スタンレーのおすすめ水筒14選！食洗機対応モデルやタンブラーも紹介

「スタンレー」は、1913年にアメリカのマサチューセッツ州で誕生したブランド。創業者であるウィリアム・スタンレーJr.が真空スチールボトルの原型を開発したことからスタートしました。設立から100年以上経っても、「保温・保冷性に優れた真空ボトル」の代名詞的ブランドとして世界中で愛され続けています。

スタンレーの水筒は「高度12,000mから落下させても壊れなかった」という伝説もあるほど、とにかく丈夫なことが魅力です。さび止め加工済みのステンレス素材を使用しているため腐食にも強く、「孫の代まで使える」ともいわれています。

スタンレーの水筒はシンプルでクラシカルなデザインが魅力。「ハンマートーン」塗装が醸し出す絶妙な光沢とワイルドさは、アウトドアシーンをおしゃれに演出してくれます。取っ手の持ちやすさや洗いやすさなど使用感にもこだわられており、機能性とデザイン性の高さが人気の秘密です。

保温・保冷機能の高さも人気の秘密。スタンレーの水筒は、真空断熱構造で、外気温の影響を受けにくくなっています。これにより、冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいまま長時間温度をキープすることが可能です。 たとえば、スタンレーの定番「クラシック真空ボトル 1.0L」だと、保温効力83℃以上、保冷効力5℃以下をそれぞれ6時間保てるスペックがあります。

細長い水筒は奥まで手が届きにくく、製品によってはパッキンや内ブタなど細かなパーツが多く含まれているため、手洗いにさらに手間がかかることもあります。 その点、スタンレーの水筒は高性能でありながらパーツが少なくお手入れが簡単です。また、口が大きいのでスポンジやブラシが入りやすくスムーズに洗えます。食器洗浄機にも対応していることから、毎日使いたい人にもおすすめです。

スタンレーの水筒は種類が多く、選び方に迷ってしまう人も多いですよね。ここではスタンレーの水筒の選び方のポイントを詳しく解説していきます。

現在スタンレーで販売されている水筒のシリーズは主に4つ。それぞれの特徴を紹介します。

「クラシックシリーズ」は、スタンレーの歴史を継承している定番ライン。ブランドの代名詞ともいえる「ハンマートーングリーン」のモデルに加え、美しい自然からインスピレーションを受けた鮮やかなカラーがあります。また、マグからボトルまで製品ラインナップが充実していることも特徴です。 全シリーズの中でもスペックと価格のバランスがとれたラインのため、アウトドアで使う水筒に迷ったら、こちらを選んでおけば間違いないでしょう。

「いつでもどこでも気軽に使える」をコンセプトに、軽量でシンプルなモデルを展開する「ゴーシリーズ」。ブラックやグリーンの定番色に加え、ピンクやブルーなどのパステルカラーもそろっています。 クラシックシリーズと比較すると保温・保冷力は落ちますが、ちょっとした外出や日帰りレジャーに使うには十分。スペック特化でない分、価格が比較的手頃で購入しやすいことがメリットです。

クラシックシリーズの頑丈な構造と保温・保冷性能を、より多用途なデザインに落とし込んだのが「アドベンチャーシリーズ」。 クーラーボックスやウォータージャグ、クックセットなど、「水筒」「ボトル」にとらわれないアイテム展開が魅力です。特にストロー付きの「スリムクエンチャー」はほかのシリーズにはない独自アイテム。使いやすいフォルムと抜群の保温・保冷性能、ファッション性のあるカラーで話題を集めています。

2024年2月に日本に初上陸した新シリーズ「エアロライト」。最大の魅力はスタンレー史上最軽量ともいわれる「軽さ」です。保冷機能はそのままに、従来モデルより33％の軽量化が実現しています。今までのスタンレーにはなかったビビッドなカラーもポイントです。 携行性に優れているので、スポーツやハイキングなどアクティブなシーンにもぴったり！シリコン製の取っ手や手にフィットしやすいサイドのくぼみなど、使いやすさをアップさせる機能もたっぷり詰まっています。

スタンレーの水筒には容量0.23Lの真空マグから1.9Lの大容量ボトルまで、多様なサイズがあります。1人分の飲み物を持ち運ぶなら500ｍL前後が便利。ペットボトル1本分の容量なので、普段使いにもぴったりです。片手でも持ちやすいコンパクトなサイズで、持ち運びの負担にもなりません。 レジャーで使用するなら1L前後の容量がおすすめ。親子でピクニックする際に飲み物や2人分のカップラーメンのお湯を持ち歩きたい場合にも最適なサイズです。アウトドアで1日使いたいならさらに大きなモデルをチェックしてみましょう。口が広いものは氷のストッカーとしても活躍します。大型のものほど重さも増す傾向にあるため、ハンドルの位置や大きさなど持ち運びのしやすさも確認しておくと安心です。

意外と見落としがちですが、飲み口にも注目してみましょう。スタンレーの水筒にはコップに注ぐタイプと口を付けて直飲みするタイプがあります。さらに、飲み口の形状にもいくつかの種類があるので、用途に合わせて選びましょう。

飲み口付きタイプは、飲み物が飲みやすくこぼしにくい形状になっているので、シーンを問わず使いやすいことが特徴です。飲み口の形状はモデルによっていくつかの種類があります。キャップを外すタイプのものは、飲み物をごくごく飲みたい人におすすめ。量の調節はややしにくいので熱い飲み物を飲む際は注意しましょう。 プッシュボタン付きのものは、ワンプッシュで飲み口が開くので片手でも飲みやすいことがメリットです。フタの開け閉めの手間がないのでとても手軽ですが、飲み口が露出しているため、衛生面を気にする人には不向きかもしれません。

マグタイプは口当たりが良く、コップ感覚で気軽に使えます。飲み口が広く、洗いやすいこともポイント。口が広い分こぼれやすさはありますが、熱い飲み物をフーフー冷ましながら飲みたいシーンにも最適です。

フタを回転するとストローが出てくるタイプは、運転中やスポーツ中でもさっと水分補給ができます。パーツが多いためお手入れにやや手間がかかりますが、飲む量の調節もしやすく子ども用としてもおすすめです。密閉性は低いので、移動時は傾けないように気をつけましょう。

選び方の中でも、特に重視すべきなのが「容量」。ここからは、「500mL未満」「500mL〜1L未満」「1L以上」の3つにわけて、スタンレーの水筒のおすすめ製品を紹介します。自分のライフスタイルにぴったりのものを見つけてみてください。

スタンレーの公式オンラインサイトではパッキンやストローなど、部品のみの販売もおこなっています。パーツを交換することで長期間使用できるので、劣化がないか定期的にチェックしましょう。

きちんとフタを閉めても中身が漏れてしまう、という場合はパッキンの劣化が原因かもしれません。ヒビが入ったり、変色してしまったりした場合も交換しましょう。スタンレーの交換用のパッキンはクラシック真空ボトルやゴー真空ボトルなど幅広く取り扱っています。 スタンレー

真空スリムクエンチャー用のストローも販売されています。直接口を付けるストローは衛生面も気になるところ。定期的にパーツを交換して快適に使いましょう。 スタンレー

クラシック真空ボトルやゴー真空ボトル、真空スリムクエンチャーなどのフタやカップも交換が可能です。落として傷が付いたり割れたりした場合、フタのみを交換できるのはうれしいですよね。 スタンレー

中ブタや中栓は、クラシック真空ボトルやゴー真空ボトルに対応しています。飲み物に直接触れる部分は汚れやすいので、チェックをして不具合があれば交換しましょう。 スタンレー

スタンレーの水筒はビンテージ感のあるデザインと、抜群の保温・保冷性で人気のアイテム。アウトドアはもちろん、普段使いとしても優秀で、多くの人に愛されています。パッキンなどのパーツを自分で交換できることもうれしいポイント。本記事で紹介した内容を参考に、スタンレーの水筒をぜひ手に入れてみてください。