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100均ギア傑作選ダイソーのマイクロストーブの画像

ソロストーブの革命児!?アレンジ幅無限大なダイソーの「マイクロストーブ」【100均ギア傑作選vol.16】

2023.05.17ノウハウ

「キャンプ用品をあれもこれもとそろえていると、いくらお金があっても足りない…」。そんな悩めるキャンパーの心強い味方が均一ショップです。100円、300円だからとあなどることなかれ。大手アウトドアブランドに劣らない、ハイクオリティのアイテムが目白押しです。【100均ギア傑作選 vol.16】では、ダイソーの「マイクロストーブ」を紹介します!

毎月16日掲載「100均ギア傑作選」

毎月16日掲載「100均ギア傑作選」では、Instagramで見つけた知られざる名品を紹介しています。取り上げるアイテムは全て均一ショップで手に入るので、ぜひお試しあれ!
今月紹介するアイテムは、ダイソーの「マイクロストーブ」。2022年12月に販売されてから、SNSで話題沸騰中のアイテムです。1,100円の商品なので、ダイソーの中では高く思えるかもしれませんが、実力はたしかな名品! コンパクトなサイズ感は、サブの調理台として威力を発揮。炊飯、焼き物、蒸し料理など、汎用性も高いです。使える燃料や調理アイテムも、木炭からアルコールバーナー、スモークウッド、薪と幅広いのが魅力。愛用者の中には、DIYで自分だけのカスタムを施しているツワモノも。一体、どんな内容なのかもっと詳しく知りたいところ! そこで、Instagramで見つけた使い手に、自分流マイクロストーブの使い方をインタビュー。驚きの内容は必見です!

グリルにも焚き火台にもなるソロストーブが「ダイソー」で手に入る!

ダイソー「マイクロストーブ」の魅力は、何と言っても価格とクオリティの良さ。大手アウトドアブランドの最安値のものをねらっても、2,000円前後のものが多いので、1,100円はかなりお得です。しかもこの価格で、本体と網以外に、炭受けのロストルと収納袋つきなのもうれしいポイント。
小さく畳めて場所も取らず、使用した後でも収納袋に入れれば、汚れたままでも「とりあえず」で持ち帰れます。 @hi_okdさんいわく、素材もしっかりしているので強度も十分だし、コンパクトに折りたためるのでソロでも気軽に直火料理が楽しめるのが良いとのこと。

使い勝手抜群!炊飯、焼き物、燻製、蒸し焼きと何でもござれ!

@hohkin023さんは、一合用羽釜(はがま)の炊飯台として活用。かなりのシンデレラフィットで安定感があります!燃料は、炭ではなくトランギアのアルコールバーナーを使用。火力を調節できるイムコの「自動炊飯シリンダー」を設置して炊飯すると、まったく焦げもなく上手に炊けるとのこと。
@ogusukeさんは、炭火でじんわり熱を加えながら、豆餅を調理しています。まるで七輪で餅を焼いているよう!燃料は、着火剤がなくても火がつく「エコココロゴス」を使用。火力を上げたいときは、割った炭を足しています。
@hi_okdさんは、プチバーベキューを堪能。⁡「大量に焼かず、そこそこの高級部位を少量ずつチマチマ焼いて食べるのが醍醐味」ということで、肉はミスジと豚トロです! 着火材を新聞紙、燃料は木炭でチャレンジしたものの、なかなか火がつかず苦労したとのこと。本体が小さいので、うちわよりも火吹き棒でピンポイントに空気を送り込むのが良策なもよう。 
@narama_botti_campさんのお気に入りは、炭火で焼いたやきとり。いろいろ調理してみた中で、炭+やきとりがベストとのこと。炭火は、食材への火の入りが速いため、余分な水分を逃がしません。ジューシーなやきとりにするにはもってこい!それに、串焼き状に並べるやきとりは、網のスペースを無駄にせず、一回で効率的に食材を調理できます。
火床にスモークウッドを置いて、燻製を楽しむことも。
@every_263さんは、ダイソーのメスティンを2つ使ってプリンづくりに挑戦!3合炊き用のメスティンの中に1合炊き用を入れて、湯煎で調理しています。気になるできばえは…?
大きな「メスティン(3合)」の中に、小さな「メスティン(ハンドル付)」を入れた状態で、下からアルコールストーブで熱を加えながら、ふたをして10分ほど湯煎。 プリンも含め、メスティンに食材を入れて蒸すだけで、できあがる「放ったらかし調理」がおすすめとのことで、シュウマイ、中華まんなども楽しめます。

側面を開放すれば、燃料の追加や入れ替えも楽ちん

燃料の炭や薪が燃え尽きれば、交換や追加は必須ですが、できれば火を絶やさず、調理をしたいもの。@138campingcrewさんは、マイクロストーブの側面を開けて、スキレットで炒め物をしながら、薪を追加。効率よく火を育てています。これなら、網で調理をするときも、網を外さずに燃料を追加できます。 ただし、説明書には記載のない使い方のため、挑戦する際は、安全面に十分注意しましょう。

DIYで二層式に!デッドスペース皆無の優秀技

ここからは、調理の幅を増やすためDIYに挑戦した使い手を紹介します。@narama_botti_campさんは、針金と網を活用して二層式にカスタム。本体の両側にある桜型の穴に、針金を束にして棒状にしたものを平行になるように2本通し、その上に網を乗せればできあがり。
上画像では、下段にスモークウッド、中段にウインナーと卵、上段にチーズを置いて燻製をしています。一度にたくさんの食材を調理できる画期的なアレンジ技でした。

自作アルスト+小型リフト設置で調理の幅を広げたツワモノも

@every_263さんは、自作のアルコールストーブ+小型リフトを設置して火加減を調節できるようにDIY。とろ火、弱火、中火の3段階の火加減を駆使して、いろいろな料理を楽しんでいます。
自作のアルコールストーブは、ジョッキ缶で制作!
小型リフトは、Amazonで1,000円前後で購入した品を使用。設置する際は、マイクロストーブのドアになる部分(上写真の赤い矢印)に穴を開けて、リフトのダイヤルが出るように工夫したとのこと。 これで火加減も思うがまま。クッカーやメスティンなどの調理器具から小型のリフトを離せば強火。密着させればとろ火と使い分けもできる最強仕様の完成です。

次回(6/16)もお楽しみに!

コンパクトに折り畳めで持ち運びが便利なだけでなく、さまざまな料理に使えて使い勝手も抜群。やり方次第では、カスタムも可能でお値段は1,100円…と、さすがはダイソーの売れ筋グッズ。ダイソーへ行くのなら「マイクロストーブ」は要チェックです!

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