリータイプ・卓上タイプ・缶タイプの4種類があります。タイプによって使い勝手が異なるので、用途に合わせたものを選びましょう。
火力を重視する人には、タブレットタイプかゼリータイプがおすすめです。タブレットタイプの主成分はヘキサミンという化合物で、火力が強く高い燃焼力を持つのが特徴。そのため高山や、低温環境でも効率よく燃焼します。冬キャンプ・森林限界を超えるような登山などハードな環境下で役に立ち、使う個数で火力を調節できるのもメリット。
ゼリータイプは、袋の中にゼリー状の燃料が入った固形燃料。袋ごと燃やせて使い勝手がよいのが魅力です。1つあたりの燃焼時間は短いものが多いですが、そのぶんパワフルなのが持ち味といえます。
卓上タイプの固形燃料

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適度な火力で安定した扱いやすさを求めるなら、卓上タイプがぴったりです。卓上タイプの主成分はメタノールで、火力が強すぎず安定した炎で燃焼するのが特徴。鍋や炊飯など安定して加熱したい調理に向いています。アルミの受け皿に乗っているものが一般的で、受け皿の準備が必要なくアルミ箔ごと処分できる扱いやすさも魅力的。コスパがよいので、頻繁に使う人にもうってつけです。
燃焼時間が長く、長期保存できるものを探しているなら缶タイプを選びましょう。缶タイプは燃焼時間が長いものが多く、1~2時間連続で使用可能です。煮込み料理などじっくり加熱して調理したいときに適しています。 また保存期間が非常に長く、半永久的に保管可能。いざというときの防災用としてもひとつ持っておくと安心です。一度点火しても、ふたを閉めて消化すれば何度でも再利用ができたり、ふたの開閉度で火力を調節できるものがあったりするのも特徴です。

サイズはコンロ・五徳の大きさにあわせてチョイス

ストーブのサイズに合った固形燃料

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基本的に固形燃料は、サイズが大きいほど燃焼時間が長くなります。サイズは小さいもので10g、大きいもので40g程度。求める燃焼時間に合わせて選ぶのが重要ですが、使用するコンロや五徳に収まるサイズであることを大前提に選びましょう。調理器具に対して炎が大きすぎると、火がコンロから漏れて危険な場合もあります。サイズごとの燃焼時間の目安は以下の通りです。
  • 20g:約18分
  • 25g:約20分
  • 30g:約22分
実際の燃焼時間は固形燃料ごとに異なり、コンロの種類や形状などさまざまな条件によって変化します。

引火点は400℃以上を目安に選ぼう

タブレットタイプの固形燃料

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固形燃料は、引火点がなるべく高く400℃以上のものを目安に選択しましょう。引火点とは、火気や静電気などの点火源を燃料に近づけたときに、燃焼が始まる最低温度のことを指します。基本的に、通常の使用で気を使わなければならないような低い引火点のものはありません。しかし、何らかの原因で固形燃料が高熱にさらされた場合、引火点を上回ると意図せず燃焼してしまう恐れがあることは留意しておきましょう。

固形燃料のおすすめ13選

固形燃料の使い方

固形燃料を適切に使いこなすため、使い方も確認しておきましょう。タイプごとの保存方法や一緒そろえておくべきアイテムを紹介します。

使用期限にも注意。正しい保存方法は?

固形燃料を保管する際は、直射日光・高温・多湿を避け、涼しく風通しの良いところを選んで保管しましょう。特に卓上タイプの場合は、原料のメタノールが揮発して品質が変わりやすいので、開封したらなるべく早く使い切るのが理想的です。頻繁に使う人は、チャック付きの商品にも注目しましょう。 一方でゼリータイプは気密性が高いので、一般的に卓上タイプよりも使用期限は長く設定されています。また缶タイプについては長期保存を前提としており、使用期限には定めがないものがほとんど。直射日光があたらない温度の安定している場所に未開封で保管していた場合、数年間備蓄していても使用可能な商品もあります。

コンロ・五徳・受け皿もそろえよう!

受け皿の中の固形燃料

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固形燃料を使って調理をする場合、固形燃料単体では調理ができません。クッカーを乗せるためのコンロや五徳が必要となります。またアルミ泊の受け皿がついていない固形燃料を使う場合は、受け皿が必要となります。五徳・風防・受け皿の機能がセットになった商品もあるので、それぞれ別でそろえる手間を省きたい人はチェックしてみてください。

固形燃料を活用してアウトドアをもっと気軽に楽しもう

固形燃料はライター・マッチで簡単に着火でき、軽量コンパクトなためアウトドアシーンと相性がよい燃料のひとつです。火力に制限があったり耐風性が低かったり弱点もありますが、デメリットを把握したうえで適切な用途に用いれば、効果的に調理ができます。タイプやサイズなど、目的と調理器具に合わせたものを選んで、快適なアウトドアを楽しんでください。

今回紹介したアイテム

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